2001年仙台管区気象台発表予報
6月22日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○6月22日発表 1ヶ月予報(6月23日から7月22日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量等は、「低い(少ない)」「平年並」「高い(多い)」の3つの階級で予報します。階級の幅は、1971〜2000年の30年間における各階級の出現率が等分(それぞれ33%)となるように決めてあります(気候的出現率と呼びます)。
<予想される天候の特徴(予報期間:6月23日〜7月22日)>
東北地方は、太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日もありますが、梅雨前線や低気圧の影響を受け曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海高気圧の影響で一時気温が低くなる所がある見込みです。
平均気温は高いでしょう。
向こう28日間の平年の晴れ日数:東北地方で約10日
<概 要>
[気 温]:東北地方は「高い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「平年並」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
○6月23日(土)から6月29日(金)
期間の中頃は梅雨前線の影響で雨の降る所がありますが、その他の日は曇りの日が多い見込みです。
平均気温は高いでしょう。
平年の晴れ日数:東北地方で約2日
○6月30日(土)から7月6日(金)
天気は概ね周期的に変化しますが、梅雨前線や低気圧の影響を受け、曇りや雨の日が多いでしょう。
平均気温は高いでしょう。
平年の晴れ日数:東北地方で約3日
○7月7日(土)から7月20日(金)
太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日もありますが、梅雨前線や低気圧の影響を受け曇りや雨の日が多いでしょう。オホーツク海高気圧の影響で一時気温が低くなる所がある見込みです。
平均気温は高いでしょう。
平年の晴れ日数:東北地方で約5日
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、中国大陸から日本付近にかけて広く正偏差に覆われる。日本の南海上の太平洋高気圧の勢力は、平年に比べて強い見込み。また、カムチャッカ半島付近は気圧の谷となって、負偏差域が広がる。
週別(図略)でも、月平均と同じく日本付近は正偏差。ただし、太平洋高気圧は2週目に北への張り出しが弱まり平年並程度。また、3〜4週目にカムチャッカ半島付近は正偏差となり、オホーツク海高気圧の影響が考えられる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、太平洋高気圧が日本付近に張り出し、その軸は九州から日本の南岸。オホーツク海高気圧は平年に比べて弱い。日本付近は低気圧や梅雨前線に対応する降水域が広くかかるが、強いのは西日本から南西諸島。また、台湾以南には、熱帯擾乱(台風など)に対応すると考えられる降水域が広がる
週別(図略)では、2週目は太平洋高気圧が1週目より弱まり、梅雨前線に対応する降水域は日本の南岸に下がって活動も弱まる。3〜4週目は太平洋高気圧の勢力も再び強まるが、オホーツク海高気圧も顕著となる。降水域も日本付近に広がる。
・北日本850hPa気温平年差の時系列
アンサンブルメンバーの平均は、はじめ平年を大きく上回り、2週目にかけて下がっていくが平年を上回る傾向は継続する。ただし、2週目以降は平年を下回るメンバーも若干見られる。
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
週別の気温は、1週目「高い」、2週目「高い」、3〜4週目「高い」を予測している。
なお、予報の信頼度は大きい。

最近1週間の天候の経過
この期間、移動性高気圧に覆われて晴れる日もあったが、低気圧や梅雨前線の影響を受け易く、東北南部を中心に曇りや雨の日が多かった。
また、期間後半にはオホーツク海高気圧が東北地方に張り出し、冷たい東よりの風の影響を受けて東北太平洋側の北部を中心に気温が低くなり、青森県の下北、三八上北や岩手県の沿岸北部には低温注意報が発表された。
平均気温は、東北北部で平年差-1.7℃と低く、東北南部で平年差-0.6℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比152%と多かった。日照時間は、東北日本海側で平年比86%と平年並だったが、東北太平洋側で平年比74%と少なかった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -1.1 | 152 | 79 |
| 東北日本海側 | -0.8 | 145 | 86 |
| 東北太平洋側 | -1.3 | 157 | 74 |
reigai@affrc.go.jp