水稲冷害研究チーム

早期警戒情報


1997年早期警戒情報(9月27日)

No.26

仙台管区気象台が9月26日に発表した向こう1か月の予報によると、この期間の第1週目は前線や気圧の谷の影響で天気がぐずつく時期があり、気温は太平洋側では平年より低いと、次のように予報されています。

<概 要>
向こう1か月についてみると、
・平均気温は平年並みの可能性が大きい見込みです。
・降水量は平年並みの可能性が大きい見込みです。
・日照時間は平年並みの可能性が大きい見込みです。

○ 9月27日(土)から10月3日(金)
明日(27日)までは気圧の谷の影響で全般に曇りや雨。その後は高気圧が北に偏って通り、太平洋側中心に曇りの日が多い見込み。
 平均気温は日本海側は平年並み、太平洋側は平年より低い見込み。(詳細は週間天気予報を参照)
○ 10月4日(土)から10月10日(金)
高気圧に覆われやすくなる見込み。
 平均気温は平年より高い見込み。
○ 10月11日(土)から10月24日(金)
天気は周期的に変化するが、低気圧や前線の影響でぐずつく時期がある。
平均気温は平年並みの見込み。

<予報の信頼度>
 向こう1か月:小さい、2週目:小さい、3〜4週目:小さい

 9月27日現在における冷害危険度地帯別にみた過去7日間の平均的な気象経過は、次の通りです。
  • 地帯1:気温(平均−最高−最低)16.5−19.3−14.1度。日照1.8時間。最高気温は平年より2.2度低く推移。日照時間は平年より1.3時間少なく推移。
  • 地帯2:気温(平均−最高−最低)16.2−19.8−12.4度。日照3.4時間。最高気温は平年より1.2度低く推移。日照時間は平年並みで推移。
  • 地帯3:気温(平均−最高−最低)16.5−19.9−13.1度。日照3.1時間。最高気温は平年より1.5度低く推移。日照時間は平年並みで推移。
  • 地帯4:気温(平均−最高−最低)16.2−20.1−12.3度。日照3.5時間。最高気温は平年より0.9度低く推移。日照時間は平年並みで推移。
  • 地帯5:気温(平均−最高−最低)16.9−19.8−14.1度。日照2.4時間。最高気温は平年より2.4度低く推移。日照時間は平年並みで推移。
  • 地帯6:気温(平均−最高−最低)15.2−18.2−12.3度。日照2.1時間。最高気温は平年より2.2度低く推移。日照時間は平年より1.1時間少なく推移。
  • 地帯7:気温(平均−最高−最低)16.3−18.9−13.8度。日照1.7時間。最高気温は平年より2.4度低く推移。日照時間は平年より1.4時間少なく推移。
  • 地帯8:気温(平均−最高−最低)16.3−19.6−12.6度。日照4.2時間。最高気温は平年より0.7度低く推移。日照時間は平年並みで推移。
    このように、最高気温は平年よりかなり低く、また地帯によっては日照不足の状態で推移しています。水稲の登熟には好ましくない状況です。東北地域の水稲は現在登熟後期から刈り取り時期にあります。地域・品種によっては収穫適期となっています。。
    今後1週間、天気はぐずつき、気温の低い状態がしばらく続く見込みです。地域・品種によっては登熟や刈り取りが遅れる可能性が予想されます。
    品質向上のために適期刈り取りの励行が求められています。各県の技術指導情報を参考に、刈り取り適期を適正に判定することが重要です。

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