水稲冷害研究チーム

2000年宮城県「発生予察情報」


 なお,詳しい内容に関する問い合わせは宮城県病害虫防除所企画指導課(TEL.022-275-8960, FAX.022-276-0429)にお願いいたします.

カメムシ類に関する注意報(注意報第1号)

平成12年7月12日

宮城県病害虫防除所

 7月3〜6日の巡回調査におけるすくい取り調査の結果、牧草地や雑草地などにおいて斑点米の原因となるカメムシ類の発生量が平年より多く、発生地点率も平年より高くなりました。主な種としては、アカスジカスミカメ(旧:アカスジメクラガメ)、アカヒゲホソミドリカスミカメ(旧:アカヒゲホソミドリメクラガメ)、ムギカスミカメ(旧:ムギメクラガメ)のカスミカメムシ類(旧:メクラカメムシ類)およびホソハリカメムシがすくい取られ、さらに南部ではクモヘリカメムシも多くすくい取られました。
 天候によってはカメムシ類の増殖に好適となることから、雑草の刈り取りなど防除を徹底して下さい。

1)予報の根拠
@すくい取り調査の結果、牧草地や水田周辺の雑草地等での発生量は平年より多く、発生地点率も平年より高かった。
A定点における予察灯へのカメムシ類の誘殺数は多く、主にアカヒゲホソミドリカスミカメが誘殺されている。

2)防除上注意すべき事項
@カメムシ類は水田周辺の牧草地、水路、道路法面、堤防のイネ科雑草などで増殖するので、餌となるイネ科雑草などの管理に注意する。
A雑草、牧草をイネの出穂頃に刈り取るとカメムシ類が水田に侵入しやすくなるので、イネの出穂10日までに雑草などを刈り取る。
B常発地や水田周辺のイネ科牧草や雑草でカメムシ類の発生が認められた場合は、穂揃い期とその7〜10日後までの2回薬剤を散布し、地域一斉防除に努める。
C加害種により薬剤の効果が異なるため、混合剤を使用する。


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