水稲冷害研究チーム
2001年東北稲作動向(新聞記事等から)
本情報は新聞記事等から得られる東北地域の稲作概況をお知らせするものです.
稲作の動向と冷害関連記事に注目して,概況を追跡します.
なお,記事の収集については東北農業試験場情報資料濱田課長さんにご協力をいただいています.
4月
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○4月5日(木) 「海明け」宣言、平年より5,6日遅く
札幌管区気象台は4日、北海道・オホーツク海沿岸の雄武と紋別で同日までに、流氷が沖合に退き船が航行可能となる「海明け」となったと発表した。平年より5〜6日遅い。
(秋田さきがけ)
○4月5日(木) 1等米比率向上へ、JA全農みやぎ
水稲の種まき作業が本格化するのを前に、1等米比率の向上へJA全農みやぎは、種まきを一斉に行わず、作業を数回に分散するよう呼びかけを強めている。あらゆる天候でも安定して生産できる水稲の「晩期栽培」にあわせるため、種まき次期は5日〜25日頃まで幅を持たせ、特に、品質が天候の影響を受けやすい「ササニシキ」「みやこがねもち」は期間後半の種まきを指導している。
(日本農業新聞)
○4月5日(木) 1等米比率78.4%
食糧庁は4日、2000年産水稲うるち玄米の検査結果を発表した。今回が最終発表。1等米比率は78.4%。全般に天候に恵まれ、1999年産同期を15.6ポイント、98年産同期を0.4ポイントそれぞれ上回った。
(日本農業新聞)
○4月6日(金) 桜の春みちのく路に一歩、いわきで開花
桜前線がいよいよ、東北入り−。いわき市小名浜の小名浜測候所は5日午前、構内のソメイヨシノの標準木が開花したと発表した。平年より3日早く、予想より1日早く開いた。
(河北新報)
○4月6日(金) 水稲種まき始まる、JA岩手ふるさと
JA岩手ふるさと水沢地域水稲育苗センターは、3日から水稲の種まき作業が始まり、5月の連休に田植えする農家の希望もあり、昨年より一日早いスタートとなった。
(日本農業新聞)
○4月8日(日) 「元気な苗」思い込め、山形・鶴岡
鶴岡市農協湯田川支所で湯田川温泉の廃湯を利用して種籾を発芽させる、芽出し作業が行われている。芽出し作業は、1848年、地元農家大井多右エ門が考案したとされる。今月1日から作業が始まり、連日庄内一円や新潟件山北町などの農家から多くの種籾が運び込まれている。
(山形新聞)
○4月10日(火) おぼろ豆腐や高田納豆人気、岩手・盛岡市
岩手市の岩手県産のショップららいわてでは、県産大豆を丸ごと使った豆腐や納豆が買い物客の人気を呼んでいる。おぼろ豆腐は白目大豆に天然にがりを使って固めたもので、1点ずつ手作りで保存料などを使っていないため、夏以来、一時取り扱いをストップしていた。
(盛岡タイムス)
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○4月11日(水) 最大規模の乾田直播始まる、福島・原町
稲の種籾を畑同様の乾いた田んぼに直接播いて省力化を図る乾田直播が10日から原町高地区で始まった。今年は20日までに「あきたこまち」「ひとめぼれ」を19ヘクタールに直播きする計画で、県内最大、全国でも有数の規模という。
(福島民報)
○4月11日(水) 豪雪による遅れほとんどなし、青森県
県農業生産対策推進本部による今年第1回目の水稲播種進捗状況調査が10日まとまり、同日現在の県平均は平年比3ポイント減の38%だった。雪解けが速かったため大きな遅れはない。
(東奥日報)
○4月11日(水) のびる苗田植え間近、岩手・花泉町
岩泉町の農家のビニールハウスで、早くも育苗作業が本格化した。「ひとめぼれ」の苗は3,4センチまで伸びた。青々とした苗が農繁期間近をを告げている。
(岩手日報)
○4月11日(水) 水稲、多様なニーズに対応、東北作付動向
2001年産水稲は、多様なニーズへの対応を意識した品種構成になりそうだ。日本農業新聞東北支所が10日まとめた推計値によると、各県の主要品種に変動はないが、秋田「あきたこまち」、宮城「ひとめぼれ」などが県内の作付比率を落とす見込み。替わって準主役を目指す新顔や業務需要を狙った品種が台頭して、「めんこいな」「まなむすめ」「ゆめあかり」などの割合が増える。
(日本農業新聞)
○4月12日(木) 山形でも桜顔見せ、山形
県都・山形市でも桜が開花−。山形地方気象台は12日朝、構内にある観測用の桜(ソメイヨシノ)が開花した、と発表した。平年より5日早く、去年より7日早い。
(山形新聞)
○4月13日(金) こざき練り ブドウもち、秋田・横手
地元の農産物や郷土料理を基に新しい特産品を開発し、商品化しようと結成した横手市の「食文化研究会」(事務局・市農林課、12人)が「こざき練り」と「ブドウもち」を開発、11日夜、同市のかまくら館で、メンバーらによる試食会が開かれた。
「ブドウもち」はもち粉、白玉粉、小麦粉、ブドウジュースなどを混ぜたものをせいろで蒸してつくった生地に、ブドウを丸ごと入れる。ブドウ本来の香り、色を出す素材を選ぶのに苦労したという。
「こざき練り」は、すりつぶしたもち米に水を加え煮込み、リンゴ酢や塩、砂糖で味を整えた。特産のリンゴなども加えられている。
(秋田さきがけ)
○4月13日(金) 秋田市で桜開花 過去10年で最も早く、秋田
秋田地方気象台は12日、秋田市の桜(ソメイヨシノ)の開花を宣言した。昨年より8日、平年より7日早く、ここ10年では最も早い。
(秋田さきがけ)
○4月13日(金) 水稲播種作業開始、岩手・盛岡
盛岡、紫波地方でも水稲の播種作業が始まっている。播種作業を始める前に神棚に拝礼したり、作業開始日に大安の日を選ぶなど農家は豊作への願いを込める。
(岩手日報)
○4月13日(金) 「つがるロマン」種まき始まる、青森・JA津軽尾上
JA津軽尾上総合営農センターは11日から、「つがるロマン」の種まき作業を始めた。健苗生産に最新の注意を払い、水・温度などの栽培管理に努めながら、5月中旬以降の田植え本番に合わせ、農家生産者に配る。
(日本農業新聞)
○4月14日(土) 石割桜一輪ほころぶ、盛岡市
盛岡市内丸の盛岡地裁前庭にある国の天然記念物「石割桜」は13日、つぼみだった花が咲き始めた。開花は昨年より8日早い。名所の桜の開花は盛岡に本格的な春の訪れを告げた。
(岩手日報)
○4月14日(土) 「じか播き」で省力化に期待、県農試藤坂支場
十和田市の県農業試験場藤坂支場は、育苗・田植えのいらないじか播(ま)き栽培に優れた稲の新系統「ふ系201号」を開発した。「ふ系201号」は早生の「かけはし」と耐倒伏性の強い「ふ系164号」「関東PL11」の3品種・系統を親にした三系交配から生まれた早生・耐倒伏性極強系統で、水田の表面に種もみを散布するだけで稲が生長することから低コスト・省力化が期待されている。
(東奥日報)
○4月14日(土) 農業最新情報ケータイ配信
農業・農村も情報技術(IT)の時代−。高知県などがホームページ(HP)配信を運営する「こうち農業ネット」は、今年1月から、携帯電話を使った農業情報提供サービスを始めた。最新の病害虫予察情報や気象情報を、携帯電話のインターネット機能を通じて配信。生産者は、パソコンの前に座らなくても、役立つ情報が手に入れられる仕組みだ。
(日本農業新聞)
○4月14日(土) 一味違う豆腐 好評、秋田・神岡
酒蔵の仕込み水と町内産大豆を使った豆腐が秋田県神岡町で12日、初めて売り出された。予約制で毎月1回だけの販売となるが、4月分は用意された500丁が瞬く間に完売、関係者は大喜びだった。売り出したのは、町産大豆と地元の銘酒「刈穂」「福之友」の仕込み水を原材料とした2種類の豆腐を1セットにしたもの。豆腐本来の甘みがあり、仕込み水も硬水、軟水と正反対の性質を持つため、味の違いが楽しめるという。
(河北新報)
○4月14日(土) 70年後の冬気温2度上昇、気象庁
気象庁は13日、大気中に345ppm(1ppmは100万分の1)含まれているとされる温室効果ガスの二酸化炭素の濃度が年1%ずつ増加した場合、70年後には濃度が2倍となり、日本列島の1月の平均気温はほんどの地域で2度以上、北海道の1部などで3度前後上昇するなどとする温暖化予測をまとめた。
(秋田さきがけ)
○4月14日(土) 良質米生産へ土壌改良剤散布、JA秋田みなみ
JA秋田みなみでは10日、土壌改良材の春季フレコン散布を実施した。全天候に対応するため土壌改良材の散布が不可欠。営農指導を徹底させる中、JAに委託される散布面積は年々増えている。
(日本農業新聞)
○4月14日(土) 自給率向上へ強力運動、宮城県青年連盟総会
宮城県農協青年連盟は13日、JAビル宮城で第48回通常総会を開いた。地域農業の再構築を図り、豊かな大地と自然環境、健康な食と生命を次代の子供たちに引き継ぐため、食料自給率向上に向けた取り組みを実行し農業重視の国民的な世論を作り上げることを最重要課題に、女性部と一体となって取り組むことを決めた。
(日本農業新聞)
○4月15日(日) 43市町村で「はえぬき」 山形県
学校で米飯給食を実施している県内市町村の使用水稲品種が本年度、すべて「はえぬき」に切り替わった。昨年度は真室川町が「はなの舞」、八幡町と平田町が「ササニシキ」だったが、県農林水産部の要請で県産主力品種の「はえぬき」に変更した。「はえぬき」を含む県産農産物の評価を向上させ、県内の消費拡大を図る「地産地消」を進めようと、本年度スタートした県の流通販売戦略「おいしい山形推進プラン」の効果が早くも表れたと、関係者を喜ばせている。
(山形新聞)
○4月15日(日) 発芽玄米実力を発揮
信州大学農学部の芽原紘教授の研究グループは、発芽玄米からアルツハイマー型痴呆(ちほう)症に効果があるみられる物質を発見した。同教授は「健忘症などの予防や治療にも応用できる」とみており、今後、臨床試験で効果を調べ、米の消費拡大にもつなげたい考えだ。
(日本農業新聞)
○4月17日(火) ササニシキ復権狙い強化策、宮城県農協
かつてコシヒカリと並ぶ米の2大ブランドだったササニシキの“復権”に向け、主産地の宮城県や農協が異例の強化策に乗り出した。冷害やいもち病に弱いなどの弱点が農家の不評を買い、2000年産の作付面積が前年に続き11位と2年連続で上位10傑から転落。農協などは「このままでは忘れ去られる」と、危機感を募らせている。
(東奥日報)
○4月17日(火) ロマン一等米増収、黒石市
黒石市農業振興協議会(村上啓二会長)は落ち込んでいる同市の農業生産額の百億円台回復を目標とする「市農業振興計画」を策定した。2005年度の達成を目指し、生産品目別の具体的な数値目標などを掲げた。同市は同計画に沿う形で、生産基盤強化や担い手育成の施策を展開する方針だ。
コメにおいては、こうした状況に比例するように05年度生産額が99年度実績比で1億4千200万円マイナスの19億1千400万円へと減額を予測。
(東奧日報)
○4月17日(火) 進ちょく率81%平年上回る水準 県内の水稲は種状況、青森県
県農業生産対策推進本部がまとめた15日現在の水稲播(は)種進ちょく状況で、県全体の平均進ちょく率は81%となり平年を3ポイント上回った。県平均の進ちょく率が50%に達した「播種最盛期」は12日で、平年と同じ。県農産園芸課は「今後の生育が懸念されるような遅れ幅ではない」とみている。
(東奧日報)
○4月17日(火) コブシ、パッ 青森5月並みの暖かさに、青森市
青森市で15日、陽気に誘われ県庁の東側並木と栄町の民家にあるコブシの花がほころび始め、市民らの目を楽しませている。コブシの花は、ソメイヨシノに先駆け春に咲くすがすがしい純白の美しい花。別名は「田打ちザクラ」と呼ばれる。開花を目安に、農家が田んぼの土をすき起こす作業の取り掛かるからだといわれる。
(東奧日報)
○4月17日(火) 春風切って さあ田植え、角田市
県内のトップを切って、仙南地方のコメどころ角田市で16日、早くも田植え作業が始まった。仙南地方で例年、田植えが本格化するのは5月の連休中だが、松浦さんは通常より2・3週間早い3月中旬に種まきを行って育苗に努めてきた。「寒い時期に種をまくことで、根が深く張って丈夫な苗になる」と松浦さんは自信を見せる。
(河北新報)
○4月17日(火) コメの等級 画像で判定 山本製作所と県工技センター、山形県
山本製作所(天童市、山本惣一社長)は県工業技術センターと共同で、画像処理でコメの等級を判定するシステムの開発に取り組んでいる。品質検査の民営化に向けた産官連携の技術開発。判別の性能は既に実用レベルに達し、全国食糧検査協会が秋に行う現地検査を経て商品化する方針だ。
スキャナーに検査する米粒を乗せると、形状や色を読み取り、きれいな整粒と病害虫などの被害粒、死米、未熟粒、着色粒などを即座に判別し、それぞれの数と全体に対する比率をはじき出す。千粒を検査する時間は30秒以内。そのデータを参考に一等米、二等米などの等級が決まる。
(山形新聞)
○4月17日(火) 農水省がIT戦略 リーダー1万人育成、JA農政
農水省は16日までに、21世紀の農林水産分野の情報技術(IT)戦略を決めた。5%台にとどまっている農家が経営に利用しているパソコンの割合を2004年度までに20%程度に引き上げる。また、インターネットなどを使いこなし、地域の情報化を担うリーダーも、04年度までに1万人程度育てる計画だ。
(日本農業新聞)
○4月17日(火) 米づくり本番を控え育苗センター活気、JA会津みどり
今年産の稲作本番を前に、福島県のJA会津みどり坂下総合支店の育苗センターは、農家の省力につながる発芽苗を出荷、受け取りに来る兼業農家で活気づいている。今年の計画は、「コシヒカリ」78%、「ひとめぼれ」19%、「ササニシキ」3%の割合。
(日本農業新聞)
○4月18日(水) バーチャル農業楽しんで、宮城県
インターネット上で農業体験ができる「バーチャル農業」が、新しいグリーンツーリズムの手法として注目されている。現在開催中の「インターネット博覧会」(インパク)では、都市生活者らがコメ作りに参加、生育状況をパソコン画面でチェックするコーナーなどが、宮城県パビリオンに先ごろ開設された。仮想農業とはいえ、刈り入れ時には田んぼに出て、収穫の喜びも味わえる。関係者は「農業への親しみと理解を深めるきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。
(河北新報)
○4月18日(水) 今年初めての夏日、山形県
17日の県内は、日本の東海上に中心を持つ高気圧に覆われ、各地とも晴れて気温が上昇した。山形では最高気温が25.3度を記録して、今シーズン初の「夏日」となった。
(山形新聞)
○4月18日(水) 農業被害は64億円、山形県
県は17日、昨年末からの豪雪の被害状況を県議会運営委員に報告した。立川町立谷沢の発電所付近で発生した表層雪崩に巻き込まれて死亡した3人を含め、死者は10人に達した。徐々に増加している農業関係の被害額は約64億円になった。
(山形新聞)
○4月18日(水) イネハモグリバエやや多い、宮城県発生予察情報
宮城県病害虫防除所は18日までに発生予察情報第1号を出した。水稲の本田初期害虫では、イネハモグリバエの発生がやや多くなると予想している。直播田では発生が多くなる傾向があるほか、前年多発田は粒剤の箱施用などの予防を呼び掛けている。
(日本農業新聞)
○4月18日(水) 黒大豆しょうゆ、宮城県松山町
志田郡松山町の「長尾転作組合アグリ・21」(今野時男組合長)では、黒大豆を使ったしょうゆを販売している。「大豆の栽培が増える中『ほかと違ったものを』と考え、黒大豆に着目しました」と今野時男組合長。しかし、黒大豆の収穫量は10アール当たり80キロ程度で、生産量の少ない分は付加価値で補う必要がある。そこで目をつけたのが黒大豆のしょうゆ。値段はやや高めだが固定客も多いという。
(農業共済新聞)
○4月18日(水) 苗代づくり急ピッチ、青森県
県内は17日、全域で晴れ模様となり、県南地方を中心に初夏の陽気となった。街を歩く人たちの中には半そで姿も目立ち始め、青森市郊外の水田では農家の人たちが苗代づくりに追われていた。
(東奧日報)
○4月19日(木) 陽気に誘われモモの花満開、福島県北地方
18日の県内は高気圧に覆われ、17日に引き続き、各地で5月中旬から7月上旬の暖かさとなった。福島市は25.5度を記録し、2日続けての夏日だった。連日の暖かさで県北地方のモモ畑の花が例年より、早く満開となっており果樹農家ではモモの花の摘花作業に追われている。
(福島民報)
○4月19日(木) 有機農産物「安全」でも「高い」、古川市
大崎地方に住む主婦の八割近くが有機農産物に関心があることが、県古川産業振興事務所アンケートで分かった。有機農産物には安全なイメージがある一方で、価格の高さを指摘する声も多かった。減農薬・減化学肥料栽培などを含む有機農産物に関心があるかどうかの問いに対して「大いに関心がある」または「少し関心がある」と回答したのは合計78lに上り、「これまで有機農産物を購入したことがある」と回答したのは94lを占めた。
(河北新報)
○4月19日(木) 海水温情報iモードで、釜石市
釜石市平田の県水産技術センター(武市正明所長)は、携帯電話のiモードで、三陸沖の海表面水温の衛星画像情報の提供を始めた。今年1月からパソコンのインターネットで提供している情報を簡素化し、沿岸でも普及が進む携帯電話で手軽に利用できるようにした。全国的にも珍しい取り組みで漁場を探る新たな手段となる。
(岩手日報)
○4月19日(木) 新品種育成 ゆめあかりに続け、十和田市
十和田市の県農試藤坂支場でこのほど、温室内で栽培された稲の刈り取りが行われた。この稲は、新品種の開発・実用化などを目指し同支場が研究栽培しているもので、関係者は、たわわに実った稲穂を見ながら「この中から県を代表する品種が誕生すれば」と期待を寄せていた。
(東奥日報)
○4月20日(金) 大気中のCO2濃度上昇続く、気象庁
気象庁は20日、地球温暖化の原因となる大気中の二酸化炭素(CO2)について昨年の濃度観測結果をまとめた。大気環境観測所(岩手県三陸町)など国内3地点の年平均濃度は1.4−1.2ppm増加しており、濃度の上昇が続いていることが分かった。
(河北新報)
○4月20日(金) 一転冬に逆戻り、北海道
7−8月並みの“厚さ”が続いていた北海道は20日朝、寒冷前線が北海道上空を通過、冬型の気圧配置となり、3月中旬の冬模様に逆戻り。札幌市中心部の時計台周辺では、時折の降雪に傘をさしコートの襟を立てて歩くサラリーマンの姿が目立った。
(東奥日報)
○4月20日(金) コメ消費一転増 9ヶ月で伸び14l外食など需要刺激、農水省
1960年代半ば以降、減少傾向を続けてきたコメの販売が大幅増加に転じたことが全国農業協同組合連合会(全農)などで組織する「コメの需給・価格情報に関する委員会」の19日の発表で分かった。自主流通米の販売数量は、昨年7月からことし3月まで9ヶ月連続で前年同月を上回り、この間の伸び率は14lに達した。農水省が同日発表した2月の1人当たりコメ消費量は4936cで前年同月比2.4l増と、調査を始めた1996年以降の単月ベースで最高の伸びを示した。
(河北新報)
○4月20日(金) 減農薬米栽培を推進、岩手・JAいわて中央
JAいわて中央都南地域では、今年度から全域で減農薬米栽培の取り組みを進めることから、第1回の現地指導会がこのほど、管内17会場で開かれた。同JAが定めた減農薬栽培の基準では、農薬の使用回数が慣行栽培の半分以下とし、使用する薬剤も決められている。
(日本農業新聞)
○4月20日(金) 水稲直播普及へ、岩手
稲作の低コスト化を目指し県内の農家グループがこのほど、「いわて直播栽培米研究会」を立ち上げ、技術普及へ会員を募集している。全県的な農家グループの研究会は東北地方では珍しい。
(日本農業新聞)
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○4月22日(日) 朝日町の米人気です、山形・朝日町
首都圏のスーパーチェーン店で販売を始めた朝日町産の米が順調な売れ行きを見せている。朝日連峰から流れるきれいな水や、くい掛けによる自然乾燥などこだわりの栽培法が人気の秘密のよう。町関係者を喜ばせている。
(山形新聞)
○4月22日(日) 県のエコファーマー制度、農家に根付かず、福島県
低農薬で環境に優しい農作物づくりに取り組む農業者を県が認定するエコファーマー制度の初年度の登録者はわずか二人で、目標の百人を大幅に下回ったことが21日までに分かった。県はPR不足が主な原因とみているが、農家の間からは「登録のメリットが感じられない」「今の農家は認定居順より進んで低農薬に取り組んでいる」との声が上がっており、新たな取り組みはスタートからつまずいた形。
(福島民報)
○4月22日(日) 玄米食ブーム
玄米食が幅広い人気を集めている。健康食ブームを背景に、栄養価の高い玄米の良さが見直されているのに加え、大手化粧品メーカーまでが販売に参入。玄米を提供する飲食店も増えていることが、人気に拍車をかけているようだ。
(東奥日報)
○4月22日(日) 残雪背に春映える 胆沢町スイセン畑が満開に、胆沢町
春本番を迎え、各地で花便りが盛んだ。胆沢町小山では畑のスイセンが満開となり、雪の焼石連峰を背にした風景が見る人の心を和ませている。
(岩手日報)
○4月23日(月) そよぐ緑に実りの予感、福島・小高町
小高町の農家は22日、早くも田植えが始まった。コシヒカリの苗をケース毎田植機に載せ、水の張った田んぼに次々と植え込んでいた。
(福島民報)
○4月25日(水) リンゴの花蕾褐変など発生、岩手で低温、降霜
岩手県内では21日から23日にかけての低温・降霜で、県央から県北において、リンゴの花蕾の褐変などの農業被害が発生している。岩手県農林水産部が24日発表したところによると、被害規模は全体で641ヘクタール、被害金額は4億748万円に及ぶ。
(日本農業新聞)
○4月26日(木) 一斉耕起の日を、宮城・田尻町
田尻町農業委員会は25日、耕作放棄地をなくする模範を示すため、未利用になって荒れている町内の農地を耕した。今後、「一斉耕起の日」を設けて、各集落での耕作放棄解消の取り組みを促している。
(日本農業新聞)
○4月26日(木) 今年は早稲が豊作、秋田・鹿角市
鹿角市八幡平の菅原神社では25日、わらで熱湯をすくい泡立ちで作柄を占う「お湯立て神事」が行われた。同神事を行った保存会の人は「三回のお湯立てで、湯柱の立ち具合から早稲が豊作」と占った。
(日本農業新聞)
○4月27日(金) 売れる米に総力、山形運動本部
21世紀米づくり日本一推進運動本部の総会が25日、山形市で開かれた。県産米をリードするトップブランド米創出の推進、消費者需要の増大を背景に作付面積が急速に拡大している新形質米の利活用などを柱とした今年度の事業計画を決めた。
(日本農業新聞)
reigai@affrc.go.jp