2006年仙台管区気象台発表予報

10月13日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.

○10月13日発表 1ヶ月予報(10月14日から11月13日までの天候見通し)
<予想される向こう1か月の天候>
 向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
 天気は数日の周期で変化しますが、東北地方は平年に比べて晴れの日が多いでしょう。平均気温は平年並または高い確率がともに40%です。降水量は東北日本海側で平年並または少ない確率がともに40%です。日照時間は東北地方で平年並または多い確率がともに40%です。
 週別の気温は、1週目は高い確率が50%、3〜4週目は平年並または高い確率がともに40%です。

<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気  温】東北地方
【降 水 量】東北日本海側
【降 水 量】東北太平洋側
【日照時間】東北地方
凡例:低い(少ない)平年並高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目東北地方
2週目東北地方
3週目東北地方
凡例:低い平年並高い

1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月:10月14日(土)〜11月13日(日)
 低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変化するでしょう。東北地方は平年よりも晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並または高い確率がともに40%です。

1週目:10月14日(土)〜10月20日(金)
 東北地方は高気圧に覆われて、晴れる日が多いですが、期間の後半は東北日本海側の北部で気圧の谷の影響により雨の日がある見込みです。
 平均気温は高い確率が50%です。

2週目:10月21日(土)〜10月27日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変化するでしょう。東北地方は平年よりも晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は各階級の確率の偏りは小さい。

3〜4週目:10月28日(土)〜11月10日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変化するでしょう。東北日本海側では平年と同様に曇りや雨の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並または高い確率がともに40%です。

2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
 数値予報による週別のアンサンブル平均気温は、1 週目は平年を上回り、2 週目以降は平年並付近を予測しています。なお、数値予報の信頼度は小さい。

東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

3.月平均と1,2週目の上空の大気の流れの予想(500hPa 予想天気図)
1か月平均:日本付近はユーラシア大陸から太平洋にかけて広がる正偏差域に覆われている。一方、太平洋の北緯30 度付近から日本の南海上にかけてと、シベリア方面では負偏差が分布。このため、気温は平年並か高くなる可能性が大きい。日本付近の偏西風の流れはほぼゾーナル。このため、低気圧と高気圧が交互に通過し、天気は周期的に変化する見込み。

1週目:日本付近は正偏差。一方、太平洋やシベリアでは負偏差。南海上の負偏差は熱帯擾乱に対応。天気は周期的に変化する見込み。気温は高い可能性が大きい。
2 週目:日本付近は引き続き正偏差。オホーツク海から東海上でも引き続き負偏差。シベリアの負偏差は解消。天気は周期的に変化する見込み。

4.最近1週間(10 月6 日〜10 月12 日)の天候の経過
 この期間、6日から7日にかけて低気圧が非常に発達しながら関東の東海上から三陸沖を北上したため、東北太平洋側を中心に大雨となり、三陸沿岸では暴風が吹き荒れて多くの被害が発生した。6日の夜、第七千代丸が女川湾付近で座礁し、乗組員の多くが行方不明となっている。この他、宮城県や青森県を中心に農水作物への被害、浸水害が発生した。6日から7日にかけての降水量は小名浜で240.5mm、最大瞬間風速は大船渡で40.2m/sを観測した。8日になると低気圧は根室沖まで達したが、引き続き東北地方では西風が強く、東北日本海側ではしぐれた。9日以降は天気が周期的に変化した。平均気温は東北北部で高く、東北南部で平年並。降水量は東北地方でかなり多い。日照時間は東北地方で少ない。

 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.753177
日本海側+0.444466
太平洋側+0.959185
東北北部+1.055476
東北南部+0.451078
 
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