1999年仙台管区気象台発表予報
9月3日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○9月3日発表 1ヶ月予報(9月4日から10月3日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:9月4日〜10月3日)>
東北地方は、天気は周期的に変化するでしょう。期間の後半天気がぐずつく時期がある見込みです。
この期間の平均気温は高い見込みです。平年の晴れ日数は約14日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「高い」の可能性が大きく、その確率は60%です。次に大きい確率は「平年並」で30%です。「低い」の確率は10%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で30%です。「多い」の確率は20%と小さい。
○9月4日(土)から9月10日(金)
向こう1週間は、高気圧におおわれ概ね晴れますが、期間の後半には気圧の谷が通過するため、東北北部を中心に曇る所がある見込みです。
平均気温は高い見込みです。平年の晴れ日数は約4日です。
詳細は週間天気予報を参照して下さい。
○9月11日(土)から9月17日(金)
天気は周期的に変化するでしょう。
平均気温は高い見込みです。平年の晴れ日数は約3日です。
○9月18日(土)から10月1日(金)
天気は周期的に変化するでしょう。前線や低気圧の影響で、天気のぐずつく時期もある見込みです。
平均気温は平年並の見込みです。平年の晴れ日数は約7日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近は、日本の東海上を中心とした広く正偏差に覆われる。ゾーナル注1な流れでやや西谷注2傾向。このため天気は周期的に変化し、気温は高めに経過しやすい。
3週目(図略)以降、西谷の傾向が強まり、天気がぐずつく時期があるみこみ。
注1)ゾーナル:偏西風の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し天気は周期変化しやすい。
注2)西谷:上空で日本の西側が気圧の谷となり、南から暖かく湿った空気が入りやすい。
・地上気圧と降水量
月平均では、本州の南岸沿いに前線によるものと思われる降水域が予想されている。ただし1,2週目(図略)は、降水域のまとまりはない。3〜4週目(図略)は、ほぼ月平均と同様のパターンとなっている。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温は、アンサンブルメンバーの平均でみると、平年より高めに推移することが予想されている。ただし、後半のバラツキは大きい。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。
注:1か月予報では、よく似た初期値から出発した10個の数値予報結果のバラツキ具合から予報の信頼度や確率を計算します(この手法をアンサンブル予報といい、10個の予報結果のそれぞれをアンサンブルメンバーといいます)。一般に予報結果がばらつかないほど、大気の流れが予測しやすい状態にあると考えられます。このような状態の時は、信頼度が高くなり、確率の大きな予報を出すことができます。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、前線や低気圧の影響をうけ、雨の日が多く、局地的な大雨となる日もあった。
平均気温は東北地方で偏差が+0.2℃とほぼ平年並となった。降水量は東北地方で平年比177%と平年を上回った。日照時間は東北地方で平年比59%と平年を下回った。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.2 | 177 | 59 |
| 東北日本海側 | +0.2 | 229 | 60 |
| 東北太平洋側 | +0.2 | 143 | 57 |
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