○病害虫発生予報情報注意報第2号(4月19日)
[概要]
播種期に低温の日が続いているため,出芽,緑化期に低温に遭遇した苗が多く,苗立枯病が多くなると予想されます.これからも気温の低い日が続く予報なので,これから播種するところでは,播種前あるいは播種時の防除は必ず実施しましょう.また,播種後は苗を低温に当てないように,ハウス内の温度管理を十分注意するとともに,覆土の表面や籾層部分でのカビの発生を観察し,防除や予防対策に万全を期してください.
1.苗立枯病:県下全域,発生量は多い.
1)予報の根拠
(1)4月に入り,気温が低い状態が続いており,この状態はこの先1週間程度は続き,平均気温は4〜5度低い日もある見込み.
(2)播種後の生育がやや遅れており,すでに苗立枯病の発生が確認されている.
2)防除上の注意
(1)これから播種するところでは,苗立枯病剤防除を実施,加温出芽とする.
(2)防除してない場合,タチガレエース液剤の500倍液をかん注,またはフジワン粒剤を処理する.なお,これらはリゾプス属菌,トリコデルマ属菌に効果がないので注意する.
(3)播種前あるいは播種時に防除薬剤を床土に使用した場合は,ハウス内の温度管理に十分注意すること.
(4)緑化期以降にリゾプス属菌,トリコデルマ属菌が多発した場合は,ベンレートT水和剤20の1000倍液をかん注する.
(5)苗を低温(4度以下)にあてると苗立枯病が多発するので注意する.ただし,高温すぎると細菌病が発生しやすいので,緑化期前後の温度管理はこまめに行い,緑化期以降の温度は20〜25度とする.
また,床土の過湿と乾きすぎは苗立枯病の発生を助長するので,適正な灌水に努める.
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