2000年仙台管区気象台発表予報

7月21日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○7月21日発表 1ヶ月予報(7月22日から8月21日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:7月22日〜8月21日)>
 この期間は、太平洋高気圧に覆われて平年同様晴れて気温の高い日が多いですが、低気圧や寒気の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
 平均気温は高いでしょう。
 平年の晴れ日数は、東北地方で約19日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方では「高い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「平年並」で、その確率は30%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。


○7月22日(土)から7月28日(金)
 東北北部は、期間の中頃まで前線や気圧の谷の影響で、曇りや雨の日が多いでしょう。その後は、おおむね晴れる見込みです。東北南部は、曇りや晴れの日が多いですが、大気の状態が不安定でにわか雨の所がある見込みです。
 平均気温は高い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。


○7月29日(土)から8月4日(金)
 太平洋高気圧に覆われて平年同様晴れて気温の高い日が多いでしょう。
 平均気温は高いでしょう。
 平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。


○8月5日(土)から8月18日(金)
 太平洋高気圧に覆われて平年同様晴れる日が多いですが、低気圧や寒気の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約8日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
 月平均で見ると、日本付近は正偏差に覆われ、夏型の安定した晴天をもたらす亜熱帯高気圧が日本の南岸に張り出す。一方、中国東北区は谷場となって負偏差域が広がり、低気圧や寒気の影響を受ける時期がある見込み。
 週別(図略)に見ても、日本付近は正偏差に覆われるが、亜熱帯高気圧の勢力が最も強いのは2週目となっている。3〜4週目亜熱帯高気圧は西に張り出すが、北への張り出しは月平均程度で、低気圧や寒気の影響を受けやすくなる見込み。

・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、太平洋高気圧は日本の南へ張り出し、沿海州付近は低圧部となっている。降水域は沿海州を中心に日本付近にまで広がるが、東北地方にまとまった降水域はかかっていない。
 週別(図略)では、2週目に太平洋高気圧の勢力が最も強まり、東北地方に降水域はかからない。ただし、その他の週は太平洋高気圧が月平均程度の張り出しとなっており、太平洋高気圧の縁辺にあたって不安定な天気となる可能性はある。



850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想

 北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると1週目に高極となって、2週目以降は平年を下回って推移する。2週目以降はばらつきが大きくなり、信頼度は小さい。また、850hPaの気温に比べ地上の気温は1度程度高めに推移している。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
  ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、14日は高気圧に覆われおおむね晴れたが、その他の日は梅雨前線が日本海まで北上し、17日以降は東北北部に停滞することが多く、東北北部を中心に曇りや雨の日が多かった。また、上空に寒気を伴った気圧の谷の通過により大気の状態が不安定となって、各地で雷雨となった。
 なお、東北南部は21日頃梅雨明けしたと見られる。
 平均気温は、東北地方で平年差+2.1℃と平年より高かった。降水量は、東北北部で平年比153%と平年より多く、東北南部で平年比110%と平年並だった。日照時間は、東北北部で平年比68%と平年より少なく、東北南部で平年比104%と平年並だった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+2.113386
東北日本海側+1.815670
東北太平洋側+2.211768

 
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