1999年仙台管区気象台発表予報

8月6日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○8月6日発表 1ヶ月予報(8月7日から9月6日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:8月7日〜9月6日)>
東北地方は、太平洋高気圧に覆われて、平年同様晴れの日が多いでしょう。前半を中心に雨の少ない状態がつづく見込みですが、後半は低気圧や前線の影響を受け、一時天気がぐずつくでしょう。
 著しい高温はこの先一週間程度つづく見込みです。その後も、平年並から高めで経過するでしょう。
 この期間の平均気温は高い見込みです。平年の晴れ日数は約16日です。

<概 要>
[気  温]:東北地方は「高い」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「平年並」で30%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。太平洋側は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。




○8月7日(土)から8月13日(金)
 向こう1週間は、期間の中頃までは太平洋高気圧に覆われて晴れて暑い日が続くでしょう。期間の終わり頃は気圧の谷の影響で曇る日がある見込みです。
 平均気温は高い見込みです。平年の晴れ日数は約4日です。詳細は週間天気予報を参照して下さい。


○8月14日(土)から8月20日(金)
 太平洋高気圧に覆われて、平年同様晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は高い見込みです。平年の晴れ日数は約4日です。

○8月21日(土)から9月3日(金)
 太平洋高気圧に覆われて、平年同様晴れの日が多いでしょう。一時低気圧や前線の影響を受け、天気がぐずつくでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。平年の晴れ日数は約8日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均でみると、日本付近は広く正偏差に覆われ、その中心は北海道の北に予想される。2週目、3〜4週目も、日本付近は太平洋高気圧の勢力下で、弱い正偏差に覆われる。
 夏型の安定した晴天をもたらす太平洋高気圧は、月平均で見ると東北南部から四国にかけて張り出す予想となっている。
 2週目は、日本付近は太平洋高気圧の勢力下にある。
 3〜4週目は、西への張り出しが強まるが、北への張り出しは弱まる予想となっている。また、北海道を中心に東西流の卓越する流れの場となり、東北地方は低気圧や前線の影響を受ける可能性がある。

・地上気圧と降水量
 月平均では、太平洋高気圧が東海上から日本付近に張り出して東北地方を広く覆っている。
 月平均図でのまとまった降水域は、日本のはるか南海上に見られる。これは熱帯擾乱によるものと思われる。これは1週目(図略)に予想される降水域とほぼ同じ。この期間、東北地方にはまとまった凝結域はみられない。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温は、アンサンブルメンバーの平均でみるとこれまで高めで推移してきたが今後下降し、2週目以降は平年並が予想されている。ただし、最近の傾向として、予想より実況が高めに推移しているので、今回は予想よりも高めと考える。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
 注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
   ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

注:1か月予報では、よく似た初期値から出発した10個の数値予報結果のバラツキ具合から予報の信頼度や確率を計算します(この手法をアンサンブル予報といい、10個の予報結果のそれぞれをアンサンブルメンバーといいます)。一般に予報結果がばらつかないほど、大気の流れが予測しやすい状態にあると考えられます。このような状態の時は、信頼度が高くなり、確率の大きな予報を出すことができます。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、東北地方は、太平洋高気圧に覆われ暑い晴天がつづいた。このため、平均気温は、東北全域の平年差が+3.3度と先週に引き続き高温状態が持続した。降水量は、北部で平年の35%、南部で0%と少なく、日照時間は、東北全域で平年の162%と多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+3.319162
東北日本海側+3.728145
東北太平洋側+3.113172

 
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