水稲冷害研究チーム

2001年山形県技術対策


 なお,詳しい内容に関する問い合わせは山形県にお願いいたします.

技術対策
平成13年8月31日
21世紀米づくり日本一推進運動本部


当面の技術対策
  本年は、穂揃期間が長いため登熟のバラツキが生じ、胴割粒やうす茶米、未熟粒などの発生による品質低下が懸念されることから、地域毎の適期刈取り情報に十分注意し、刈遅れないことが重要である。

(1)早期落水の防止と刈取り準備
 落水時期は、普通田で出穂後30日、排水不良田で25日、砂質系で保水の劣る水田では35日程度を目安とし早期落水は行わない。また、圃場の乾きが悪く刈り遅れになる事例が例年見られるので作溝の手直し等の圃場管理を徹底する。

(2)適期内刈取りの推進
刈取り適期は、出穂後の積算平均気温を目安に、「はえぬき」で950〜1,200℃とするが、本年は穂揃期間が長かったため圃場内のバラツキが大きいことから、枝梗の黄化、青籾歩合、籾水分などを加味したきめ細かな対応を行う。また、早生品種も刈取り始期は950℃とするものの、終期は「はなの舞」が1,050℃、「あきたこまち」が1,100℃とする。
 
(3)適正な乾燥・調製に向けた対応
 乾燥時は張り込み籾の水分測定を確実に行い、仕上がり玄米水分は15%になるようにし、選別は1.90mm網目(LL)の使用を基本とし、整粒歩合の向上を図る。また、収穫・乾燥機械の整備点検、共乾施設の作業計画点検を早急に行い、適期刈取りに向けた万全な体制を整える。


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