2008年仙台管区気象台発表予報
1月24日発表3ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.
○1月24日発表 3ヶ月予報(2月から4月までの天候見通し)
<予想される向こう3か月の天候>
向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
気温は、平年並または高い確率がともに40%です。
2月
冬型の気圧配置は弱く、天気は数日の周期で変わるでしょう。東北日本海側は平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。東北太平洋側は平年に比べて晴れの日が少ないでしょう。
3月
天気は数日の周期で変わるでしょう。東北日本海側は平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温は、高い確率が50%です。
4月
天気は数日の周期で変わるでしょう。東北地方は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。
気温は、平年並または高い確率がともに40%です。
<向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
【気 温】
[東北地方]
3か月
2月
3月
4月
凡例:
低い
平年並
高い
【降 水 量】
[東北日本海側]
3か月
2月
3月
4月
[東北太平洋側]
3か月
2月
3月
4月
凡例:
少ない
平年並
多い
【降 雪 量】
[東北日本海側]
3か月
凡例:
少ない
平年並
多い
向こう3か月の確率予報の特徴
気温
降水量
2 月〜4 月
平年並または高い確率がともに40%
各階級の確率の偏りは小さい
2 月
各階級の確率の偏りは小さい
各階級の確率の偏りは小さい
3 月
高い確率50%
各階級の確率の偏りは小さい
4 月
平年並または高い確率がともに40%
各階級の確率の偏りは小さい
2〜4 月の東北日本海側の降雪量は、各階級の確率の偏りは小さい
数値予報(アンサンブル予報)による大気の流れの予報
3 か月平均の500hPa 高度と偏差の予想図:
予想図では、日本付近は広い範囲で正偏差(平年より高度が高く、暖気に対応)となり、北太平洋の日付変更線付近から北日本かけては強い正偏差が見られる。このため、この資料からは3か月平均気温は平年並か高い傾向が予想される。
月別の地上気圧と偏差の予想図
:
2 月
:東北地方以北は正偏差(平年より気圧が高い)で、アリューシャン列島付近まで正偏差が強い。バイカル湖付近から西は負偏差(平年より気圧が低い)で、日本付近の等圧線の間隔が平年に比べて大きく、平年に比べ冬型の気圧配置は弱い。そのため気圧の谷は日本付近を通りやすい。東北地方も数日程度の周期で影響を受け、東北日本海側は平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年に比べて曇りや雪または雨の日が多い見込み。
3 月
:大陸の内陸部から高緯度にかけては負偏差で、低緯度も広く負偏差だが、日本付近から北太平洋は広く正偏差となる。冬型の気圧配置は少なく天気は数日の周期で変わり、気温は高い見込み。
4 月
:3 月と同様に日本付近はカムチャツカの東の日付変更線付近から続く正偏差。大陸の内陸部から高緯度にかけてと、日本の南海上も負偏差だが、日本を横断するように強い高圧部がかかり、東北地方は平年と同様に晴れの日が多い見込み。
循環場の特徴
1 月(20 日まで)
:500hPa 高度では、本州付近は大陸まで続く正偏差だが、極付近から北海道まで負偏差。オホーツク海付近に低圧部の中心があり、日本に寒気を南下させやすい状況に対応しており、東北地方は中旬を中心に気温の低い日が多かった。
最近の天候経過
1 月上旬
:年末から1 月1 日には、東北地方の上空に強い寒気が入った影響で大雪となったところがあった。その後は、気圧の谷や低気圧が短い周期で通過し、曇りや雨または雪の日が多かったが、東北太平洋側では移動性高気圧におおわれて晴れる日もあった。
平均気温は東北北部で平年並、東北南部で高い。降水量は東北日本海側で平年並、東北太平洋側で少ない。日照時間は東北地方で平年並。
1 月中旬
: 12 日には低気圧が日本の南岸を通過したが、その後は冬型の気圧配置となり強い寒気が南下したため、気温の低い日が続いた。東北日本海側を中心に曇りや雪の日が多かったが、東北太平洋側では沿岸部を中心に晴れの日もあった。
平均気温は東北北部で低く、東北南部で平年並。降水量は東北北部で少なく、東北南部で平年並。日照時間は東北日本海側で少なく、東北太平洋側で平年並。
太平洋赤道域の海水温等の状況、及びエルニーニョ現象等の今後の見通し
太平洋赤道域の海面水温は、中部から東部にかけて顕著な負偏差だった。海面から深さ数百mまでの水温と、中部太平洋赤道域の東西風の状態は、ラニーニャ現象が持続していることを示している。
エルニーニョ監視海域の海面水温は、今後、春の初めにかけては基準値より低い値で推移し、その後、次第に基準値に近づくと予測される。ラニーニャ現象は少なくとも春まで続く可能性が高い。
reigai@ml.affrc.go.jp