水稲冷害研究チーム
2000年青森県稲作指導情報
なお,詳しい内容に関する問い合わせは青森県にお願いいたします.
稲作生産情報 第1号
平成12年3月7日
青森県農業生産対策推進本部
1 育苗計画
田植時期(5月10〜25日頃)に合わせ、中苗の場合では、田植え予定の35日前を目安に、は種作業を行えるよう準備する。
2 苗代地の準備
苗代予定地に残雪が多い場合は、土やくん炭を散布して消雪を促進させる。停滞水が見られる場合は、排水溝を作るなどして苗代地の乾燥を早める。
3 塩水選
種籾は、枝梗等を取り除いて精選し、10a当たり4kg程度準備する。
また、充実した種籾を選別するため、比重(うるち1.13、もち1.08)選を行う。 塩水選後、種籾は直ちに水洗いする。
4 種子消毒
病害の発生を防止するため、薬剤の使用基準を守り、粉衣法、高濃度短時間浸漬法、低濃度長時間浸漬法のいずれかで行い、消毒液の残りや使用器具の洗浄液は、河川や湖沼等に流入しないようにする。
5 浸種
積算水温で100℃を目安に10〜14日間程度行う。特に「ゆめあかり」では「むつほまれ」に比べて発芽勢が不揃いとなりやすいので、十分に浸漬する。
また、薬効を保つため、最初の2日間は水の交換を行わず、その後は3日に1回程度の割合で水を交換する。
6 催芽
種籾を30〜32℃で16〜20時間加温し、ハト胸程度に仕上げる。特に「ゆめあかり」は発芽を揃えるよう仕上げる。
なお、40℃以上になると発芽能力が低下するので、温度管理に十分注意する。
7 床土等の準備
床土は、pH4.5〜5.5の土を1箱当たり(稚苗・中苗散播の場合)4.5リットル程度準備する。
また、地帯別に適正な栽植株数を確保できるよう必要な苗箱数を準備する。
8 置床
置床の施肥は、u当たり成分で窒素、加里が15g、りん酸が23gとなるように行う。
なお、ムレ苗等防止のため、pHが6.1以上の場合は、置床被覆方式にする。
reigai@tnaes.affrc.go.jp