水稲冷害研究チーム

98年青森県「発生予察情報」


 なお,詳しい内容に関する問い合わせは津軽地域病害虫防除所(TEL.0172-52-6500)、南部地域病害虫防除所(TEL.0176-23-4290)にお願いいたします.

葉いもち注意報 第1号

平成10年7月13日

津軽・南部地域病害虫防除所

 7月6日以降津軽地域を中心に各地で発生が認められており、7月7,8日には広範囲にいもち病の感染に好適な気象条件が出現していることから、7月15日頃からの葉いもちの急増が予想されます。圃場をよく観察し早期防除を徹底しましょう。

1. 病害虫名:葉いもち
2. 発生地域:津軽地域
3. 発生量:多い
4. 注意報発令の根拠
1) 本田での初発は非常に早く、黒石市の常発地で6月22日に補植用取り置き苗の葉いもちから感染しているのを確認した。これは県全体の平年に比較して20日、発生の早かった前年に比較しても11日早かった。そこでは病勢が進展し、7月7日には全株で発生が認められ、発病程度が高くなっていた。
2) 7月6日以降上北地域を除く各地で発生が認められ、中には坪状に発生しているところもあり、早期多発の様相を示している。好適感染条件の出現が7月7,8日に津軽地域を中心に認められていることから、7月15日頃から葉いもちが急増すると予想される。
3) 西津軽郡と弘前市、南津軽郡、黒石市では、主にかけはし、むつかおり、もち米など抵抗性の弱い品種で、発生程度の高い圃場もある。
5. 防除対策
1) 補植用取り置き苗でいもち病の発生があるなど発生源が多いところや、抵抗性の弱い品種などでは、すでに防除時期になっているところもあるので、早急に圃場を見回り発生が確認された場合には直ちに防除する。
2) 7月15日頃から発生が目立ってくると予想されるので圃場をよく見回り、発生が確認された場合には直ちに防除する。
3) 発生が多く、防除剤散布後も病斑が増えるようであれば、5日毎くらいに追加防除する。また、降雨が続くような場合であっても、雨の合間をみて防除剤を散布する。粉剤は多少降雨があっても散布する。
4) 連続散布する場合には同じ種類の薬剤を連用しない。
5) 予防粒剤を散布している場合でも病斑が容易に確認できる場合は直ちに防除する。
6) かけはし、ムツホナミ、むつかおりなどでは、予防粒剤を散布していない場合は発生が確認されなくても7月15日頃に防除する。
7) つがるロマンでも発生しているので十分注意する。


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