1999年仙台管区気象台発表予報
10月15日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○10月15日発表 1ヶ月予報(10月16日から11月15日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:10月16日〜11月15日)>
東北地方は、低気圧や高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。1週目は寒気が入り気温が低くなる時期がありますが、2週目には高温ベースに戻るでしょう。
この期間の平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は約16日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「高い」で30%です。「低い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。
○10月16日(土)から10月22日(金)
期間のはじめは気圧の谷の影響で、天気がくずれるでしょう。その後は概ね晴れる見込みです。
平均気温は低い見込みです。
平年の晴れ日数は約4日です。
なお、詳細は週間天気予報を参照して下さい。
○10月23日(土)から10月29日(金)
天気は周期的に変化するでしょう。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は約4日です。
○10月30日(土)から11月12日(金)
天気は周期的に変化するでしょう。平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は約8日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均均でみると、日本付近は日本の東海上を中心とした正偏差に覆われる。一方黄海付近は負偏差になっている。流れはゾーナル注1だが、西谷注2傾向を示す。このため、天気は周期的に変化するが、低気圧や前線の影響を受けやすい時期がある見込み。週別(図略)では、1週目は日本付近から大陸東岸にかけて負偏差域が広がり、寒気の影響を受け易いが、2週目以降は再び正偏差におおわれる。
注1)ゾーナル:偏西風の南北の蛇行が小さい状態。低気圧や高気圧が順調に東進し、天気は周期的に変化しやすい。
注2)西谷:上空で日本の西側が気圧の谷となり、南から暖かく湿った空気が入りやすい。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、本州の南海上を進む気圧の谷と日本の北を通過する気圧の谷に対応して、東日本〜北日本にかけて降水域が広がっている。
日本付近に特徴的な気圧配置が見られないので天気は周期的に変化する見込み。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目は低め、2週目は高めが予想され、3週目以降平年並に戻る予想。3週目以降はメンバーのばらつきが大きい。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間は、東北南部は8日と14日に気圧の谷が通過し、曇りや雨となった他は、高気圧に覆われ概ね晴れた。一方東北北部は9〜10日に高気圧に覆われ晴れたほかは、前線や低気圧の影響で曇りや雨となった。
平均気温は東北地方で偏差が+2.8℃と高かった。降水量は東北日本海側で128%と平年を上回り、東北太平洋側で51%と平年を下回った。日照時間は東北北部で62%と平年を下回り、東北南部で平年比130%と平年を上回った。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +2.8 | 82 | 96 |
| 東北日本海側 | +2.8 | 128 | 86 |
| 東北太平洋側 | +2.8 | 51 | 103 |
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