水稲冷害研究チーム
福島県「発生予察情報」
なお,詳しい内容に関する問い合わせは福島県病害虫防除所(電話 )にお願いいたします.
病害虫発生予報第2号(4月25日)
福島県病害虫防除所
- イネいもち病(育苗期):県内全域で発生量並み
- 予報の根拠
- 昨年の穂いもちの発生は少なかった。
- 種子の更新率が高く、消毒済み種子の利用が普及している。
- 防除上注意すべき事項
- 育苗床の内部や周辺には、稲わらや籾殻などを置かない。
- 育苗場所の通風をはかり、緑化期以降、高温・多湿にならないようにする。
- 発病苗は直ちに抜き取り、本病の蔓延を防ぐため薬剤施用を行う。(病害虫防除情報「ファピィ」情報番号20参照)
- イネ苗立枯病(ムレ苗症状を含む):県内全域で発生量並み
- 予報の根拠
- 4月の播種期の気温が低めに経過しており、本病の発生に好適な気象状況であった。
- 効果の高い薬剤による体系防除が普及している。
- 防除上注意すべき事項
- 育苗期間中は、極端な高温や低温を避け、気温の変動に応じた適正な温度管理を行う。(病害虫防除情報「ファピィ」情報番号400参照)
- イネヒメハモグリバエ:県内全域で発生時期は並み、発生量は県北・県南・浜通りではやや多い、会津では並み
- 予報の根拠
- 天候予報によると、5月の気温は平年より低いと予想されている。昨年度、5月の低温により発生が多い地域が散見された。
- 水田周辺のイネ科雑草において、一部の地域で本種の産卵が目立った。(病害虫防除情報「ファピィ」情報番号20参照)
- 防除上注意すべき事項
- 例年発生がみられる地域では、移植前に育苗箱施薬を行う。(病害虫防除情報「ファピィ」情報番号20参照)
- イネミズゾウムシ:県内全域で発生時期・発生量とも並み
- 予報の根拠
- 育苗箱施薬による防除の普及等により、近年の発生量は平年並みである。
- 防除上注意すべき事項
- 前年発生が多かったところでは、育苗箱施薬により防除する。ただし、軟弱徒長苗には薬害が出やすいので注意する。(病害虫防除情報「ファピィ」情報番号20参照)
- イネドロオイムシ:県内全域で発生時期・発生量とも並み
- 予報の根拠
- 育苗箱施薬による防除が普及している。
- 防除上注意すべき事項
- 例年発生が多い地域では、移植前に育苗箱施薬を行う。ただし、軟弱徒長苗には薬害が出やすいので注意する。(病害虫防除情報「ファピィ」情報番号20参照)
- イネ細菌性苗腐敗症(もみ枯細菌病、苗立枯細菌病)
例年、育苗期に細菌性苗腐敗症の発生が見られている。防除対策としては、育苗期間中、極端な高温多湿にあわせず、適正な温度管理に努めることが重要である。また、発病がみられた苗は、焼却、埋没して処分し、本田に持ち込まないようにする。
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