水稲冷害研究チーム

葉いもちとは


 本田で葉に発生するいもち病を『葉いもち』と呼んでいる。北日本では、分げつ期から出穂期にかえて連続的に発生する。
 いもち病は種子伝染性病害であり、一次伝染源は保菌種子、罹病稲わら・もみ殻などである。いもち病の分生子は葉面に落下したとき適当な温度と水滴があると、発芽して侵入する。いもち病菌の発芽・侵入には葉面の「ぬれ」の持続時間が大きく影響する。葉面のぬれの時間が長いほど、侵入率は高くなる。侵入から発病までの期間を潜伏期間という。この期間は温度によって左右され、気温が低いほど長く、高いほど短くなる傾向がある。
 被害が甚大となる穂いもちの伝染源は葉いもちであり、出穂前25〜35日前以降に形成された葉いもち病斑が、穂いもちの主な伝染源となるといわれている。したがって、葉いもち防除が被害軽減の基本となる。


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