2001年仙台管区気象台発表予報

6月1日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○6月1日発表 1ヶ月予報(6月2日から7月1日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。

<予想される天候の特徴(予報期間:6月2日〜7月1日)>
 東北地方の天気は概ね周期的に変化しますが、前線や低気圧の影響を受け易く曇りや雨の日が多いでしょう。後半は、オホーツク海高気圧の影響で一時気温が低くなる見込みです。
 平均気温は平年並か高いでしょう。
 向こう28日間の晴れ日数:東北地方で約12日


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「高い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。


○6月2日(土)から6月8日(金)
 期間の前半は高気圧に覆われて晴れる日もありますが、後半は気圧の谷や前線の影響で曇りの日が多く、6日頃は天気の崩れる所もあるでしょう。
 平均気温は高いでしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約4日


○6月9日(土)から6月15日(金)
 前線や低気圧の影響を受け易く曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海高気圧の影響で一時気温が低くなる見込みです。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数:東北地方で約3日


○6月16日(土)から6月29日(金)
 天気は概ね周期的に変化しますが、前線や低気圧の影響を受け易く曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海高気圧の影響で一時気温が低くなる見込みです。  平均気温は平年並でしょう。  平年の晴れ日数:東北地方で約5日

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、日本付近は弱い正偏差だが、日本の南東海上の太平洋高気圧は概ね負偏差に覆われる。西谷傾向で前線や低気圧の影響を受け易いが、天気は周期変化が基調となる。
 週別(図略)では、1週目は正偏差で日本の南海上の太平洋高気圧は平年より強い。2週目は太平洋高気圧が平年より弱いが、西谷が顕著。また、オホーツク海には弱い気圧の尾根。3〜4週目も日本付近は西谷で、オホーツク海付近に気圧の尾根が予想される。


・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、日本の南には太平洋高気圧が張り出し、北海道の東にはオホーツク海高気圧が張り出す。この2つの高気圧の間には前線帯に対応するくびれがみられる。日本の南岸には梅雨前線に対応するまとまった降水域があり、東北北部まで広がる。
 週別(図略)では、1週目は西日本にまとまった降水域がかかる。2週目は降水域は東北北部まで広がり、ややまとまった降水域は日本の南岸。オホーツク海高気圧も予想される。3〜4週目は、前線に対応するまとまった降水域が本州南海で明瞭になる。また、オホーツク海高気圧が予想されており、一時気温が低くなる見込み。


・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は1週目平年より高く、2週目にはほぼ平年並になる。3〜4週目は再び上昇して平年より高くなる。
ただし、2週目以降は各メンバーのばらつきが大きい。


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目「高い」、2週目「平年並」、3〜4週目「高い」を予測している。予報は、2週目までは予測をそのまま採用するが、3〜4週目にも地上天気図でオホーツク海高気圧が予想されることから「平年並」に修正する。


東北地方地域平均気温平年差の実況と卵ェ結果

最近1週間の天候の経過
 この期間、天気は概ね周期的に変化した。26日は東北地方を低気圧が通過し、曇りで雨や雷雨となった。27日は寒気の影響で曇りとなったが、28〜30日にかけては高気圧に覆われ概ね晴れた。ただし、29〜30日は上空に寒気が入ったため、東北南部では雷雨となるところがあった。31日は日本海と日本の南岸を進んだ低気圧の影響で東北地方は雨となった。
 また、期間の前半は東よりの冷たい風が入ったため、東北太平洋側の北部沿岸では最高気温がかなり低く、岩手県の沿岸北部には低温注意報が発表された。
 平均気温は、東北北部で平年差+0.4℃と平年並、東北南部で平年差+1.1℃と高かった。降水量は、東北地方で平年比116%と平年並だった。日照時間は、東北地方で平年比78%と少なかった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.811678
東北日本海側+0.711077
東北太平洋側+0.812179

 
GotoHome Prev Next Return Opinion
reigai@affrc.go.jp