2009年仙台管区気象台発表予報

9月24日発表3ヶ月予報



 本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.

○9月24日発表 3ヶ月予報(10月から12月までの天候見通し)

    <予想される向こう3か月の天候>
     向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
     気温は、平年並または高い確率がともに40%です。

    10月 天気は数日の周期で変わるでしょう。
     気温は、平年並または高い確率がともに40%です。

    11月 天気は数日の周期で変わるでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雨の日が少なく、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
     気温は、平年並または高い確率がともに40%です。東北日本海側の降水量は、平年並または少ない確率がともに40%です。

    12月 東北日本海側は平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。

    <向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
    【気  温】
    [東北地方]
    3か月
    10月
    11月
    12月
    凡例:低い平年並高い
    【降 水 量】
    [東北日本海側]
    3か月
    10月
    11月
    12月
    [東北太平洋側]
    3か月
    10月
    11月
    12月
    凡例:少ない平年並多い

  1. 向こう3か月の確率予報の特徴

     気温降水量
    10〜12 月:平年並または高い確率がともに40%各階級の確率の偏りは小さい
    10 月:平年並または高い確率がともに40%各階級の確率の偏りは小さい
    11 月:平年並または高い確率がともに40%東北日本海側では平年並または少ない確率がともに
    40%。東北太平洋側では各階級の確率の偏りは小さい
    12 月:各階級の確率の偏りは小さい各階級の確率の偏りは小さい

  2. 数値予報(アンサンブル予報)による大気の流れの予報
    3 か月平均の500hPa 高度と偏差の予想図:
     予想図では、日本付近を含め北半球は広く正偏差(平年より高度が高く、一般に暖気に対応)におおわれ、気温は平年並か高いと予想される。一方、オホーツク海からベーリング海にかけては負偏差となり、東北地方では、寒気が南下しやすい時期もある見込み。

    月別の地上気圧と偏差の予想図
    10 月:東西方向の等圧線の間隔は広く、天気はおおむね数日の周期で変わる予想。気温は平年並から高めに経過する見込み。

    11 月:日本付近は正偏差の予想。天気は数日の周期で変わるが、高気圧におおわれやすい傾向が予想され、東北地方は平年に比べ晴れの日が多い見込み。

    12 月:大陸の高気圧は正偏差。アリューシャン近海から日本の東海上にかけて負偏差で、北日本中心に冬型の気圧配置が明瞭。一方、500hPa 高度と偏差予想図からは、持続的に強い寒気が南下する可能性は小さいと予想される。東北日本海側は平年と同様に曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込み。

  3. 循環場の特徴
    9 月(20 日まで):500hPa 高度では、日本付近は北日本に中心をもつ負偏差におおわれた。東北地方では寒気の影響を受けやすく気温の低い日が多かったことに対応している。また、日本の南海上から日本の東海上も負偏差で、台風第11 号、第12 号、第14 号が日本の南海上を北上後、日本の東海上を北東進したことに対応している。

  4. 最近の天候経過
    9 月上旬:この期間、高気圧におおわれ晴れの日が多かったが、期間の終わりは気圧の谷の影響により東北北部で曇りや雨となる日があった。9 日は寒気を伴った気圧の谷の通過により大気の状態が不安定となり、秋田県で落雷による被害が発生した。
     平均気温は東北地方で低い。降水量は東北北部で少なく、東北南部でかなり少ない。日照時間は東北北部で平年並、東北南部で多い。

    9 月中旬:この期間、気圧の谷の影響により東北北部で曇りや雨となる日があった他は、高気圧におおわれ晴れの日が多かった。13 日は寒気を伴った気圧の谷が通過したため大気の状態が不安定となり山形県で突風による被害が発生した。
     平均気温は東北日本海側でかなり低く、東北太平洋側で低い。降水量は東北北部で少なく、東北南部でかなり少ない。日照時間は東北北部で多く、東北南部でかなり多い。

  5. 太平洋赤道域の海水温等の状況、及びエルニーニョ現象等の今後の見通し
     8月の太平洋赤道域の海面水温は、全域で正偏差だった。海洋表層(海面から深度数百mまでの領域)の水温は、太平洋赤道域の西部から中部にかけて顕著な正偏差だった。
     エルニーニョ監視海域の海面水温は、予測期間中、基準値より高い値で推移すると予測される。
     エルニーニョ現象が発生しており、冬までは持続する可能性が高いと考えられる。エルニーニョ現象時、過去の統計からは東北地方では、10月と12月に高温の傾向、12月に少雨の傾向が見られる。

    エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の先月までの推移と今後の予測

 
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