2013年仙台管区気象台発表予報
9月25日発表3ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.
○9月25日発表 3ヶ月予報(10月から12月までの天候見通し)
<予想される向こう3か月の天候>
向こう3か月の出現の可能性が最も大きい天候と、特徴のある気温、降水量等の確率は以下のとおりです。
10月 天気は数日の周期で変わるでしょう。
気温は、高い確率50%です。
11月 東北日本海側では、平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
12月 東北日本海側では、平年に比べ曇りや雪または雨の日が多いでしょう。東北太平洋側では、平年に比べ晴れの日が多いでしょう。
気温は、平年並または低い確率ともに40%です。降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。
<向こう3か月の気温、降水量の各階級の確率(%)>
【気 温】
[東北地方]
3か月
10月
11月
12月
凡例:
低い
平年並
高い
【降 水 量】
[東北日本海側]
3か月
10月
11月
12月
[東北太平洋側]
3か月
10月
11月
12月
凡例:
少ない
平年並
多い
1.向こう3か月の確率予報の特徴
各階級の確率の偏りが小さい場合は記述していない。
10〜12月
10月
気温は、高い確率50%です。
11月
12月
気温は、平年並または低い確率ともに40%です。
降水量は、東北日本海側で平年並または多い確率ともに40%です。
2.数値予報による海洋と大気の流れの予想
熱帯域の海面水温は、西部太平洋では平年より高く、インド洋と中・東部太平洋では平年程度。これまで続いたラニーニャ現象に近い傾向は次第に弱まっていく。エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生する可能性は小さい。 対流活動は、海面水温が高い西部太平洋熱帯域で平年より活発となり、この影響で亜熱帯ジェット気流は、予報期間の前半は平年より北に偏って流れ日本付近に寒気は南下しにくく、後半は蛇行し日本付近に寒気が南下しやすい流れとなる見込み。 500hPa 高度は、中緯度帯は正偏差の所が多いが、日本付近は負偏差となる。3 か月平均気温はほぼ平年並だが、上述した亜熱帯ジェット気流の動向により、10 月の気温は高いが、12 月は平年並か低くなり、季節は急速に進む見込み。
月別の予想
10月
:バイカル湖の西から日本海にかけて正偏差、日本の東から南にかけて広く負偏差となる。天気は数日の周期で変わるが、大陸から進んでくる移動性高気圧に覆われやすく東北日本海側では晴れの日がやや多い見込み。亜熱帯ジェット気流が平年より北に偏って流れるため、寒気の影響を受けにくく暖かい空気に覆われる。気温は高いと見込む。
11月
:日本付近は広く負偏差となり、千島付近で偏差が大きい。亜熱帯ジェット気流が日本の西で北に蛇行し、日本の東で南に蛇行するため、北からの寒気の影響を受ける時期があると見られる。西高東低の冬型の気圧配置が現れるようになり、東北日本海側では平年と同様に曇りや雨または雪の日が多く、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多い見込み。
12月
:カムチャツカの東を中心に本州にかけて広く負偏差、バイカル湖の西から日本の南にかけて正偏差となる。西高東低の冬型の気圧配置が平年より強く、気温は平年並か低い。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が多く、降水量と降雪量は平年並か多い見込み。東北太平洋側では平年に比べ晴れの日が多いが、降水量はほぼ平年程度の見込み。
3.最近の天候経過
9月上旬
:この期間、前線が停滞したため、曇りや雨の日が多かった。前線の影響により2 日から4 日にかけては東北北部を中心に、5 日は東北太平洋側で大雨となった所があった。前線と低気圧の影響により7 日は宮城県で、8 日は岩手県、宮城県、山形県を中心に大雨となった所があった。
平均気温は東北日本海側で低く、東北太平洋側で平年並。降水量は多い。日照時間は少ない。
9月中旬
:期間の中頃までは気圧の谷や台風の影響で曇りや雨の日が多く、その後は高気圧に覆われて晴れの日が続いた。期間の中頃にかけ暖かい空気が流れ込んだため気温は高かった。12日は気圧の谷の影響により秋田県で大雨となった所があった。15 日から16 日にかけては前線と台風第18 号の影響により各県で大雨となり、大荒れとなった。青森では16 日に9 月の記録となる日降水量136.0mm を観測した。
平均気温は高い。降水量は東北北部でかなり多く、東北南部で平年並。日照時間は東北北部で多く、東北南部でかなり多い。
4.今月の循環場の特徴
9月(20日まで)
:500hPa 高度は、日本の東を中心に正偏差、シベリアでは負偏差となった。日本の東の気圧の尾根や日本の南東の太平洋高気圧は平年より強く、日本の西の気圧の谷は中国東北区で平年よりやや深かった。このため日本付近には南から暖かく湿った空気が流れ込みやすかった。
東北地方では中旬中頃まで曇りや雨の日が多く、降水量は多くなった。気温は中旬を中心に平年より高くなった。中旬には台風第18 号が本州を北上した。
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