2009年仙台管区気象台発表予報
4月23日発表3ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.
○4月23日発表 3ヶ月予報(5月から7月までの天候見通し)
<予想される向こう3か月の天候>
向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
5月
天気は数日の周期で変わるでしょう。東北地方は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
気温は、平年並または高い確率がともに40%です。
6月
東北地方は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
7月
東北地方は平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
<向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
【気 温】
[東北地方]
3か月
5月
6月
7月
凡例:
低い
平年並
高い
【降 水 量】
[東北地方]
3か月
4月
5月
6月
凡例:
少ない
平年並
多い
向こう3か月の確率予報の特徴
気温
降水量
5〜7 月:
各階級の確率の偏りは小さい
各階級の確率の偏りは小さい
5 月:
各階級の確率の偏りは小さい
各階級の確率の偏りは小さい
6 月:
各階級の確率の偏りは小さい
各階級の確率の偏りは小さい
7 月:
平年並または高い確率がともに40%
各階級の確率の偏りは小さい
暖候期予報の見直しについて
最近の天候経過と新しい予測資料をふまえ暖候期の天候について検討しましたが、2 月25 日に発表した暖候期予報の内容に変更はありません。
数値予報(アンサンブル予報)による大気の流れの予報
3 か月平均の500hPa 高度と偏差の予想図:
予想図では、極東域はおおむね正偏差(平年より高度が高く、一般に暖気に対応)となるが、日本の東海上は負偏差で、北日本も弱い負偏差。850hPa 気温予想図では日本付近は弱い正偏差。平年並から高温傾向が予想されるが、寒気やオホーツク海高気圧の影響を受けて低温となる時期もある見込み。
月別の地上気圧と偏差の予想図
:
5 月
:日本の南海上で高気圧が弱い。天気は数日の周期で変わり、平年並から高温傾向が予想されるが、一時的に寒気が南下する可能性もある。
6 月
:日本付近は一様に負偏差となるが、分布に大きな偏りは見られず、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。850hPa 気温予想図(図略)では日本付近は弱い正偏差となっており、平年並から高温傾向が予想される。
7 月
:日本の南海上で高気圧が強まる。また、オホーツク海でも高気圧が強い。平年と同様に曇りや雨の日が多く、オホーツク海高気圧の影響を受けて、東北太平洋側を中心に気温が低くなる時期もある見込み。
循環場の特徴
4 月(20 日まで)
:500hPa 高度では、東シベリアと日本の南海上が負偏差となったが、アリューシャンの南とバイカル湖の東が正偏差となり、日本付近も正偏差におおわれた。寒気の影響は長続きせず、東北地方は晴れて気温の高い日が多かった。
最近の天候経過
4 月上旬
:期間の前半は南岸低気圧や気圧の谷が短い周期で通過したが、天気の崩れは小さかった。期間の後半は帯状高気圧におおわれ晴れて気温の高い日が続いた。なお、9 日は山形県で融雪による地すべり害が、10 日は宮城県で山林焼失の被害が発生した。
平均気温は東北日本海側で高く、東北太平洋側でかなり高い。降水量は東北北部でかなり少なく、東北南部で少ない。日照時間は東北地方でかなり多い。
4 月中旬
:期間のはじめは高気圧におおわれ晴れたが、14 日から15 日にかけては、南岸低気圧が三陸沖を北上した影響で、東北南部を中心にまとまった雨となった。その後も気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨となったが、期間のおわりは高気圧におおわれ東北北部を中心に晴れた。
平均気温は東北北部で高く、東北南部でかなり高い。降水量は東北北部で少なく、東北南部で平年並。日照時間は東北北部で多く、東北南部で平年並。
太平洋赤道域の海水温等の状況、及びエルニーニョ現象等の今後の見通し
太平洋赤道域の海面水温は、東部で負偏差が顕著だった。中部の負偏差は前月より弱まった。海洋表層(海面から深度数百mまでの領域)の水温は、中部から東部にかけての負偏差が前月より弱まり、西部の正偏差は持続した。ラニーニャ現象は持続しているが、弱まる兆候が見られる。
エルニーニョ監視海域の海面水温は、今後基準値に近づき、夏には基準値に近い値で推移すると予測される。ラニーニャ現象は春のうちに終息する可能性が高い。
reigai@ml.affrc.go.jp