2006年仙台管区気象台発表予報
12月1日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○12月1日発表 1ヶ月予報(12月2日から1月1日までの天候見通し)
<特に注意を要する事項>
期間の前半は気温の変動が大きいでしょう。
<予想される向こう1か月の天候>
向こう1か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では平年に比べて晴れの日が少ないでしょう。
日照時間は、東北太平洋側で平年並または少ない確率がともに40%です。
週別の気温は、1週目は低い確率が50%、2週目は平年並または高い確率がともに40%です。
<向こう1か月の気温、降水量、日照時間の各階級の確率(%)>
【気 温】
東北地方
【降 水 量】
東北日本海側
【降 水 量】
東北太平洋側
【日照時間】
東北日本海側
【日照時間】
東北太平洋側
【降雪量】
東北日本海側
凡例:
低い(少ない)
平年並
高い(多い)
<気温経過の各階級の確率(%)>
1週目
東北地方
2週目
東北地方
3週目
東北地方
凡例:
低い
平年並
高い
1.可能性の大きな天候の特徴
向こう1か月
:12月2日(土)〜1月1日(月)
冬型の気圧配置となる日が多いですが、長続きはしないでしょう。東北地方は時々低気圧の影響を受ける見込みです。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では平年に比べて晴れの日が少ないでしょう。
なお、期間の前半は気温の変動が大きいでしょう。
平均気温は各階級の確率の偏りは小さい。
1週目
:12月2日(土)〜12月8日(金)
冬型の気圧配置や気圧の谷の影響で、東北日本海側は雪または雨の日が多いでしょう。東北太平洋側では沿岸部を中心におおむね晴れますが、期間のはじめは気圧の谷の影響で雪または雨の日がある見込みです。
平均気温は低い確率が50%です。
2週目
:12月9日(土)〜12月15日(金)
冬型の気圧配置は長続きせず、時々低気圧の影響を受けるでしょう。東北日本海側では平年に比べて曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年に比べて晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は平年並または高い確率がともに40%です。
3〜4週目
:12月16日(土)〜12月29日(金)
冬型の気圧配置となる日が多いですが、長続きはしないでしょう。東北地方は時々低気圧の影響を受ける見込みです。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が少ないでしょう。
平均気温は各階級の確率の偏りは小さい。
2.東北地方の地域平均気温平年差の実況と数値予報による予測
数値予報による週別のアンサンブル平均気温は、1 週目は平年を下回り、2 週目、3〜4 は平年付近だがやや平年を上回る。なお、数値予報の信頼度は大きい。
3.月平均と1,2週目の上空の大気の流れの予想(500hPa 予想天気図)
1か月平均
:北半球の大気の流れは、エルニーニョ現象発生時の冬の特徴を示す。すなわち日本の南東海上−ベーリング海付近−北米東岸−カリフォルニア付近と正偏差、負偏差、正偏差、負偏差と交互に並ぶPNAパターン。東北地方は正偏差だが、北海道までは負偏差域で寒気の影響を受ける時期もある見込み。また本州付近の等圧線は東西に走り、低気圧が本州南岸を数日の周期で通過することを示す。東北地方は、冬型の気圧配置となる日が多いが、長続きせず、時々低気圧の影響を受ける見込み。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では平年に比べて晴れの日が少ない見込み。
1週目
:月平均とほぼ同様。大気下層の予想では、北日本付近負偏差で寒気が入りやすい。
2 週目
:1 週目とほぼ同様だが、日本付近の負偏差域は北上し、寒気の影響は弱い。
4.最近1週間(11 月24 日〜11 月30 日)の天候の経過
この期間、はじめは高気圧におおわれ晴れたが、その後は低気圧や気圧の谷の影響で曇りや雨の日が多かった。27〜28日は本州の南岸沿いを進む低気圧の影響でまとまった雨となった。
平均気温は東北北部で平年並、東北南部で高い。降水量は東北日本海側で多く、東北太平洋側でかなり多い。日照時間は東北日本海側で多く、東北太平洋側で少ない。
気温偏差(℃)
降水量(%)
日照時間(%)
東北全域
+0.7
224
100
日本海側
+0.8
140
115
太平洋側
+0.6
282
89
東北北部
+0.5
161
95
東北南部
+0.9
279
105
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