水稲冷害研究チーム
2005年編集長日誌
この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。
7月
−−−−−−−−− 上旬 −−−−−−−−−
○7月1日(金)
【天気概況】
・梅雨前線が活発となり、雨または曇りの1日となる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「おはようございます。6/30の生育調査を送ります。最近の高温で、心配していた茎数不足の心配も無くなり生育の遅れも回復してきました。草丈は平年と比べやや短いですが、葉数は順調に増えています。これからは遅れてた梅雨の天候になりそうですので、局地豪雨と低温に留意しながら最善の管理をしたいと思っています。」
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「今年の直播きは最悪です。苗立ちの不良。茎数は昨年の3分の1くらい。初期浅水、硫安の施肥、一時落水等やってみましたがかなり淋しい。皮肉にも6月初めに播いたW.C.Sのほうがかなりいい。普通移植の方は平年の2日前後遅れ。葉数、草丈とも10%減くらいと言うことでかなり回復してきました。苗箱まかせは緩行性肥料のため他と3〜4日遅れていると思います。今日から中干しの為用水が10日程止まります。日本各地気象の差が激しく心配で我が地域まで来ないよう考えています。」
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「本格的な梅雨に入り毎日雨模様になってきました。水稲の生育も平年並みとなりました。」
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
「入梅宣言はあったものの空梅雨状態が続いてましたが、ようやく雨も降り蒸し暑くこれぞ「梅雨」という状態です。暑い日が続いたこともあり生育も順調に回復してます。中干のための作溝作業も急ぎたいのですが、大豆と枝豆の雑草も急に伸びだし、てんやわんやの状態です。天気と相談しながら作業を進めます。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温には西経110度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(1日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温は、1週目は平年並か低い、2週目は平年並か高い見込み。
・仙台管区気象台が「2005 年6 月の東北地方の天候」を発表する。6 月の特徴は、遅い梅雨入り、東北太平洋側の少雨、下旬の高温であった。
・いもち病蔓延可能域:東北全域。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月2日(土) 早期警戒情報第11号
【天気概況】
・晴れまたは雨または曇りの1日となる。
・最高気温は福島県福島、二本松で31.4℃となるなど5カ所で真夏日、43カ所で夏日となる。
・最高気温は福島県二本松で平年より7.1℃高い31.4℃となるなど9カ所で平年より5℃以上高くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(2日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖で正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東は正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(1日):エルニーニョ監視海域の海面水温には西経110度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(2日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県北部、沿岸部を除く。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県北部、沿岸部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし
【研究活動】
・早期警戒情報第11号を作成する。
【その他】
○7月3日(日)
【天気概況】
・日本海側では晴れ、太平洋側では北部は晴れまたは曇り、南部は曇りまたは雨の1日となる。
・最高気温は秋田県本荘で29.3℃となるなど22カ所で夏日となる。
・最高気温は福島県二本松で平年より5.4℃低い19.1℃となるなど5カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(2日):エルニーニョ監視海域の海面水温には西経110度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(3日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、津軽北中部、岩手県北部、沿岸部を除く。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側、津軽北中部、岩手県北部、沿岸部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県下北、岩手県沿岸北部。
【研究活動】
・「ゆめあかり」が幼穂形成期に到達する。昨年より1日遅い。
【その他】
○7月4日(月) 宮城県現地調査
【天気概況】
・梅雨前線の影響で南部より雨となる。
・最高気温は岩手県遠野で平年より6.3℃低い17.5℃となるなど19カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(3日):エルニーニョ監視海域の海面水温には西経110度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(4日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、津軽、岩手県北部、沿岸部を除く。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側、津軽、岩手県北部、沿岸部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県下北、岩手県沿岸北部。
【研究活動】
・宮城県のモニター農家圃場の調査を行う。茎数が少ない圃場もみられるが、生育はほぼ順調なようだ。
・「むつほまれ」が幼穂形成期に到達する。昨年と同じで、平年(1999〜2004年の平均)より2日早い。
【その他】
○7月5日(火)
【天気概況】
・梅雨前線の影響で雨の1日となる。
・最高気温は青森県むつで平年より5.7℃低い15.5℃となるなど7カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(5日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖で正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東は正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(4日):エルニーニョ監視海域の海面水温には西経110度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(5日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県、岩手県北中部、沿岸部、宮城県を除く。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部、宮城県。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側、岩手県沿岸北部。
【研究活動】
・機構本部の江口統括部長が当所を訪問される。研究現場の紹介として水稲冷害早期警戒システムホームページを紹介する。
・「いわてっこ」が幼穂形成期に到達する。昨年より1日遅い。
【その他】
○7月6日(水)
【天気概況】
・梅雨前線の影響で雨または曇りの1日となる。
・最高気温は青森県三戸で平年より8.7℃低い15.7℃となるなど15カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(5日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(6日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:秋田県沿岸部、内陸中南部、山形県、福島県会津、中通り、浜通り北部、南部。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、福島県浜通り中部、秋田県内陸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県北部、沿岸部。
【研究活動】
【その他】
○7月7日(木) 小暑
【天気概況】
・梅雨前線の影響で雨または曇り一部の地域で一時晴れとなる。
・最高気温は青森県三戸で平年より8.5℃低い16℃となるなど14カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(6日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(7日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:秋田県沿岸部、内陸中南部、山形県、福島県会津、中通り、浜通り。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:青森県下北。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、福島県浜通り、秋田県内陸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県北部、沿岸部。
【研究活動】
・「つがるロマン」が幼穂形成期に到達する。昨年より1日遅く、平年(1999〜2004年の平均)より2日早い。
・JAいわでやま青年部が研修のため来所する。早期警戒システムや東北農業研究センターの研究成果について紹介する。
【その他】
○7月8日(金)
【天気概況】
・一部の地域で晴れとなるが、寒気の影響で曇りまたは雨となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(7日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(8日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温は、1週目は平年並か低い、2週目は平年並か高い見込み。
・いもち病蔓延可能域:秋田県沿岸部、内陸中南部、山形県、福島県会津、中通り、浜通り。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:青森県下北。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、福島県浜通り、秋田県内陸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側、津軽北中部、岩手県北中部、沿岸部。
【研究活動】
・「あきたこまち」が幼穂形成期に到達する。昨年と同じで、平年(1999〜2004年の平均)より2日早い。
【その他】
○7月9日(土) 早期警戒情報 第12号
【天気概況】
・日本海側北部で午前中晴れとなるが、寒気の影響で引き続き曇りまたは雨となる。
・最高気温は岩手県若柳で平年より6.9℃低い16.5℃となるなど17カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(9日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖で正偏差。フィリピン沖は正偏差と負偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東は正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(8日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(9日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:秋田県沿岸部、内陸中南部、山形県、福島県会津。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、福島県浜通り、中通り、秋田県内陸北部、山形県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部。
【研究活動】
・早期警戒情報第12号を作成する。
【その他】
○7月10日(日)
【天気概況】
・梅雨前線の影響で雨の1日となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県岩出山町のモニターよりメールが届く。
「先日は、お忙しい中、我が青年部の研修を受け入れてくださり、ありがとうございました。しかし、丁寧な説明と場内を回りながらの説明を部員一同が大変ためになったと歓心しきりといったところです。
稲のほうも、色がさめて、最高分けつ期から、ヨウスイ形成期に移りつつあります。梅雨の真っ只中にて今日も、明日も雨で、仕事(草刈)が進まず、そろそろ穂いもちの防除もしなければいけません。ひさしぶりの本格的梅雨で、ちょっと気持ちもめいりぎみです。暑い夏が来ることを望んでいますが、あまりの豊作も喜べない今日この頃ではありますが、これからもよろしくお願いいたします。」
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「そろそろ梅雨末期の大雨になってきました。昨晩は、あまりにも雨音が強く眠れませんでした。天候不順で全体に軟弱気味です。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(9日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(10日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:秋田県中南部、山形県、福島県会津、中通り。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、福島県浜通り、秋田県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部。
【研究活動】
【その他】
−−−−−−−−− 中旬 −−−−−−−−−
○7月11日(月) 東北太平洋側の低温に関する東北地方気象情報 第1号
【天気概況】
・低気圧の影響で北部で雨、南部は曇りまたは晴れの1日となる。
・最高気温は岩手県宮古で平年より9.2℃低い13.4℃となるなど16カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターよりメールが届く。
「雨の降る日が多かった事もあり、ひとめぼれ、こしひかりの草丈が伸びたようです。ひとめぼれは茎数が少なめなので、少々早めの穂肥えを考えています。直播は急激に茎数が増えた事もあり草丈も伸び細めです。これから作溝して中干に入ります。今後ともよろしくお願い致します。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(10日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(11日):
・いもち病蔓延可能域:秋田県中南部、山形県、福島県。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、秋田県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部。
・仙台管区気象台が「東北太平洋側の低温に関する東北地方気象情報 第1号」を発表する。この先数日間も、東北太平洋側の北部では最高気温が平年より5度前後低い日が続く見込み。
・青森地方気象台が「下北、三八上北の低温に関する青森県気象情報 第1号」を発表する。この先数日間も下北、三八上北では、最高気温が平年より5度前後低い日が続く見込み。
・盛岡地方気象台が「低温に関する岩手県気象情報 第1号」を発表する。引き続き15日頃にかけて最高気温が平年より4度前後低い日が続く見込み。
・仙台管区気象台が「低温に関する宮城県気象情報 第1号」を発表する。明後日(13日)ごろにかけて気温の低い状態が続きますが、その後は平年並となる見込み。
【研究活動】
【その他】
○7月12日(火)
【天気概況】
・前線の影響で雨または曇りの1日となる。
・最高気温は青森県三戸で平年より8.8℃低い16.2℃となるなど52カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「 おはようございます。7/10の生育調査を送ります。最近の梅雨空で、生育はやや鈍っているようです。7月に入ってからは、日照は1/4くらい有るでしょうか?中干しも、思うように乾いてくれません。毎日の如くの雨に、梅雨明けを稲も畑も私も・・・待ち望んでいます。」
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「おはようございます。今日は雨降りここ数日肌寒い日が続いています。稲の生育も平年並みに回復したようですが、この低温で足踏み状態。これから幼穂形成期に入るので今後の天候が心配です。」
・宮城県岩出山町のモニターよりメールが届く。
「幼穂形成期に同時期に咲く花のねじ花と糸ランの花が咲き始めました。私の地域では時計仕掛けのように正確です。朝の気温は15度ほどで、寒い雨の多い梅雨日となりました。調査圃(減農有機)は今になって色が濃くなり、生育が盛んです。急に暑くなって、葉イモチがでないかと不安です。また生育もすすんでいるように見えます。たぶん側条の肥料が今になって有効化してきたのかと考えます。早く梅雨が明けること、米の値段が下落しないことを望んでいます。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(11日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(12日):
・いもち病蔓延可能域:秋田県中南部、山形県、福島県。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、秋田県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部。
【研究活動】
・作柄診断圃場の生育調査を行う。
【その他】
・午前9時、台風5号が発生する。
○7月13日(水)
【天気概況】
・晴れまたは曇りで1時雨のところもある。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
・宮城県小牛田町のモニターより生育調査結果が届く。
「久しぶりの青空です。気温は低めですが、日照もあり作物も喜んでいる様です。平年並みの生育で推移しています。茎数が幾らか多い様です。今日、農協の栽培講習会がありました。管内の調査圃より幾らか生育が進んでいる様です。資料添付します。梅雨空の中、小麦「ゆきちから」の刈取、晩播の「タンレイ」の播種と同時作業で昨日完了しました。「ゆきちから」の収量は予定より減少しましたが、赤かび病の被害も無く、カントリー搬入時では品質も良い様です。「タンレイ」は連日の降雨で大豆もやし状態で発芽は良いのですが、低温の影響で発芽後の生育が遅れています。昨年は3日位で発芽揃いとなったのですが、今年は一週間位かかっている様です。これから水稲の追肥と「ミヤギシロメ」の追肥、中耕を予定しています。降雨の無い事を祈るばかりです」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(12日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖で正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東は正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(11日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(12日):
・いもち病蔓延可能域:秋田県中南部、山形県、福島県会津、中通り、浜通り南部。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、秋田県北部、福島県浜通り北中部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部。
【研究活動】
【その他】
○7月14日(木)
【天気概況】
・雨または曇りの1日となる。
・最高気温は岩手県盛岡で平年より6.2℃低い18.2℃となるなど9カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(13日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(14日):
・いもち病蔓延可能域:秋田県中南部、山形県、福島県会津、中通り、浜通り南部。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、秋田県北部、山形県最上、福島県浜通り北中部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部。
【研究活動】
・宮城県北部の発育状況を調査する。おおむね幼穂形成期前後であった。
【その他】
○7月15日(金)
【天気概況】
・高気圧に覆われ晴れまたは曇りの1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温は、1週目、2週目とも平年並の見込み。
・いもち病蔓延可能域:秋田県、山形県、福島県。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県、宮城県、秋田県内陸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側、津軽北部、岩手県北部、沿岸部。
【研究活動】
・「はえぬき」が幼穂形成期に到達する。昨年と3日遅く、平年(1999〜2004年の平均)より1日早い。
【その他】
○7月16日(土) 早期警戒情報 第13号
【天気概況】
・微雨前線の影響で南部は曇りまたは雨、北部は晴れまたは曇りの1日となる。
・最高気温は青森県むつで平年より6.5℃高い29.1℃となるなど14カ所で平年より5℃以上高くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(16日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖で正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東は正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(15日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(16日):
・いもち病蔓延可能域:秋田県、山形県、福島県、宮城県、岩手県南部。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県北中部、沿岸部、宮城県沿岸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側、岩手県沿岸部。
【研究活動】
・早期警戒情報第13号を作成する。
・「めんこいな」が幼穂形成期に到達する。昨年より6日遅い。
【その他】
○7月17日(日)
【天気概況】
・太平洋側は晴れまたは曇り、日本海側で曇りの1日となる。
・最高気温は青森県小田野沢で平年より9℃高い29.3℃となるなど28カ所で平年より5℃以上高くなる。
・最高気温は福島県福島で33.7℃となるなど40カ所で真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(15日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(16日):
・いもち病蔓延可能域:秋田県、山形県、福島県、宮城県、岩手県中南部、青森県津軽北中部。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県津軽北部、太平洋側、岩手県北部、沿岸部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県沿岸部、岩手県沿岸部。
【研究活動】
・「まなむすめ」が幼穂形成期に到達する。昨年より5日遅い。
・「ひとめぼれ」が幼穂形成期に到達する。昨年より5日遅く、平年(1999〜2004年の平均)より1日遅い。
【その他】
○7月18日(月) 海の日
【天気概況】
・南部は曇りまたは晴れ、北部で曇り、夕方には一時雨となる。
・最高気温は宮城県亘理で平年より8.9℃高い33.6℃となるなど28カ所で平年より5℃以上高くなる。
・最高気温は福島県福島で34.1℃となるなど35カ所で真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(17日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(18日):
・いもち病蔓延可能域:青森県沿岸部、岩手県沿岸部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県沿岸部、岩手県沿岸部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月19日(火) 宮城・山形県現地調査
【天気概況】
・北部は晴れまたは曇りだが、南部は寒冷前線の影響で曇り、一時雨となる。
・最高気温は山形県向町で平年より6.7℃高い29.2℃となるなど13カ所で平年より5℃以上高くなる。
・最高気温は秋田県角館で30.5℃となるなど2カ所で真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(18日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(19日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「ササニシキ」が幼穂形成期に到達する。昨年より7日遅く、平年(1999〜2004年の平均)より3日遅い。
・宮城県松山町、岩出山町、山形県最上町のモニター圃場の生育状況を調査する。
・宮城県松山町、岩出山町のモニター圃場の「ひとめぼれ」では幼穂形成期直後であった。
・山形県最上町のモニター圃場の「あきたこまち」では、花粉母細胞分化期となっていた。
【その他】
○7月20日(水)
【天気概況】
・寒気の影響で曇り、夕方から北部で雨となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(19日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖でかなりの正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(19日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(20日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・山形県鶴岡市のモニター圃場の生育状況を調査する。
・山形県鶴岡市のモニター圃場の「はえぬき」では、花粉母細胞分化期となっていた。
【その他】
・午後9時に台風6号が発生する。
−−−−−−−−− 下旬 −−−−−−−−−
○7月21日(木)
【天気概況】
・気圧の谷の影響で曇りまたは雨の1日となる。
・最高気温は山形県向町で平年より8℃高い18.5℃となるなど36カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
「昨日はご苦労様でした。天気にも恵まれ良かったですね。久しぶりに皆さんとお会いし、またやる気が沸いてきました。昨日の調査結果をお送りいたします。来週中頃からは枝豆の収穫が始まりそうなので、それまでには草刈や追肥など田圃の作業を終わらせるようがんばります。今後ともよろしくお願い致します。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は0.5℃となっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(21日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月22日(金) 青森、岩手、秋田、宮城県に低温注意報
【天気概況】
・気圧の谷の影響で日本海側北部を除き曇りまたは雨の1日となる。日本海側北部は晴れまたは曇りとなる。
・最高気温は福島県福島で平年より7.4℃低い21.3℃となるなど27カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「梅雨が明けかかってきましたが、台風の影響でしょうか?少し低温気味に推移しています。水稲の生育は概ね順調です。22日調査の生育結果をお送りします。」
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「先日は、大勢でおいでくださってありがとうございました。今回は2台の車で来たので「あれっ?」と思ったら、岩出山のモニターの方も一緒でびっくりしました。いつもは、反省会等のデスク上で合うことしか無いのですが、圃場の中ではそれらと違う話が出来きました。すぐに戻って、作業が有ると言うことでゆっくりは出来ませんでしたが、モニターの頑張っている姿に励まされ、今年も「美味しい米の生産」を約束しました。
遅くなりましたが、7/20の生育調査を送ります。減数分裂期直前にして、低温注意報が出てしまいました。(最上町は、宮城の天気予報と同じ時が多い。)昨日から深水の度合いを更にアップして対応しています。細心の注意で、栽培に取り組みたいと思っています。早期の梅雨明けを期待しつつ、近づいている台風の被害が無いことを祈っています。」
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「暑かったり寒かったりこの先どうなるのでしょう?」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経160〜180度を除き、0.5℃高くなっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(21日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・仙台管区気象台が「低温に関する宮城県気象情報 第1号」を発表する。宮城県は、明後日(24日)にかけて最低気温が15度以下となる所がある見込み。
・盛岡地方気象台が「低温に関する岩手県気象情報 第1号」を発表する。岩手県では、24日にかけて、気温が平年よりも4度以上低い状態が続き、特に朝の最低気温が14度以下となる所がある見込み。
・仙台管区気象台が「低温に関する東北地方気象情報 第1号」を発表する。東北地方は、明後日(24日)にかけて最低気温が平年より4度前後低い状態となる見込み。
・青森地方気象台が「低温に関する青森県気象情報 第1号」を発表する。青森県では、24日まで気温の低い状態が続く見込みです。特に最低気温は平年より4度前後低く、14度以下となる所がある見込み。
・秋田地方気象台が「低温に関する秋田県気象情報 第1号」を発表する。秋田県では、24日(明後日)にかけて最低気温が平年より4度前後低い状態となる見込み。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温は、1週目は低い、2週目は平年並の見込み。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
・午前3時台風7号が発生する。
○7月23日(土) 大暑 早期警戒情報 第14号
【天気概況】
・北東からの湿った風の影響で太平洋側で曇りまたは雨の1日となる。日本海側は晴れまたは曇りとなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県小牛田町のモニターより生育調査結果が届く。
「線路東圃場は葉色も濃く、追肥はしてません。昨年、ムギ・大豆の2毛作の残肥の影響と思われます。大圃場は、N成分1.1kg/10aNK化成で追肥しました。減数分裂期になっている様です。日中、各圃場15cmの深水管理しています。23日朝は然程寒く感じませんが、夜は肌寒く感じられます。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(23日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖でかなりの正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経160〜180度を除き、0.5℃高くなっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(21日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月24日(日)
【天気概況】
・北部は晴れまたは曇り、南部で曇りの1日となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県岩出山町のモニターよりメールが届く。
「先日はお世話になりました。奥羽山脈をひとつ隔てた東側と西側で、稲の生育がこんなにも違うこと感心した次第です。昨日はかなり涼しく、ひとめぼれは減数分裂期に入りつつあります。低温が心配です。障害がなければ良いのですが。
台風は予想道理の進路であれば、宮城県は途上なので、大変です。うまく避ければいいのですが。ここになって心配な状況になっています。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(23日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経160〜180度を除き、0.5℃高くなっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(24日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月25日(月)
【天気概況】
・北部は晴れまたは曇り、南部で曇りまたは雨の1日となる。
・最高気温は福島県二本松で平年より5.9℃低い22.5℃となるなど10カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県大和町のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(23日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経160〜180度を除き、0.5℃高くなっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(24日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・仙台管区気象台より3か月予報が発表される。月別の気温は、8月は平年並、9月、10月は平年並みか高い見込み。
・仙台管区気象台より「台風第7号に関する東北地方気象情報 第1号」が発表される。大型の台風第7号は、27日に東北地方に最も接近する見込みです。26日夜から大雨や強風に注意が必要。
・盛岡地方気象台より「台風第7号に関する岩手県気象情報 第1号」が発表される。大型の台風第7号は、27日に岩手県に最も接近する見込みです。26日夜から大雨や強風に注意が必要。
・秋田地方気象台より「台風第7号に関する秋田県気象情報 第1号」が発表される。大型の台風第7号は、27日に秋田県に最も接近する見込みです。26日夜から大雨や強風に注意が必要。
・仙台管区気象台より「台風第7号に関する宮城県気象情報 第1号」が発表される。大型の台風第7号は、27日に宮城県に最も接近する見込みです。26日夜から大雨や強風に注意が必要。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月26日(火) 台風7号接近
【天気概況】
・台風7号に刺激された前線の影響で曇りまたは雨の1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(25日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖でかなりの正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(25日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経160〜180度を除き、0.5℃高くなっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(26日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側、岩手県沿岸部、北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・生育作柄診断圃場の生育調査を行う。「あきたこまち」の止葉がプラスになりつつある。
【その他】
○7月27日(水) 台風7号三陸沖を通過
【天気概況】
・台風7号の影響で雨となる。通過後は太平洋側で晴れとなるが、日本海側では雨または曇りとなる。
・最高気温は秋田県阿仁合いで平年より5.9℃低い22.4℃となるなど6カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・福島県浪江町のモニターよりメールが届く。
「例年ですと出穂する頃ですが、今年は幸い遅れててこの台風にあわずに済みました。今、強風が吹いています。心配なのは、梅雨明けの時期と今後のお天気です。この夏のお天気はいかがなものでしょうか?17日に穂肥えを振りましたが、あとの追肥はしないつもりです。」
・山形県鶴岡市のモニターよりメールが届く。
「いつもお世話様です。台風7号、無事通過しホッとしております。7月下旬の今の時期から本土直撃コースで、とても心配しそのため対策も出来るだけの事はしましたが、幸いな事にそれてくれました。良かった、良かった。
1週間前からの接近の可能性があるかも、との情報で不要なハウスの屋根ビニールを剥ぎ、必要なものは補強を入れたり稲は、田圃に水をため強風とフェーンに備えたりと最善の対策が取れました。結局コースはそれ、事なきということになりましたが、保険をかけたようなものです。皆様からの情報に心より感謝です。今後とも速めの情報を期待します。取り急ぎ今回の無事の報告と感謝まで。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(26日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経160〜180度を除き、0.5℃高くなっている。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(27日):
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側北中部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「かけはし」が出穂期に到達する。昨年より4日遅く、平年(1999〜2004年の平均)より3日遅い。
【その他】
○7月28日(木) 台風7号温帯低気圧に
【天気概況】
・日本海側北部で雨または曇りとなるが、その他の地点では晴れとなる。
・最高気温は秋田県阿仁合で平年より5.9℃低い22.4℃となるなど6カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県松山町のモニターよりメールが届く。
「大変ご無沙汰いたしておりました。いつも、大切な情報を流していただき大変ありがとうございます。交流会の時は、今年こそはと豪語しておきながら大変面目なく思っています。今年は、環境保全米の「蔵の華」が2haに「ササニシキBL」が2.5haと増えました。他には定番の「美山錦」が2ha「ひとめぼれ」が2.5ha、ササニシキが2ha、「コシヒカリ」が0.5ha、それと「山田錦」を今年も0.4ha、「朝紫」を0.1ha(面積は全部大雑把ですが)作付けしました。おっと、学習田の無農薬無化学肥料栽培「みやこがねもち」0.17haを忘れてはいけませんね!MKさんのとなりは、「ササニシキBL」です。肥料の加減を少し間違えたかもしれません。ご心配ありがとうございます。お陰様で、ここにきて幾分遜色なく見えるようになったかと思います。今年も、PTA活動から国際交流活動、その他諸々でいろいろとご迷惑をおかけするかもしれませんが今後ともよろしくお願いいたします。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(27日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経160度付近と西経110度〜160付近に0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(28日):
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
・台風7号は午前9時に温帯低気圧となる。
○7月29日(金)
【天気概況】
・低気圧の影響で北部で雨または曇り、南部では晴れまたは曇りとなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(28日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経160度付近と西経110度〜160付近に0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(29日):太平洋側沿岸は25℃以上の海水域となる。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温は、1週目、2週目とも平年並の見込み。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
・午後9時に台風8号が発生する。
○7月30日(土) 早期警戒情報 第15号
【天気概況】
・朝一時雨、その後晴れまたは曇り、夕方より雨の不安定な天気となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(30日): エルニーニョ監視海域の海面水温はペルー沖でかなりの正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(29日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経160度付近と西経120度付近に0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(30日):太平洋側沿岸は25℃以上の海水域となる。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「コシヒカリ」が幼穂形成期に到達する。昨年より6日遅く、平年(1999〜2004年の平均)より5日遅い。
・早期警戒情報 第15号を作成する。
【その他】
○7月31日(日)
【天気概況】
・日本海側南部で晴れ、その他は曇りまたは一時雨となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県小牛田町のモニターよりメールが届く。
「連日、湿度の高い天気となっています。葉色濃い圃場の病気発生が気になります。先日追肥した圃場は葉色が濃くなってきました。」
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「先日の台風7号通過後の強風で、特にヒメノモチの葉先の痛みが今になって見だつようになりました。加えて、短時間ではありますがここのところ毎日のように降雨が有り湿度の高い日が続いています。いもち病の危険度が高いので、注意しているところです。
管内では、早稲種の走り穂が確認されています。私のあきたこまちも、直前状態です。スッキリしない天候がしばらく続きそうなので、今年は病害虫防除が良質米のポイントと見ています。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経160度付近と西経120度付近に0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(31日):太平洋側沿岸は25℃以上の海水域となる。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
・午後9時に台風9号が発生する。
kanda@affrc.go.jp