水稲冷害研究チーム
98年宮城県技術情報
なお,詳しい内容に関する問い合わせは宮城県にお願いいたします.
低温と日照不足に関する臨時情報
平成10年7月29日
宮城県農政部農業技術課
1.気象情報
「低温と日照不足に関する宮城県気象情報」が、平成10年7月24日に仙台管区気象台から発表された。宮城県では、オホーツク海高気圧の影響で、今後2週間程度は気温が低く(日平均気温が平年より3度前後低い)、日照時間が少なくなる見込みである。
2.水稲
(1)生育概況
7月28日現在、県内の水稲の大部分は減数分裂期に達しており、南部平坦地域では出穂期に達したものも見られ(7月25日現在)、本年の出穂期は平年並〜2日程度早いと予想される。
(2)技術対策
・気象経過からするといもち病の多発が心配されるので、上位葉への葉いもちの進展を予防するため、病斑を見つけ次第茎葉散布剤による防除を実施する。
・穂いもち予防の粒剤を施用する水田では要求に実施する。
・参考:発生予察情報注意報第2号(7月29日)「葉いもちの上位葉への病勢進展、穂いもち多発の恐れ」
・出穂期から開花期(出穂後約10日間)にかけて、水稲は水を多く必要とするので、水を切らさないように管理する。開花期以降は間断灌漑とし、上位葉や根の活力を維持して登熟の促進に努める。
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