2012年仙台管区気象台発表予報

12月25日発表3ヶ月予報



 本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.

○12月25日発表 3ヶ月予報(1月から3月までの天候見通し)

    <予想される向こう3か月の天候>
     向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。

    1月 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

    2月 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

    3月 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

    <向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
    【気  温】
    [東北地方]
    3か月
    1月
    2月
    3月
    凡例:低い平年並高い
    【降 水 量】
    [東北地方]
    3か月
    1月
    2月
    3月
    凡例:少ない平年並多い
    【降 雪 量】
    [東北日本海側]
    3か月
    凡例:少ない平年並多い

  1. 向こう3か月の確率予報の特徴
     各階級の確率の偏りが小さい場合は記述していない。

    1〜3月 
    1月 
    2月 
    3月 

  2. 数値予報による海洋と大気の流れの予報
     海面水温は、インド洋東部から中部太平洋赤道域にかけてでは正偏差、インド洋西部と東部太平洋赤道域では負偏差と予想されている。予報期間中はエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生せず平常の状態が続く見込み。
     対流活動は、インドネシア周辺で平年より活発となり、亜熱帯ジェット気流をユーラシア大陸東部で北に蛇行させ、日本付近で南に蛇行させる働きをすると考えられる。
     500hPa 高度は、このジェット気流の蛇行に対応して、ユーラシア大陸東部で正偏差、日本付近で負偏差となる予想。寒気の影響は東日本以西で平年より大きいが、北日本では平年程度の見込み。アリューシャン低気圧は平年より南寄りでやや強く、冬型の気圧配置は東日本以西でやや強く、北日本で平年程度の見込み。

    月別の予想
    1月:アリューシャン低気圧は平年より南寄りでやや強い予想。東日本以西の冬型の気圧配置は平年より強いが、東北地方の冬型の気圧配置は平年程度と考える。また、北日本の負偏差は周囲よりやや大きい予想で、東北地方は低気圧の影響を受けやすく降水量はやや多い傾向と考える。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込み。
    2月:アリューシャン低気圧は平年程度の予想。東北地方の冬型の気圧配置は平年程度と考える。また、大陸から北日本に負偏差がのびる予想。東北地方は低気圧の影響を受けやすく降水量はやや多い傾向と考える。東北日本海側では平年と同様に曇りや雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込み。
    3月:日本付近は広く負偏差に覆われ、日本付近の等圧線の間隔は1 月や2 月と比べ広くなる予想。日本付近を高気圧と低気圧が交互に通るようになり、低気圧の通過後は一時冬型の気圧配置となると考える。東北日本海側では平年と同様に曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込み。

  3. 最近の天候経過
    12月上旬:この期間、短い周期で低気圧や寒冷前線が通過し、通過後は冬型の気圧配置となった。東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では天気は数日の周期で変わった。期間のはじめと終わりには強い寒気が南下したため、気温はかなり低くなった。低気圧や寒冷前線の通過に伴い大雨や大雪となったため、降水量はかなり多くなった。特に、4 日から5日にかけては低気圧の影響で東北太平洋側を中心に大雨となり、岩手県では日降水量が100mm を超えた所があった。6 日から10 日にかけては東北日本海側を中心に大雪の所があった。
     気温はかなり低い。降水量は東北日本海側でかなり多く、東北太平洋側で多い。日照時間は東北日本海側で少なく、東北太平洋側で平年並。

    12月中旬:期間のはじめと終わりは冬型の気圧配置となり寒気が南下した。期間の中頃は高気圧と低気圧が交互に通過し暖気が流入した。東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多く、寒暖の変動があった。11 日から12 日にかけてと18 日から20日にかけては冬型の気圧配置となったため東北日本海側で大雪の所があった。
     気温は平年並。降水量は、東北北部で多く、東北南部で平年並。日照時間は東北北部で少なく、東北南部で多い。

  4. 循環場の特徴
     12月(20日まで):500hPa 高度は、シベリアから北太平洋にかけての高緯度帯が正偏差となり、東シベリアにブロッキング高気圧が形成された。一方、アジアから日本の東にかけての中緯度帯は負偏差となり、日本付近は寒気に覆われた。
     東北地方は、冬型の気圧配置の日が多く、強い寒気が南下した時期があった。
     
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