2002年仙台管区気象台発表予報
8月9日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○8月9日発表 1ヶ月予報(8月10日から9月9日)
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の可能性の大きな天候は以下のとおりです。
高気圧に覆われ平年と同様に晴れますが、前線や低気圧の影響で曇りや雨となる時期がある見込みです。
向こう1か月の気温は平年並、降水量は平年並、日照時間は平年並でしょう。
週別の気温は、1週目は平年並か高い、2週目、3〜4週目は平年並の見込みです。
<向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
<気温経過の各階級の確率(%)>
向こう1か月:8月10日〜9月9日
高気圧に覆われ平年と同様に晴れますが、前線や低気圧の影響で曇りや雨となる時期がある見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
1週目:8月10日(土)〜8月16日(金)
東北北部は期間の前半は、気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多く、後半は概ね晴れるでしょう。東北南部では、高気圧に覆われ晴れる日が多く、期間の前半は厳しい暑さが続く見込みです。
平均気温は平年並か高いでしょう。
2週目:8月17日(土)〜8月23日(金)
高気圧に覆われ晴れる日もありますが、前線や低気圧の影響で曇りや雨となる日もある見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
3〜4週目:8月24日(土)〜9月6日(金)
高気圧に覆われ平年と同様に晴れますが、前線や低気圧の影響で曇りや雨となる時期もある見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別の気温は、1、2 週目は「低い」、3〜4 週目は「平年並」を予測している。
予報は、その他の資料より1 週目を「平年並か高い」、2 週目を「平年並」とし、3〜4 週目は数値予報どおりとする。なお、数値予報の信頼度は小さい。
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、千島列島からアリューシャン付近が谷場となり北日本まで負偏差に覆われる。一方、バイカル湖付近を中心に大陸は広く正偏差となる。
週別(図略)では、1、2 週目はカムチャッカ半島付近から北日本(2週目は東日本も)にかけて負偏差となる。3、4 週目は、日本の東側でも太平洋高気圧の勢力が次第に強まる見込みで、本州付近は正偏差となる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、北日本から華北にかけての高圧帯は平年より強く、太平洋高気圧は北緯30 度帯に沿って西に張り出す。日本の南海上が低圧部となって降水域が予想され、東北地方にもかかる。
週別(図略)では、1 週目に日本海にまとまった降水域が予想され東北北部にかかる。2 週目は日本の南海上が低圧部となり降水域も南下する。3、4 週目は月平均とほぼ同様で、太平洋高気圧の縁に沿ってまとまった降水域が予想され、一部が東北地方にもかかる。
最近1週間(8月2日〜8月8日)の天候の経過
東北北部は前線や寒気の影響で曇りや雨の日が多く、大雨となった所もあった。東北南部は、前半は前線や寒気の影響で曇りや雨となったが、後半は高気圧に覆われ概ね晴れて厳しい暑さとなった。
なお、4日は各地で雷が発生し、岩手県では落雷による被害が発生した。
7日には、東北南部の高温に関する東北地方気象情報を発表した。
平均気温は、東北北部で平年差+0.5℃と平年並、東北南部で平年差+1.5℃と高かった。降水量は、東北日本海側で平年比184%と多く、東北太平洋側で平年比76%と平年並だった。日照時間は、東北北部で平年比51%と少なく、東北南部で平年比98%と平年並だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +1.0 | 120 | 76 |
| 東北日本海側 | +1.2 | 184 | 71 |
| 東北太平洋側 | +0.9 | 76 | 79 |
reigai@ml.affrc.go.jp