水稲冷害研究チーム
2000年宮城県技術情報
なお,詳しい内容に関する問い合わせは宮城県にお願いいたします.
農作物の生育情報と技術対策
平成12年5月16日
専門技術員情報
1.水稲
1)生育概況
・県全体の田植え盛期は5月6日と昨年より1日遅く、平年より1日早かった。本吉地域の田植えは平年よりやや遅い。
・田植え後の活着は概ね順調であるが、5月4〜5日の強風により移植直後の苗に植傷みがみられたところがあった(大河原地域)。また、一部の地域でフザリウム属菌などによる苗立枯病がみられた。
・直播栽培の播種盛期となっているが、5月はじめに播種した圃場では出芽始期になっているところもある(築館管内)。
2)技術対策
・低温の日は5〜6cmの深水管理で保温に努め、それ以外は2〜3cmの浅水管理として初期生育を確保する。
・除草剤は使用時期、使用量を守って散布する。散布は3〜5cmの湛水状態で行い、4〜5日間保水する。なお、1kg粒剤を使用する場合は必ず吐出量を調整し、均一に散布する。
・補植用苗は葉いもちの発生源となるので、補植作業が終わり次第直ちに処分する。
・直播栽培の除草剤キックバック1キロ粒剤、サンウエル1キロ粒剤、ブッシュ粒剤25(水稲0.5葉期以降)の処理時期は、播種後5〜15日(ノビエ2葉期まで)となるので適期に散布する。
reigai@tnaes.affrc.go.jp