水稲冷害研究チーム

2003年編集長日誌



この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。

7月

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○7月1日(火) 
【天気概況】
・上空の寒気の影響や湿った風の影響で雲が多い1日となる。日本海側では晴れ間もある。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
「昨日、今日と雨も一段落でホッとしております。あっという間にまた生育調査の日がきました。今回は雨の日が多く草丈が随分伸びました。寒い日もあったようなのですが、葉令の進み方は順調なようです。
雨が降るととても寒い日が多く、体調管理が難しく風邪を引いている人が見受けられます。皆さんも健康には気をつけてくださいね。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(1日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本付近はおおむね正偏差、東北の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が目立つ。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯、西経110度付近には−0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(1日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:青森県太平洋側、岩手県北部、沿岸部。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
・仙台管区気象台が「2003 年6 月の東北地方の天候」を発表する。6 月の特徴は上、中旬の少雨と下旬の多雨と下旬の東北太平洋側の北部の低温であった。
・6月下旬の気象表をまとめる。全体に降水量が多く、東北太平洋側北部で気温が低かった。
【研究活動】
・宮城県中田町、小牛田町、松山町、岩出山町の水稲の生育状況を観察する。たまにドロオイムシの食害がみられるが、まず順調な生育とみられる。葉色も落ちてきているようだ。
・途中あちこちで、小麦の刈り取りをしていた。
・「ゆめあかり」の幼穂形成期を確認する。
【その他】

○7月2日(水) 
【天気概況】
・上空の寒気の影響で雲が多い1日となる。日本海側では晴れ間もある。
・最高気温は六ヶ所で13.2℃、小田野沢で13.8℃、三沢で14.2℃、十和田で14.3℃、八戸とむつで14.9℃となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(1日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:青森県太平洋側、岩手県北部、沿岸部。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月3日(木) 
【天気概況】
・雲が多い1日となる。北側や日本海側では晴れ間もある。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(2日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(3日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:青森県太平洋側、岩手県北部、沿岸部。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月4日(金) 
【天気概況】
・低気圧の影響で雨または曇りの1日となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターよりメールが届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(3日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(4日):
・葉いもち予察メッシュ:福島県会津。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:青森県太平洋側、岩手県北部。
・仙台管区気象台が「東北太平洋側の低温と日照不足に関する東北地方気象情報 第3号」を発表する。
・青森地方気象台が「低温と日照不足に関する青森県気象情報 第3号」を発表する。
・盛岡地方気象台が「低温と日照不足に関する岩手県気象情報 第3号」を発表する。
・仙台管区気象台が「低温と日照不足に関する宮城県気象情報 第2号」を発表する。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
【研究活動】
・「むつほまれ」が幼穂形成期となるを確認する。
【その他】

○7月5日(土) 早期警戒情報 第11号
【天気概況】
・気圧の谷の影響で雨または曇りの1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(5日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本付近はおおむね正偏差、東北の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が目立つ。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(4日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(5日):
・葉いもち予察メッシュ:福島県会津、秋田県内陸南部。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津、中通り南部。
・分げつ形成停止域:青森県太平洋側北中部。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県北部、秋田県内陸北部。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月6日(日) 
【天気概況】
・晴れまたは曇りの1日となる。久しぶりに暑くなり、19カ所で夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(5日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(6日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津、秋田県内陸南部。
・分げつ形成停止域:青森県上北、下北。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県北部、秋田県内陸北部。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月7日(月) 小暑
【天気概況】
・梅雨前線の影響で南部より雨となる。北部は曇りだが、秋田県は暑い1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(6日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(7日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津、秋田県内陸南部。
・分げつ形成停止域:青森県下北。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県北部、宮城県。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月8日(火) 東北地域水稲安定生産推進連絡協議会
【天気概況】
・梅雨前線の影響で南部を中心に雨となる。最高気温は太平洋側南部では平年よりかなり低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(7日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(8日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津、秋田県内陸南部。
・分げつ形成停止域:青森県下北。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県北部、宮城県。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
【研究活動】
・東北地域水稲安定生産推進連絡協議会に出席し、早期警戒システムの今年の変更点および現在の警戒態勢について報告する。
・各県の報告によると、早い地域では幼穂形成期に入っており、他の地域でもこれから徐々に入る予定。
【その他】

○7月9日(水) 
【天気概況】
・梅雨前線の影響で太平洋側で曇り、日本海側で曇りまたは晴れの1日となる。
・最高気温は日本海側の地帯で2℃程度、太平洋側の地帯で4℃程度で低い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(8日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(9日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津、秋田県内陸南部、沿岸北部。
・分げつ形成停止域:青森県下北。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県、宮城県、福島県浜通り。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
・福島県中通り、浜通り、会津に低温注意報が出される。
【研究活動】
【その他】

○7月10日(木) 
ピントがあっていない! 【天気概況】
・梅雨前線と低気圧の影響で雨の1日となる。
・最高気温は日本海側の地帯で2℃程度、太平洋側の地帯で4℃程度低い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(9日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経160度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(10日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津、秋田県内陸南部、沿岸北部。
・分げつ形成停止域:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、秋田県内陸部、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県沿岸部、北中部、宮城県。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部、福島県中通り、浜通り、会津の低温注意報が続く。
・7月上旬の気象表をまとめる。平年より気温は低く、降水は多く、日照は少なかった。
【研究活動】
・青森県六戸町の圃場調査を行う。幼穂形成期間近とみられる。
・十和田周辺の圃場を観察する。幼穂形成期まだもう少しとみられる。
・岩手県軽米、九戸周辺の圃場を観察する。軽米はもう少し、九戸は間近とみられる。
【その他】

 
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○7月11日(金) 
【天気概況】
・梅雨前線が遠ざかり太平洋側は晴れ間も出て暑く、日本海側は曇りとなる。46カ所で夏日となる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
「昨日は一日中大雨が降っていました。晴れ間もなく生育調査を一日ずらして今日実施しました。いよいよ穂肥えの時期になり、梅雨の晴れ間を見ての散布です。肌寒いほどの気温だった昨日に比べ、今日は蒸し暑い日になりそうです。」
・宮城県小牛田町の友人より生育調査結果が届く。
「7/10調査予定でしたが大雨注意報が発令され1日中雨降りとなり ハウスでトマトの蔓下げをしていました。
麦刈りは梅雨の晴れ間の7/1と5の2日で終わり大豆の追肥と2回目の中耕を予定しています大豆は一部排水不良に因る生育障害が出ている様です
今日は朝から真夏を思わせる天気となり 古川では30゜Cとなりました朝から午後4時までトマトの出荷作業で農協の選果場は風も無く蒸し暑い1日でした
水稲の生育は7/6(日)に晴れて以来の低温曇天で遅れている様です。7/9に農協の 『あぜ道相談』 でも深水管理を呼びかけていました。編集長日誌 7/4.5を 拝見していたので深水管理呼びかけが有るなと思っていました。各圃場はそれ以前から深水にしていました。基盤整備した圃場でも20cmの水深を保つのが限界で来年は畦畔の補修を予定しています。
節間も伸び始めており第5節間で0.5〜1.0cm、第4節間で2〜3cmとなっています。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(10日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経140度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(11日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・葉いもち蔓延可能域:福島県会津、秋田県内陸南部、沿岸部。
・分げつ形成停止域:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、秋田県内陸部、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県沿岸部。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部、福島県中通り、浜通り、会津の低温注意報は解除される。
・仙台管区気象台が「東北太平洋側の低温と日照不足に関する東北地方気象情報 第4号」を発表する。
・青森地方気象台が「低温と日照不足に関する青森県気象情報 第4号」を発表する。
・盛岡地方気象台が「低温と日照不足に関する岩手県気象情報 第4号」を発表する。
・仙台管区気象台が「低温と日照不足に関する宮城県気象情報 第3号」を発表する。
・仙台管区気象台発表の1か月予報によると、気温は1週目は低い、2週目は平年並か低い予想。
【研究活動】
・生育・作柄診断試験区などの生育調査をおこなう。生育量は多い。
・「つがるロマン」が幼穂形成期となる。
【その他】

○7月12日(土) 早期警戒情報 第12号
【天気概況】
・晴れまたは曇りとなり、南部を中心に暖かい1日となる。38カ所で夏日となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(12日): エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本海付近はおおむね正偏差、東北の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が目立つ。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(11日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から西経140度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(12日):海面水温が15℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県下北。
【研究活動】
【その他】

○7月13日(日) 
【天気概況】
・曇りで北部では晴れとなったところもある。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(11日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から東経170度、西経160度から140度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(12日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、宮城県、山形県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県下北。
【研究活動】
【その他】

○7月14日(月) 宮城県幼穂調査
【天気概況】
・日本海側は晴れ、太平洋側は曇りの1日となる。太平洋側北部では晴れとなったところもある。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(13日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から東経170度、西経160度から130度付近で+0.5℃の帯がある。

・岩手県水産技術センター北日本表面水温(14日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県、宮城県、山形県最上、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県下北、上北、岩手県沿岸部。
・仙台管区気象台が宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部に低温注意報を発表する。
「宮城県では、ここ数日、気温の低い状態が続く見込みです。特に15日朝は、最低気温が15度以下となる見込みです。水稲などの農作物の管理に注意して下さい。」
・秋田地方気象台が「低温と日照不足に関する秋田県気象情報 第1号」を発表する。
【研究活動】
・宮城県中田町、石巻、松山町、岩出山町のモニター農家圃場で生育調査、幼穂形成期の確認を行う。
【その他】

○7月15日(火) 山形県モニター農家訪問
順調な生育 生育はいかに
【天気概況】
・晴れまたは曇りの1日となる。太平洋側を中心に平年より最低気温が低くなる。
・最低気温は蟹田で10.6℃、小田野沢で10.7℃、久慈で10,8℃、六ヶ所で11.1℃、軽米で11.6℃、30カ所で15℃以下となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「昨日の現地調査ご苦労様です。その後の各地の様子はいかがだったでしょうか。毎日曇天と低温の日が続き稲の生育も緩慢になってきました。水稲の生育は、かなり停滞しています。 昨夜は最低気温が15度でした。かなり低く今後の生育が気がかりです。」
・山形県最上町のモニターよりメールが届く。
「しばらくぶりの再会、有り難うございました。今年は、いもち病の発生も今のところ無く、生育も概ね順調です。生育シミュレーションとも、合致しているようです。ただ、7月に入って低温経過で来ており、これから迎える減数分裂期の天候を心配しています。対応といっても、水管理と施肥調整しか無いので、残るは”神頼み”か・・・!?ここしばらくは、天気予報から目が離せません。梅雨明けの日差しが、待ち遠しい毎日が続きそうです。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(15日): エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本海付近はおおむね正偏差、東北の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が目立つ。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から東経160度、西経160度から130度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):
・葉いもち予察メッシュ:山形県村山、福島県。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県沿岸部、内陸南部、宮城県、福島県浜通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県下北、上北、岩手県沿岸部。
・仙台管区気象台が宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部に低温注意報が続く。
【研究活動】

・山形県鶴岡市、最上町のモニター農家圃場を訪問し、モデルによる幼穂形成期と幼穂長を比較する。
【その他】

○7月16日(水) 
【天気概況】
・上空の寒気や湿った風の影響で、東北北部は曇り、南部は晴れまたは曇り。
・最低気温は飯舘で10.6℃、川内で12℃、久慈で10,8℃、猪苗代で12.9℃、船引、長井で13.1℃、22カ所で15℃以下となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から東経160度、西経160度から120度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県北部、岩手県沿岸部、内陸北部、宮城県石巻地域、福島県浜通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県下北、上北、岩手県沿岸部。
・仙台管区気象台が宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部に低温注意報が続く。
・盛岡地方気象台が沿岸北部に低温注意報を発表する。
・青森地方気象台が東青津軽、北五津軽、下北、三八上北に低温注意報を発表する。
【研究活動】
・幼穂調査の結果、「めんこいな」の幼穂形成期は7月16日、「まなむすめ」7月15日、「ひとめぼれ」7月17日、「ササニシキ」7月16日とする。
【その他】

○7月17日(木) 
【天気概況】
・上空の寒気や湿った風の影響で、太平洋側は曇り、日本海側は晴れまたは曇り。
・最高気温は小田野沢で15.4℃、六ヶ所で15.6℃、むつで16.7℃、宮古で16.8℃、軽米、久慈で16.9℃となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、西経150度から110度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県北部、岩手県沿岸部、内陸北部、宮城県中南部、福島県浜通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県太平洋側、岩手県沿岸部。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部に低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部の低温注意報が続く。
・盛岡地方気象台が沿岸南部にも低温注意報を発表する。
・福島地方気象台が福島県全域に低温注意報を発表する。
【研究活動】
・「はえぬき」が幼穂形成期に到達する。
【その他】

○7月18日(金) 
【天気概況】
・上空の寒気や湿った風の影響で、太平洋側は曇り、日本海側は晴れの1日となる。気温は太平洋側では低い。
・最高気温は六ヶ所で15.6℃、宮古で16.1℃、久慈で16.8℃、軽米、蟹田で16.9℃など29カ所で20℃を下回る。
【モニターネットワーク】
・宮城県小牛田町の友人より生育調査結果が届く。
「天候 曇り 気温20.5゜C 水温 19.2゜C
東寄りの風で肌寒い1日です。冷害が心配されます。せめて日差しだけでも有れば良いのですが。この天気でトマトの生育にも影響が出ています。玉がなかなか赤く色付きません。収穫量も日1日と落ちています。水田は20cmの深水管理にして畦畔の漏水を点検して来たところです。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(17日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、西経150度から110度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(18日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県北部、岩手県、宮城県、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県沿岸部。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県全域の低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部の低温注意報が続く。
・盛岡地方気象台が盛岡地域、二戸地域に低温注意報を発令する。
・仙台管区気象台が「東北太平洋側の低温と日照不足に関する東北地方気象情報 第5号」を発表する。
・青森地方気象台が「低温と日照不足に関する青森県気象情報 第5号」を発表する。
・秋田地方気象台が「低温と日照不足に関する秋田県気象情報 第2号」を発表する。
・盛岡地方気象台が「低温と日照不足に関する岩手県気象情報 第5号」を発表する。
・仙台管区気象台が「低温と日照不足に関する宮城県気象情報 第4号」を発表する。
・山形地方気象台が「低温と日照不足に関する山形県気象情報 第2号」を発表する。
・福島地方気象台が「低温と日照不足に関する福島県気象情報 第3号」を発表する。
・仙台管区気象台発表の1か月予報によると、気温は1週目は低い、2週目は平年並か低い予想。
【研究活動】
・冷水田で危険期の冷水掛け流し試験を開始する。
【その他】

○7月19日(土) 早期警戒情報 第13号
【天気概況】
・梅雨前線の北上に伴い、南から雨となる。
・最高気温は千厩で16℃、福島で17.9℃、二本松で17.9℃、郡山で17.7℃、築館で16.7℃、と平年より10℃近く低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(19日): エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本海付近はおおむね正偏差、日本の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が目立つ。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(18日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(19日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県沿岸部、北部、宮城県西部。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県全域の低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部、盛岡地域、二戸地域の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月20日(日) 
【天気概況】
・雨は徐々にあがり、日本海側は晴れ間もでて、夏日となる。
・最高気温は六ヶ所で15.3℃、むつで16.2℃、青森で18.5℃、五所川原で18.8℃、三戸で19.6℃、と平年より7℃近く低くなるなど、青森県と太平洋側では気温の低い状態が続く。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(19日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯、130度付近に+1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(20日):
・葉いもち予察メッシュ:
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県沿岸部、北部、宮城県西部、石巻地域。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸北部、沿岸南部、盛岡地域、二戸地域の低温注意報が続く。
・盛岡地方気象台が岩手県全域に低温注意報を発令する。
【研究活動】
【その他】

 
−−−−−−−−−   下旬   −−−−−−−−−


○7月21日(月) 
【天気概況】
・低気圧の影響で南部を中心に雨となる。日本海側北部では晴れ間もでる。太平洋側北部の沿岸では海からの湿った風の影響で気温はあがらない。
・最高気温は小田野沢で15.7℃、六ヶ所で16.5℃、三沢で16.9℃、むつで17.5℃、久慈で17.6℃となる。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯、130度付近に+1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(21日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県沿岸部、北部、宮城県西部、石巻地域。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
・7月中旬の気象表をまとめる。気温は全体に低く、日照も少なかった。
【研究活動】
・「こいむすび」の幼穂形成期を観察する。
【その他】

○7月22日(火) 大暑
【天気概況】
・日本海側では晴れとなる。太平洋側では海からの湿った風の影響で気温はあがらない。
・最高気温は軽米で16.4℃、宮古で16.1℃、二本松で19.2℃、十和田で16.7℃と平年より8℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(21日): エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本海付近はおおむね正偏差、日本の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が広がる。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(21日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経160度付近に+0.5℃のスポット、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯、130度付近に+1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(22日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県沿岸部、北部、宮城県西部、石巻地域、登米・東部栗原。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
【研究活動】
・生育・作柄診断試験区などの生育調査をおこなう。
・東北農業研究センターで異常気象対策検討委員会が開催され、現在の水稲の状況を説明する。
【その他】

○7月23日(水) 大暑 青森県生育調査
名人の深水 【天気概況】
・日本海側北部は晴れとなる。太平洋側北部ではオホーツク海高気圧に覆われ、晴れ間もでるが、海からの湿った風の影響で気温はあがらない。夕方には南部より雨となる。
・最高気温は福島で17.3℃、飯舘で13.9℃、白石で15.6℃、川内で15.1℃、向町で16.4℃、二本松で17.7℃と平年より10℃以上低くなるなど51カ所で平年より5℃以上低くなる。
・最低気温は川内で11.2℃、弘前、青森で12.2℃、黒石、遠野で12.4℃など50カ所で15℃以下となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育情報が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(22日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経160度付近に+0.5℃のスポット、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯、130度付近に+1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(23日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県沿岸部、北部、宮城県。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
・山形地方気象台より山形県村山、置賜、最上にに低温注意報が発令される。
【研究活動】
・青森県六戸町、十和田市、下田町の現地調査をおこなう。幼穂形成期を過ぎている圃場が多い。
・青森県百石町、八戸市、三沢市は幼穂形成期の圃場もあるが、まだこれからの圃場も多い。
・岩手県軽米町、九戸村の現地調査をおこなう。「かけはし」は早い圃場では減数分裂期期に入っていたが、多くは花粉母細胞分化期前後とみられる。標高の高い圃場などでは幼穂形成期前後であった。
【その他】

○7月24日(木) 
【天気概況】
・低気圧と上空の寒気の影響で雨または曇りとなる。
・最高気温は福島で17.8℃、二本松で16.9℃、山形で19.0℃、長井で18.3℃、新庄で18.5℃と平年より10℃近く低くなるなど57カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育情報が届く。
・宮城県石巻市のモニターより生育情報が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(23日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経160度付近に+0.5℃のスポット、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯、130度付近に+1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(24日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・葉いもち予察メッシュ:なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県、岩手県、宮城県、福島県浜通り北部、内陸中部。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
・山形県村山、置賜、最上の低温注意報が続く。
・仙台管区気象台が3か月予報を発表する。8月の気温は平年並、9月は平年並か高い、10月は平年並か高い予報。
【研究活動】
・ポットの「あきたこまち」の危険期処理を開始する。
【その他】

○7月25日(金) 
【天気概況】
・低気圧の影響で雨または曇りとなる。
・最高気温は米沢で18.9℃、宮古で16.4℃、船引で17.5℃、福島で20.2℃、長井で19.2℃と平年より9℃近く低くなるなど59カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県小牛田町の友人より生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(24日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経160度付近に+0.5℃のスポット、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(25日):
・葉いもち予察メッシュ:秋田県内陸南部、福島県会津。(準1)青森県太平洋側、岩手県、宮城県南部、山形県内陸部、福島県中通り、浜通り。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県、宮城県、福島県浜通り北部、内陸中部。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
・山形県村山、置賜、最上の低温注意報が続く。
・秋田地方気象台が秋田県全域に低温注意報を発表する。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。1週目は低い、2週目は平年並か低い予報。
・仙台管区気象台が「東北太平洋側の低温と日照不足に関する東北地方気象情報 第6号」を発表する。
・青森地方気象台が「低温と日照不足に関する青森県気象情報 第6号」を発表する。
・秋田地方気象台が「低温と日照不足に関する秋田県気象情報 第3号」を発表する。
・盛岡地方気象台が「低温と日照不足に関する岩手県気象情報 第6号」を発表する。
・仙台管区気象台が「低温と日照不足に関する宮城県気象情報 第5号」を発表する。
・山形地方気象台が「低温と日照不足に関する山形県気象情報 第3号」を発表する。
・福島地方気象台が「低温と日照不足に関する福島県気象情報 第4号」を発表する。
【研究活動】
【その他】

○7月26日(土) 早期警戒情報 第14号
【天気概況】
・低気圧の影響で太平洋側沿岸を中心に雨となる。他は曇りとなる。
・最高気温は福島で18.3℃、二本松で17.2℃、軽米で15.3℃、東白川で18.1℃、米沢で18.62℃と平年より11℃近く低くなるなど63カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県小牛田町の友人よりメールが届く。
「地震の被害は食器 窓ガラスが割れました。作業場の棟の鬼瓦が落ちたり傾いたりしました。雨も大分降ったので土砂崩れの被害が河南町であった様です 石巻線は河南町で脱線しています。成瀬町 矢本町 南郷町で家屋の被害が出ています。成瀬川流域で被害が出ている様です。今も余震が続いています」。
・宮城県松山町のモニターより無事を知らせる電話がある。
・宮城県岩出山町のモニターよりメールが届く。
「 おはようございます。早速の地震見舞いありがとうございます。 こちら古川から鳴子など山沿い地域は地震の被害はほとんどありません。家でも棚のものが落ちた程度です。宮城県では矢本町を中心として石巻や河南町などの被害が大きく家屋の倒壊や列車の脱線事故もおきています。 稲は、沢地域ではイモチのずり込みもあって、不稔障害だけでなく穂イモチの心配もあります。 深水栽培で水温はかろうじて17℃以上を保っていますが、減数分裂期にはいっている田圃もおおく、天候の回復が期待されます。 他、日照不足と低温のため、トルコキキョウの生育が停滞していますし、きゅうり、トマト、ナスの病気も多く、農家には大変な年です。大冷害がこないよう祈るしかないです。」
・宮城県河南町のモニターよりメールが届く。
「今朝の地震の我が家の被害は 食器十数枚破損 本棚の倒壊程度でたいした被害はありません。当集落でもあまり被害はないようですが河南町としては 家屋の倒壊 土砂崩れによる家屋の倒壊が数軒でており JR石巻線 前谷地駅で脱線事故等 また雨が強く降っている為土砂崩れの恐れがあります。電気は朝の30分位の停電で済みましたが水道がまだ復旧しておりません。今も余震が続いており恐怖感に襲われております。5月末に起き また今日午前1時頃に そして朝7時15分 まさかこんなに早く続けてくるとは思いませんでした。気の緩みですね  またいつ来るかわかりませんが家の内外を点検し被害を最小限にする為いろいろ工作したいとお思います。 災害はいつ来るかわかりませんので 皆さんも気をつけてください」
・山形県最上町のモニターよりメールが届く。
「 こちらは震度4でしたが、棚から少し落ちた程度でした。河南町がひどいようで、モニターの方は大丈夫だろうか?連日の雨と限度ぎりぎりの水張りで、畦畔はかなり弱くなっています。これに地震が来たら、畦畔の崩壊を心配しています。西日本は梅雨明けだそうですが、こちらは何時になるか!?空には、雲しか無いし・・・。」
・宮城県石巻市のモニターよりメールが届く。
「水稲の冷害は本格的となりました。寒試しの予想が的中し残念です。現在、田んぼは深水のできるところは水を深くして稲の体を守っていますが、どこまで効果があるのかわかりません。又、雨が多く続くので用水も止められ思うように水を張れないところも有り残念です。昨夜からの強い地震の被害は17時15分現在我が家ではありません。ご安心ください。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(24日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経160度付近に+0.5℃のスポット、西経150度から120度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(25日):
・葉いもち予察メッシュ:秋田県内陸南部、福島県会津。(準1)青森県太平洋側、岩手県、宮城県北部、山形県内陸部、福島県中通り。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県北部、沿岸部、内陸中部、、宮城県、福島県浜通り北部、内陸中部。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
・秋田県全域、山形県村山、置賜、最上の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月27日(日) 
久しぶりの晴れ 【天気概況】
・梅雨前線が遠ざかり、日本海側を中心に晴れとなり、20カ所で夏日となるものの最高気温は平年より低い。
・最高気温は三戸で17.3℃、軽米、宮古で15.9℃、十和田で16.1℃、八戸で15.9℃と平年より10℃近く低くなるなど27カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターよりメールが届く。
「地震見舞いありがとう御座います。冷害に遭遇してからの施肥管理で効果のある物はないでしょうか。深水にできず、ただ手をこまねいて見ているのもとてもつらく感じます。とりあえず、PKマグでも追肥しようかと思います。今日の夕方地域の稲を観察したところ葉先の緑色が抜けた様な感じに見えてきました。又、畦畔に生えているいる雑草も変な紫色に変色してきています。今年の寒さは格別です。今日のかぜは、収穫後に感じる晩秋のかぜでした。深水の所は、夕方で21度程度を確保でき、やや安心しています。深水できない所の対処療法を伝授願います。」
やっと雨から開放されたようです。
・宮城県岩沼の友人よりメールが届く。
「近所の「ササニシキ」や「ひとめぼれ」の幼穂長を調べましたら30mm前後ありました。今月いっぱい低温の心配があり要注意です。中干しが十分実施できなかった水田が多く、早期落水による充実不良も懸念されます。本日、石巻のモニターより「ひより」が幼穂形成期を迎えたむねの連絡を受けました。私のところも2、3日の内に迎えると思います。残暑に期待し、神頼みの神事(天気祭り=飲み会)を数多く催さなければならないようです。」
・宮城県河南町のモニターよりメールが届く。
「 昨日の雨も上がり久しぶりに太陽が出ましたが東風の為気温は上がらなく今日も涼しい1日でした。朝8時から水道復旧作業の為 まだ(22:00現在)断水中  河南矢本土地改良区 本日の広報では揚水系統に故障があり現在調査中で復旧のめどがたっていない状態 水が無くては・・・・・・ 余震のほうは昨日よりかなり少なく安堵しておりますが安心してはいけないですね。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(26日): エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本海付近はおおむね負偏差、日本の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が広がる。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(26日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から180度付近に+0.5℃の帯、西経150度から110度付近で+0.5℃の帯、130度付近に+1.0℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(26日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。(準1)岩手県内陸南部、宮城県西部大崎、西部栗原、山形県村山、福島県中通り。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県北部、沿岸部、内陸中部、、宮城県、福島県浜通り北部、内陸中部、山形県最上。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
・秋田県全域、山形県村山、置賜、最上の低温注意報が続く。
【研究活動】
【その他】

○7月28日(月) 
【天気概況】
・梅雨前線が遠ざかり晴れとなるが、宮城県や太平洋沿岸部では曇りとなる。会津若松で30.2℃など3カ所で真夏日、23カ所で夏日となるものの最高気温は平年より低い地点が多い。
・最低気温はむつで8.9℃、久慈で9.1℃、軽米、十和田で9.6℃、六ヶ所で9.7℃と青森県、岩手県北部、秋田県内陸北部で10℃近くとなる。
・最高気温は三戸で17.3℃、軽米、宮古で15.9℃、十和田で16.1℃、八戸で15.9℃と平年より10℃近く低くなるなど27カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(27日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から180度付近に+0.5℃の帯、西経150度から110度付近で+0.5℃の帯、130度付近に+1.0℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(28日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。(準1)なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県、宮城県、福島県浜通り北部、内陸北中部、山形県最上。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
【研究活動】
・岩手県気象協議会に出席する。
【その他】

○7月29日(火) 宮城県実態調査
現況は如何に 【天気概況】
・低気圧の接近に伴い曇の1日となる。夕方には南から雨となる。
・角館で30.2℃の真夏日、27カ所で夏日となるものの最高気温は平年より低い地点が多い。
・最高気温は八戸で16.7℃、三沢、久慈で17.3℃、六ヶ所で17.4℃、小田野沢で17.5℃となるなど23カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・日程が遅れたため、会えなかった宮城県岩出山のモニターよりメールが届く。
「 調査ごくろうさまです。冷害気味の天候と地震で宮城県はダブルパンチで大変な年になりました。モニター各位は被害があったでしょうか?4時半ぐらいまで到着するのを待っていましたが、雨も降ってきたので草刈作業を中止し家におりました。会えずに残念です。 こちらの調査田は穂がほぼできいる状態ですが、大丈夫なんでしょうか?心配です。 できる限り深水管理したいとこですが、雨で畦が決壊するのでそう多くもためられません。8月の天候回復を祈ります。農業新聞を見ました。いい感じです。水温、気温、地温に注意していきたいと思います。今年はねむの木の花が咲きません。菊は早く開花してしまいお盆には足りなく無く恐れだとか。本当に異常気象です。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(27日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から180度付近に+0.5℃の帯、西経140度から110度付近で+0.5℃の帯、東経160度付近と西経130度付近に+1.0℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(28日):
・葉いもち予察メッシュ:なし。(準1)なし。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県内陸部、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県沿岸部、内陸北中部、宮城県、福島県浜通り北部、山形県最上。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
【研究活動】
・宮城県中田町、石巻市、松山町、小牛田町のモニターと会って、現況を話し合う。発育ステージは、場所と品種により、花粉母細胞分化期から花粉内容充実期手前までであった。さすがにどの圃場も深水管理をしていた。
・石巻市から松山町にいく行程中、河南町、南郷町の地震被災を目の当たりにする。報道で想像していたより、被害は大きいようだ。現地調査の大切さを感じる。
・宮城県岩出山町のモニター圃場を調査する。予定より1時間半以上遅れたため、モニターには会わずに戻ることとした。申し訳ない。
【その他】

○7月30日(水) 
【天気概況】
・前線の通過に伴い雨の1日となる。平年より2、3℃低いところが多い。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。おおむね順調のようだ。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(29日): エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差が目立つ。フィリピン沖は正偏差。日本海付近はおおむね負偏差、日本の東、千島近海、千島の東付近で負偏差が広がる。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(29日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経140度から180度付近に+0.5℃の帯、西経130度から110度付近で+0.5℃の帯、東経160度付近と西経130度付近に+1.0℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(30日):
・葉いもち予察メッシュ:秋田県沿岸部、内陸南部、山形県、福島県会津。(準1)青森県、秋田県内陸北部、岩手県内陸部、宮城県西部、福島県浜通り、中通り。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県最上、福島県浜通り、中通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県沿岸部、内陸北部、宮城県北部。
・宮城県東部仙台、石巻地域、東部大崎、気仙沼地域、東部仙南、登米・東部栗原、西部福島県浜通り、中通りの低温注意報が続く。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県全域の低温注意報が続く。
【研究活動】
・「ササニシキ」「ひとめぼれ」の危険期処理を開始する。
・12品種ステージを確認する。
【その他】

○7月31日(木) 
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れまたは曇りとなる。
・郡山で30.1℃の真夏日、40カ所で夏日となるものの最高気温は平年より低い地点が多い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は、東経150度から180度付近に+0.5℃の帯、西経130度から100度付近で+0.5℃の帯がある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(31日):
・葉いもち予察メッシュ:秋田県大曲周辺、福島県会津。(準1)青森県、秋田県鹿角地域、岩手県内陸北部。
・深水管理の必要な地域:青森県、秋田県内陸北部、岩手県、宮城県、山形県最上、福島県浜通り。
・低温の程度を測る冷却量:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県沿岸部。
・青森県東青津軽、北五津軽、下北、三八上北、岩手県沿岸部の低温注意報が続く。
【研究活動】
・農林水産技術会議事務局長が来所する。現在の水稲生育状況、生育作柄診断圃を説明する。
・秋田県から研修生が来所する。早期警戒システム、生育作柄診断圃、グラディオトロンを説明する。
【その他】


 
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