水稲冷害研究チーム
2009年編集長日誌
この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。
7月
−−−−−−−−− 上旬 −−−−−−−−−
○7月1日(水)
【天気概況】
・低気圧の影響で曇りまたは雨の1日となる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「こんばんは。平年より草丈がやや長く、少し遅れているようです。茎数は予定近くとれているようなので、天候をみて中干しに入る予定です。ここに来て、不安定な天候になっていますが、まとまった雨が無く、川の水もかなり少ない状態です。これで、梅雨が終わりなのでしょうか?」
- 【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(1日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:全域。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月2日(木)
【天気概況】
・気圧の谷の影響で雨または曇りの1日となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「梅雨本番の今日この頃です。用水も停止し、中干が始まりましたが毎日寒空が続いています。今年も梅雨半ばの低温で生育が少し緩慢です。今後の天候の回復に期待したいところです。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(1日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(2日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:全域。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月3日(金)
【天気概況】
・晴れまたは曇り、夕方より南部から雨となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県松山町のモニターより生育調査結果が届く。
「先月30日より麦の刈り取りをしています。好天に恵まれたせいか、予定日を前倒しして雨の切れ間を縫って作業をしてきました。今日は、絶好の麦刈り日和の様ですので作業を終わらせたいと思っています。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(2日): エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(2日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(3日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側と日本海側北部を除く全域。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温の予想は、1週目は平年並または高い、2週目は平年並の見込み。
【研究活動】
【その他】
・「まっしぐら」が幼穂形成期に到達する。昨年より6日早い。
○7月4日(土) 早期警戒情報第12号
【天気概況】
・晴れまたは曇り、夕方より南部から雨となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(3日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(4日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側と日本海側北中部、岩手県沿岸部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側と日本海側北中部、岩手県北部と沿岸部、宮城県中山間地、福島県中山間地。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側北中部、岩手県沿岸北部。
・早期警戒情報第12号を作成する。
【研究活動】
【その他】
○7月5日(日)
【天気概況】
・日本海側で晴れまたは曇り、太平洋側北部で曇りまたは晴れ、南部で曇りまたは雨となる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターよりメールが届く。
「中干し期間に入ったのですが天気が悪く水が干せません。このままですと中干しの延長も考えられます。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(4日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(5日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側と日本海側北中部、岩手県北部と沿岸部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側と日本海側北中部、岩手県北部と沿岸部、宮城県中山間地、山形県最上、福島県中山間地。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側、岩手県沿岸北部。
【研究活動】
【その他】
・「むつほまれ」が幼穂形成期に到達する。昨年より3日早く、平年(1999〜2008年の平均)より1日早い。
・「いわてっこ」が幼穂形成期に到達する。昨年より4日早く、平年(2004〜2008年の平均)より1日早い。
○7月6日(月)
【天気概況】
・日本海側で晴れまたは曇り、太平洋側北部で曇りまたは晴れ、南部で曇りまたは雨となる。
・最高気温は秋田県角館で31.7℃、山形県新庄で31.3℃、岩手県江刺で31.2℃となるなど15か所で真夏日となる。
・最高気温は岩手県江刺で平年より6.8℃高い31.2℃となるなど23か所で5℃以上高くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(5日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(6日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側と日本海側北中部、岩手県北部と沿岸部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県、岩手県北部と沿岸部、宮城県中山間地、福島県中山間地。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側北中部、岩手県沿岸北部。
【研究活動】
【その他】
○7月7日(火) 小暑
【天気概況】
・北部で晴れまたは曇り一時雨、南部で曇りまたは晴れ一時雨となる。
・最高気温は福島県石川で32.2℃、福島県福島で32.0℃、山形県村山で31.9℃となるなど22か所で真夏日となる。
・最高気温は青森県五所川原で平年より7.9℃高い31.5℃となるなど38か所で5℃以上高くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(6日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(6日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(7日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側と日本海側北部、岩手県北部と沿岸部、宮城県沿岸北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側と日本海側北部、岩手県北部と沿岸部、宮城県沿岸北部と中山間地、福島県中山間地。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県太平洋側北部、岩手県沿岸北部。
【研究活動】
・「つがるロマン」が幼穂形成期に到達する。昨年より3日早く、平年(1999〜2008年の平均)より2日早い。
【その他】
○7月8日(水) 宮城県現地調査
【天気概況】
・北部で晴れまたは曇り一時雨、南部で曇りまたは晴れ一時雨となる。
・最高気温は福島県相馬で31.3℃、岩手県一関で30.8℃、宮城県鹿島台で30.7℃となるなど7か所で真夏日となる。
・最高気温は福島県相馬で平年より8.0℃高い31.3℃となるなど10か所で5℃以上高くなる。
・最大瞬間風速は青森県八戸で11:04に西20.2m/sとなるなど強い風が吹く。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(7日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(8日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側、岩手県沿岸部、宮城県沿岸北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側、岩手県北部と沿岸部、宮城県沿岸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・宮城県のモニター圃場の生育調査を行う。生育は順調なようだ。
【その他】
○7月9日(木)
【天気概況】
・北部で晴れまたは曇り一時雨、南部で曇りまたは晴れ一時雨となる。
・最高気温は福島県相馬で31.3℃、岩手県一関で30.8℃、宮城県鹿島台で30.7℃となるなど7か所で真夏日となる。
・最高気温は福島県相馬で平年より8.0℃高い31.3℃となるなど10か所で5℃以上高くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(9日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(8日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(9日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北、岩手県沿岸北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北、岩手県沿岸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月10日(金)
【天気概況】
・午前中は雨または曇り一時晴れ、午後は晴れまたは曇り一時雨となる。
・最高気温は岩手県久慈で30.3℃の真夏日となる。
・最高気温は岩手県久慈で平年より9.2℃高い30.3℃となるなど8か所で5℃以上高くなる。
・最大瞬間風速は宮城県石巻で15:47に北西27.3m/s、山形県酒田で09:41に南西25.5m/s、青森県八戸で11:41に西南西24.5m/sとなるなど強い風が吹く。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(8日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(9日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北、岩手県沿岸北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北、岩手県沿岸北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温の予想は、1週目は高い、2週目は平年並の見込み。
【研究活動】
・「あきたこまち」が幼穂形成期に到達する。昨年より2日早く、平年(1999〜2008年の平均)並。
【その他】
−−−−−−−−− 中旬 −−−−−−−−−
○7月11日(土) 早期警戒情報 第13号
【天気概況】
・岩手県、秋田県、宮城県、山形県で晴れまたは曇り、青森県、福島県で曇りまたは晴れの1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(10日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(11日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・早期警戒情報第13号を作成する。北部で幼穂形成期に入ったこと、2週目に寒気の流入の可能性があることから警戒レベルを1つあげる。
【研究活動】
【その他】
○7月12日(日)
【天気概況】
・曇りまたは晴れ、夕方より曇りまたは雨となる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「こんばんは。PCの調子不良で、予定よりUP遅れましたがよろしくお願いします。連日の雨で、中干しがうまくいきません。稲の方は、日照不足ですが・・・今のところ順調です。」
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
「ここにきて各品種とも旺盛な生育お見せています。特に復田1年目のはえぬきは暴走気味です。7月10日の強風は早い品種の枝豆を倒伏させましたが、明日も怪しい天気で心配しています。被害のないことを祈っています。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(10日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(11日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「まなむすめ」が幼穂形成期に到達する。昨年より3日早く、平年(1999〜2008年の平均)より4日早い。
【その他】
・台風5号が発生する。
・台風5号が消滅する。
○7月13日(月)
【天気概況】
・午前中は北部を中心に全域で雨、その後太平洋側で晴れまたは曇り、日本海側で曇りとなる。
・最大瞬間風速は青森県八戸で15:52に南西36.1m/s、青森県深浦で12:15に南南西24.0m/s、青森県青森で17:26に西南西23.3m/sとなるなど強い風が吹く。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(13日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(12日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(13日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「めんこいな」が幼穂形成期に到達する。昨年より1日早く、平年(1999〜2008年の平均)より1日早い。
【その他】
○7月14日(火)
【天気概況】
・北部で晴れまたは曇り夕方より雨、南部で曇りの1日となる。
・最大瞬間風速は青森県八戸で00:08に西21.1m/sとなるなど強い風が吹く。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(13日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(14日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「ひとめぼれ」が幼穂形成期に到達する。昨年より2日早く、平年(1999〜2008年の平均)より2日早い。
・「はえぬき」が幼穂形成期に到達する。昨年並で、平年(1999〜2008年の平均)より2日早い。
【その他】
○7月15日(水)
【天気概況】
・南部で晴れまたは曇り、北部で曇りまたは雨の1日となる。
・最高気温は福島県福島で36.0℃、福島県浪江と山形県鶴岡で34.3℃となるなど37か所で真夏日となる。
・最高気温は福島県相馬で平年より9.6℃高い33.8℃となるなど32か所で5℃以上高くなる。
・最大瞬間風速は青森県八戸で22:17に西南西24.6m/s、青森県深浦で06:57に南南西21.3m/sとなるなど強い風が吹く。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「ササニシキ」が幼穂形成期に到達する。昨年並で、平年(1999〜2008年の平均)より1日早い。
【その他】
○7月16日(木)
【天気概況】
・太平洋側で晴れまたは曇り、日本海側と岩手県内陸部で曇りの1日となる。
・最高気温は福島県浪江で31.3℃、福島県福島と福島県相馬で31.0℃となるなど7か所で真夏日となる。
・最高気温は岩手県久慈で平年より7.5℃高い29.4℃となるなど11か所で5℃以上高くなる。
・最大瞬間風速は青森県八戸で12:36に西南西25.2m/sとなるなど強い風が吹く。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(16日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(15日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経100度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(16日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月17日(金)
【天気概況】
・太平洋側で晴れまたは曇り、日本海側と岩手県内陸部で曇りの1日となる。
・最高気温は福島県福島で33.8℃、山形県山形で32.1℃、福島県二本松で31.9℃となるなど24か所で真夏日となる。
・最高気温は福島県福島で平年より6.5℃高い33.8℃となるなど14か所で5℃以上高くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(16日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(17日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温の予想は、1週目、2週目とも平年並の見込み。
【研究活動】
【その他】
○7月18日(土) 早期警戒情報 第14号
【天気概況】
・梅雨戦線の影響で雨または曇りの1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(16日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(17日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・早期警戒情報第14号を作成する。障害型冷害の危険期に入ったことから警戒レベルを維持する。
【研究活動】
【その他】
○7月19日(日)
【天気概況】
・低気圧の影響で雨または曇りの1日となる。
・最高気温は福島県福島、福島県相馬、福島県石川で32.1℃となるなど11か所で真夏日となる。
・最高気温は福島県相馬で平年より7.0℃高い32.1℃となるなど9か所で5℃以上高くなる。
・最大瞬間風速は青森県八戸で13:46に西南西24.7m/s、青森県深浦で07:50に南南西21.4m/s、福島県福島で13:15に南西20.4m/sとなるなど強い風が吹く。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(17日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(18日):海面水温が17℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月20日(月)
【天気概況】
・太平洋側で晴れ、日本海側では晴れまたは曇りの1日となる。
・最高気温は福島県福島で30.7℃の真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差と負偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(19日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(20日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
−−−−−−−−− 下旬 −−−−−−−−−
○7月21日(火) 宮城県現地調査
【天気概況】
・梅雨前線の影響で曇りまたは雨、夕方より雨となる。
・最高気温は岩手県千厩で平年より6.5℃低い20.1℃となるなど25か所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(21日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・仙台管区気象台より「低温に関する異常天候早期警戒情報(東北地方)」が発表される。「7月26日頃からの1週間は、気温が平年よりかなり低くなる確率が30%以上と予想されます。 農作物の管理等に注意して下さい。また、今後の気象情報に注意して下さい。」とのことである。
【研究活動】
・宮城県北部のモニター圃場の調査を行う。生育は順調で全地点で幼穂形成期を過ぎていた。
【その他】
○7月22日(水) 山形県現地調査
【天気概況】
・日本海側では一時晴れ間も出るが、梅雨前線の影響で曇りまたは雨の1日となる。
・最高気温は青森県三戸で平年より10.1℃低い15.5℃となるなど35か所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(21日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・山形県のモニター圃場の調査を行う。生育は順調で「ひとめぼれ」は全地点で幼穂形成期を過ぎていた。
【その他】
○7月23日(木) 大暑
【天気概況】
・日本海側では晴れ、太平洋側で曇りまたは晴れの1日となる。
・最高気温は秋田県角館で31.1℃、福島県若松で30.8℃、山形県新庄、秋田県横手で30.5℃、福島県喜多方で30.3℃の真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(23日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(22日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(23日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「かけはし」が出穂期に到達する。昨年より3日早く、平年(1999〜2008年の平均)より2日早い。
【その他】
○7月24日(金)
【天気概況】
・曇りまたは雨、夕方から日本海側では曇り、太平洋側で雨または曇りとなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(23日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(24日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:青森県下北。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温の予想は、1週目、2週目とも低い見込み。
・仙台管区気象台より「日照不足に関する東北地方気象情報 第1号」から発表される。「東北地方では、7月中旬から日照時間の少ない状態が続いています。このような状態は今後1週間程度は続く見込みです。農作物の管理に十分注意してください。」とのことである。
【研究活動】
【その他】
○7月25日(土) 早期警戒情報 第15号
【天気概況】
・朝まで雨が残るが、その後晴れまたは曇り、夕方から雨または曇りとなる。
・最高気温は福島県喜多方、山形県山形で32.6℃、山形県米沢で32.5℃となるなど19カ所で真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(24日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(25日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・早期警戒情報第15号を作成する。1か月予報での低温予想、日照不足に関する情報、障害型冷害の危険期にあることから警戒レベルを1つあげる。
【研究活動】
【その他】
○7月26日(日)
【天気概況】
・晴れまたは曇りまたは雨の1日となる。
・最高気温は福島県石川で34.6℃、福島県福島、二本松で33.6℃となるなど34カ所で真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(25日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(26日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「コシヒカリ」が幼穂形成期に到達する。昨年より5日遅く、平年(1999〜2008年の平均)並。
【その他】
○7月27日(月)
【天気概況】
・午前中は太平洋側南部を中心に晴れまたは曇り、午後から雨または曇りとなる。
・最高気温は福島県福島で32.7℃、福島県石川で31.1℃、福島県浪江で30.3℃、福島県二本松で30.2℃の真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(27日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(26日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から160度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(27日):
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月28日(火)
【天気概況】
・大気が不安定となり、晴れまたは曇り、一時雨または曇りとなる。
・最高気温は福島県福島で30.1℃の真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(27日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経110度から150度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(28日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県太平洋側および日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・仙台管区気象台より「低温と日照不足に関する東北地方気象情報 第2号」から発表される。「東北地方では、今後1週間程度、気温が低く、日照時間の少ない状態が続く見込みです。水田の水管理など農作物の管理に十分注意してください。」とのことである。
【研究活動】
【その他】
○7月29日(水)
【天気概況】
・雨または曇りの1日となる。
・最高気温は福島県福島で平年より6.5℃低い23.6℃となるなど10カ所で5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(28日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経120度から140度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(29日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「むつほまれ」が出穂期に到達する。昨年より1日早く、平年(1999〜2008年の平均)より3日早い。
【その他】
○7月30日(木)
【天気概況】
・朝まで雨が残るが、その後北部で晴れまたは曇り、南部で曇りとなる。
・最高気温は福島県石川と東白川で30.8℃、福島県福島で30.3℃の真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は正偏差。ペルー近海はかなりの正偏差。フィリピン周辺は正偏差。日本付近はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(29日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経120度から140度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(30日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・葉いもち蔓延危険域:青森県下北を除く全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:青森県下北。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
【研究活動】
・「つがるロマン」が出穂期に到達する。昨年より1日早く、平年(1999〜2008年の平均)より3日早い。
【その他】
○7月31日(金)
【天気概況】
・北部で晴れ、南部で曇りまたは晴れの1日となる。
・最高気温は福島県川内で平年より5.4℃低い21.7℃となるなど6カ所で5℃以上低くなる。
・最高気温は秋田県角館で31.2℃、秋田県横手で31.0℃、秋田県大館で30.9℃となるなど6カ所で真夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は西経120度から140度付近に1℃高いエリアがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(31日):
・葉いもち蔓延危険域:全域。
・深水管理の必要な地域の移り変わり:なし。
・低温の程度を測る冷却量の移り変わり:なし。
・仙台管区気象台が1か月予報を発表する。週別の気温の予想は、1週目、2週目とも低い見込み。
【研究活動】
・「まっしぐら」が出穂期に到達する。昨年より1日早い。
【その他】
kanda@affrc.go.jp