2011年仙台管区気象台発表予報

11月24日発表3ヶ月予報



 本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.

○11月24日発表 3ヶ月予報(12月から2月までの天候見通し)

    <予想される向こう3か月の天候>
     向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
     この期間の平均気温は、平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに40%です。

    12月 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。
     気温は、平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに40%です。

    1月 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年に比べ晴れの日が少ない見込みです。
     気温は、平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに40%です。

    2月 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。

    <向こう3か月の気温、降水量、降雪量の各階級の確率(%)>
    【気  温】
    [東北地方]
    3か月
    12月
    1月
    2月
    凡例:低い平年並高い
    【降 水 量】
    [東北日本海側]
    3か月
    12月
    1月
    2月
    [東北太平洋側]
    3か月
    12月
    1月
    2月
    凡例:少ない平年並多い
    【降 雪 量】
    [東北日本海側]
    3か月
    凡例:少ない平年並多い

  1. 向こう3か月の確率予報の特徴
     各階級の確率の偏りが小さい場合は記述していない。

    12〜2月気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
    降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに40%です。
    12月気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
    降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに40%です。
    1月気温は、平年並または高い確率ともに40%です。
    降水量は、東北太平洋側で平年並または多い確率ともに40%です。
    2月 

  2. 寒候期予報の見直しについて
     最近の天候経過と新しい予測資料をふまえ寒候期の天候について検討しましたが、9月22日に発表した寒候期予報の内容に変更はありません。

  3. 数値予報による海洋と大気の流れの予報
     海面水温は、インド洋から西部太平洋の熱帯域では平年より高く、中・東部太平洋熱帯域では平年より低くなる見込み。ラニーニャ現象がすでに発生していると見られ、冬から春までの間に終息する可能性が高いものの、中・東部太平洋熱帯域では今予報期間は平年より低い状態が継続する見込み。
     熱帯の対流活動は、インド洋から西部太平洋にかけて平年より活発の予想で、これに対応して亜熱帯ジェット気流は、ユーラシア大陸で平年より強く、平年より北を流れるが、日本付近では平年より弱く、平年より南を流れる見込み。
     また、対流活動は中・東部太平洋熱帯域で平年より不活発の予想で、これに対応して500hPa 高度は、太平洋北東部が顕著な正偏差となり、アリューシャン低気圧は平年より弱い見込み。北日本を中心に冬型の気圧配置が弱く、大陸からの冷たい季節風が平年より弱いため、東北地方の3 か月平均気温は高温傾向が予想される。低気圧の影響や寒気の入るタイミングによって一時的に大雪となる可能性があり、東北日本海側の降雪量は予報確率の偏りを小さくした。

    月別の予想
    12月:日本付近は広く負偏差におおわれる。アリューシャン低気圧が平年より弱く冬型の気圧配置は長続きしない予想で、大陸からの冷たい季節風が平年より弱く高温傾向が見込まれる。低気圧の影響を受けやすく、東北太平洋側では降水量が多い傾向が予想される。
    1月:シベリア高気圧は強いが、アリューシャン低気圧は平年より弱い。冬型の気圧配置は平年より弱い予想で、大陸からの冷たい季節風が平年より弱く高温傾向が見込まれる。低気圧の影響を受けやすく、東北太平洋側では降水量が多い傾向が予想される。
    2月:日本付近は広く負偏差におおわれる。アリューシャン低気圧が日本に近いところで発達し、冬型の気圧配置が強まる。東北地方は平年と同程度に寒気の影響を受けると見込まれる。

  4. 最近の天候経過
    11月上旬:期間のはじめと終わりは高気圧におおわれて晴れたが、期間の中頃は日本海を北東に進んだ低気圧が東北地方を通過し雨となった。気温は暖気におおわれたため高くなった。
     平均気温は東北日本海側でかなり高く、東北太平洋側で高い。降水量は東北日本海側で少なく、東北太平洋側で平年並。日照時間は東北地方で多い。

    11月中旬:この期間、高気圧におおわれた日があったが、次々と気圧の谷が通過し、また期間の中頃は冬型の気圧配置となった。東北日本海側では晴れの日もあったが、曇りや雨または雪の日が多かった。東北太平洋側では晴れの日が多かったが、曇りや雨または雪の日もあった。13日と15 日は気圧の谷が通過し山形県で、19 日から20 日にかけては日本海と本州の南岸を低気圧が北東に進み、青森県、秋田県、山形県、福島県で大雨となったところがあった。
     平均気温は東北地方で高い。降水量は東北北部で平年並、東北南部で多い。日照時間は東北北部で多い、東北南部で平年並。

  5. 循環場の特徴
    11月(20日まで):500hPa 高度は、太平洋北東部とヨーロッパで気圧の尾根が発達し、顕著な正偏差となった。中緯度帯は偏西風の蛇行が明瞭で、日本付近は中国東北区と朝鮮半島付近に中心を持つ正偏差におおわれた。一方、東シベリア付近と日本のはるか東は負偏差となった。  東北地方では、上旬から中旬はじめにかけて高気圧におおわれて晴れの日が多く、気温は平年より高い日が多かったが、中旬の中頃は強い寒気が南下し、平地でも雪となった。
     
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