水稲冷害研究チーム

2001年青森県稲作生産情報


 なお,詳しい内容に関する問い合わせは青森県にお願いいたします.

稲作生産情報第8号
平成13年9月5日
青森県農業生産対策推進本部


登熟の進み方が地域によって異なるので、登熟状況を見極めて適期内に刈取りを行い、食味・品質の優れた米を生産しよう。

1 適期刈取り
(1) 出穂後の積算気温から推定した中生品種(ゆめあかり、むつほまれ、つがるロマン)の刈取り始めは、表及び図のとおりである。
  地域によっては不稔が発生したり、出穂・開花期間が長引いたことから、登熟のばらつきが大きくなっているので、ほ場をよく見回り、登熟状況を見極めて刈取りを始める。
(2) ほ場ごとの刈取適期は、出穂の時期や単位面積当たり籾数などにより異なるので、籾の黄化程度(ほ場全体の籾の90%程度が黄化)や枝梗の黄化程度(2/3程度が黄化)、籾水分(25〜26%程度まで減少)などを総合的に判断して決定する。
なお、不稔が発生しているほ場では、米の仕上がりが早くなる傾向があるので、刈遅れないように注意する。
(3) 本年の刈取りの適期幅は、2週間程度と見込まれ、刈遅れると食味・品質の低下を招くので、計画的な作業で適期内に刈取りを終わるようにする。
(4) 倒伏した稲は、品質が低下するので別に刈取る。また、刈取り後、水分が高い籾を長時間堆積しておくと、ヤケ米や発酵米など着色粒が発生し、品質低下の原因になるので、早めに乾燥を行う。

2 収穫作業の事前準備
(1) コンバインや乾燥調製施設などの点検・整備を急ぐとともに、生産組織などでは作業計画を早目に立て、刈取作業が遅れないようにする。
(2) 降雨に左右されず、適期内に収穫作業ができるよう水田内への排水溝の設置や排水路の整備を行う。

3 適正な乾燥・調製
(1) 乾燥中の籾水分を時々測定し、玄米水分を15.0〜15.5%に仕上げて、過乾燥を防止する。
(2) 米選機の網目は1.9mmを使用し、適正な流量を守り、整粒歩合80%以上を目標に調製する。

 県内主要地における出穂後の積算気温960℃到達予想日の表及び出穂後の積算気温960℃到達予想の図はpdf添付ファイルを参照してください。

   (青森県農業生産対策推進本部)


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