水稲冷害研究チーム
2004年編集長日誌
この日誌は早期警戒システムの舞台裏を記録するものです。
7月
−−−−−−−−− 上旬 −−−−−−−−−
○7月1日(木)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れの1日となる。
・最高気温は福島で29.5℃など50か所で夏日となる。久慈で平年より6.6℃高い26.8℃など8か所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
・石巻のモニターより生育調査結果が届く。
「6月後半に梅雨らしい天候が2・3日続きましたが今年の梅雨は、まったく雨が降らない空梅雨模様です。6月の気温もかなり高く推移しており、水稲の生育も順調です。7月1日付けの生育状況を送ります。茎数は依然として不足気味です。初期の管理がずいぶん影響しています。無効茎が少ないのでどうにかなりそうです。昨年の生育データと比べてみたら、亀の尾の生育ステージが一致していました。今年の生育は茎がやや細いようです。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度付近に0.5℃、西経110度付近に−1℃、東経140度付近にー0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(1日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県中南部、秋田県中南部。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・仙台管区気象台発表の6 月の東北地方の天候によると、6 月の特徴は、高温、東北太平洋側の多照、台風第4 号、台風第6 号の日本への上陸であった。
・秋田県病害虫防除所から病害虫発生注意報 第4号が発表される。
・岩手県病害虫防除所から病害虫発生注意報 第2号が発表される。
・山形県病害虫防除所から病害虫発生予報 第4号が発表される。
・岩手県から農作物情報第7号が発表される。
・宮城県から稲作情報第3号が発表される。
【研究活動】
【その他】
○7月2日(金)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れの1日となる。
・最高気温は米沢で29.9℃など39か所で夏日となる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「おはようございます。相次ぐ台風の接近で、中干しの開始が予定より遅れています。それにしても、直撃を免れた事は良かったです。今年の6月の気象は、珍しいのでは?荒れ空は、7/上旬で終わってほしいものです。順調に生育しているのですが、草丈が平年より伸びているのが気になります。葉色や稲姿は乱れていないので、そんなには心配していないのですが・・・。
7/1は、最上町の中心を流れる”小国川”の鮎釣り解禁の日でした。しばらくぶりの晴天で条件も良く、楽しんでいました。スナップ写真を、添付します。」
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
「おはようございます。あっという間に又10日が過ぎてしまいました。7月1日の調査結果をお送りいたします。今回は雨の日も多く蒸し暑かった事もあり、草丈が大きく伸びました。茎数の増加のスピードも少々鈍ってきました。直播は相変わらず順調で移植に追いつかんばかりのペースです。」
・宮城県小牛田町のモニターより生育調査結果が届く。
「7/2 生育調査したので報告します。1日に調査の予定でしたが 麦刈りと大豆の播種と同時作業の為遅れてしまいました。麦刈りは6/29からで大豆播種量(タンレイ)8Kgで基肥は側条施肥で20Kg入れました。小麦(シラネコムギ)は好天に恵まれ収量 品質共 例年以上の様です。ひとめぼれは 葉令 草丈がここに来て進んでいる様です。去年と比べ 草丈で10cm 葉令で1葉の差が出ています。好天と深水管理で生育が進んでいる様です。このままの天候だと8月初めに出穂となるのですか?。田植を6日遅くしても変わりない様ですね。追肥の時期を考えています。低温が無く好天を祈りたいものです。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(1日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度付近に0.5℃、西経110度付近に−1℃、東経140度付近にー0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(2日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県中南部、秋田県中南部。
・草丈・根の伸長停止域:なし。
・分げつ形成停止域:なし。
・仙台管区気象台発表の1か月予報によると、1週目、2週目とも平年並か低い予報。
【研究活動】
【その他】
○7月3日(土) 早期警戒情報第11号
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れの1日となる。
・最高気温は米沢で29.8℃など46か所で夏日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(2日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度付近に0.5℃、西経110度付近に−1℃、東経140度付近にー0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(3日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県中南部、秋田県中南部。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県北部、秋田県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
・早期警戒情報第11号を作成する。
【その他】
○7月4日(日)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れの1日となる。
・最高気温は二本松で33.2℃など12カ所で真夏日、船引で29.7℃など38か所で夏日となる。最高気温は二本松で平年より8.6℃高い33.2℃など14カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(3日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は負偏差が目立つ。日本海は正偏差、日本の東は高温域がある。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(3日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度付近に0.5℃、西経110度付近に−1℃、東経140度付近にー0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(4日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県中南部、秋田県。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県北部、秋田県北部、宮城県北東部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
・「むつほまれ」が幼穂形成期となる。
【その他】
○7月5日(月)
【天気概況】
・晴れまたは曇りの1日となる。日本海の低気圧に向かって暖かく湿った風が吹き、フェーンとなり気温が上昇したところが多い。
・最高気温は阿仁合で34.2℃など20カ所で真夏日、30か所で夏日となる。最高気温は酒田で平年より9.5℃高い33.9℃など23カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(3日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度〜西経170度付近に0.5℃、西経110度〜130度付近に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(4日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県、秋田県。
・深水管理の必要な地域:青森県、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・青森県病害虫防除所から病害虫発生注意報 第1号が発表される。
【研究活動】
【その他】
○7月6日(火)
【天気概況】
・高気圧の圏内となり晴れまたは曇りの1日となる。
・最高気温は二本松で34.7℃など38カ所で真夏日、32か所で夏日となる。最高気温は久慈で平年より11.6℃高い32.3℃など49カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(6日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は負偏差が目立つ。日本海は正偏差、日本の東は高温域がある。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(4日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度〜西経170度付近に0.5℃、西経110度〜130度付近に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(6日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県、秋田県。
・深水管理の必要な地域:青森県。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・青森県から稲作生産情報第5号が発表される。
【研究活動】
・「つがるロマン」が幼穂形成期となる。
【その他】
○7月7日(水) 小暑
【天気概況】
・北部は曇り、南部は晴れまたは曇りの1日となる。
・最高気温は福島で35.9℃など48カ所で真夏日、16か所で夏日となる。最高気温は福島で平年より10℃高い35.9℃など51カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(6日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(7日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県、秋田県、青森県日本海側中南部。
・深水管理の必要な地域:青森県日本海側北部、太平洋側、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・宮城県病害虫防除所から病害虫発生予報第5号が発表される。
・宮城県病害虫防除所から病害虫発生注意報第1号が発表される。
・宮城県病害虫防除所から病害虫発生注意報第2号が発表される。
【研究活動】
【その他】
○7月8日(木)
【天気概況】
・北部は曇りまたは雨、南部は晴れまたは曇りまたは雨の1日となる。
・最高気温は喜多方で35℃など23カ所で真夏日、34か所で夏日となる。最高気温は石川、猪苗代で平年より9.4℃高い34.8℃、33.1℃など25カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(7日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度付近に1℃、西経110度〜130度付近に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(7日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:福島県、山形県、宮城県、岩手県、秋田県、青森県日本海側中南部。
・深水管理の必要な地域:青森県日本海側北部、太平洋側、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・秋田県から作況ニュース第5号が発表される。
【研究活動】
・「あきたこまち」が幼穂形成期に入るのを確認する。
【その他】
○7月9日(金)
【天気概況】
・南部は晴れまたは曇りまたはにわか雨の1日となる。
・最高気温は福島で35℃など45カ所で真夏日、21か所で夏日となる。最高気温は築舘、白石で平年より10.2℃高い34.6℃、34.2℃など45カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(8日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度付近に1℃、西経110度付近に−1.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(9日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側北部以外。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・山形県病害虫防除所から病害虫発生注意報第2号が発表される。
・宮城県から稲作情報第4号が発表される。
【研究活動】
【その他】
○7月10日(土) 早期警戒情報第12号
【天気概況】
・晴れまたは曇りで夕方より南部から雨となる。
・最高気温は福島で34.8℃など35カ所で真夏日、27か所で夏日となる。最高気温は福島で平年より8.5℃高いなど39カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(10日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖には正偏差があらわれる。日本海は正偏差、日本の東はかなりの高温域がある。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(9日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度付近に1℃、西経110度付近に−1.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(10日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
・早期警戒情報第12号を作成する。
・「めんこいな」が幼穂形成期となるを確認する。
【その他】
−−−−−−−−− 中旬 −−−−−−−−−
○7月11日(日)
【天気概況】
・雨または曇りの涼しい1日となる。
・最高気温は小名浜で29.2℃など15カ所で夏日となる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターよりメールが届く。
「 おはようございます。昨日夕方からのスコールには、びっくりしました。先週は、真夏日が有りまとまった雨はほとんど降らなかったので、中干しを終えた水田・砂漠化?した畑地には待ちに待った雨になったようです。
今年の稲は、好天に恵まれて生育が早く、幼穂がほとんどの品種で確認できる様になりました。穂肥の時期も速まりましたが、今週は予報では天候があまり良くないようですね?晴れ間を見つけて、残った作業を進めたいと思います。」
・宮城県小牛田町のモニターよりメールが届く。
「曇り空の中時々にわか雨の天気で幾分過ごし易くなりましたが昨日までは大変な暑さでした。おかげで幼穂が確認できるまでになりました。昨年は7/18で幼穂長6mmでした。近隣でも休日を利用し追肥しています。山沿いに降雨があり揚水も再開したので一応10〜15cmの水深を確保しています。先日の台風の影響で稲の葉先が痛んでいますがいもち病等は見られません。明日から大豆の追肥 2回目の中耕培土の予定です。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(10日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から160度付近に1℃、西経110度付近に−1.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(11日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・7月上旬の気象表をまとめる。気温が高く、降水量が少なかった。
【研究活動】
【その他】
○7月12日(月)
【天気概況】
・雨または曇りの涼しい1日となる。
・最高気温は紫波で平年より6.4℃低い17.7℃など14カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターよりメールが届く。
「11、12日と雨が降りカラカラの乾燥から開放されホッとしています。今年は茎数が少なめで今までの好天で葉色も落ちてきたので少し早いのですが、明日からはえぬき、ひとめぼれの穂肥えの散布に入ります。梅雨末期の大雨が無ければなかなか開けませんが、そろそろ梅雨明け情報が欲しいところです。枝豆も順調で圃場に行くと豆のいい匂いがしてきます。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(11日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(12日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
・「まなむすめ」「ひとめぼれ」「ササニシキ」「はえぬき」が幼穂形成期に入るのを確認する。
【その他】
○7月13日(火)
【天気概況】
・南部を中心に雨、北部が曇りまたは雨の涼しい1日となる。
・最高気温は三戸で平年より6.4℃低い18.8℃など14カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「いよいよ、梅雨末期の天候になってきました。嬉しいやら、心配やら,はらはらです。遅くなりましたが、生育調査結果を送ります。
12日に稲作研究会主催の現地検討会を開催しました。その結果は、亀の尾の幼穂長で3〜4mmの長さに達しており我が家の生育が少し遅れ気味なのを感じました。低温が弱くてほっとしています。明日から2回目のいもち病の航空散布が始まります。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(13日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海は正偏差、日本の東は正偏差。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(12日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(13日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、日本海側北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側、日本海側北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月14日(水) 宮城県モニター農家圃場調査
【天気概況】
・雨または曇りの涼しい1日となる。
・最高気温は千厩で平年より6.4℃低い18.7℃など16カ所で平年より5℃以上低くなる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(13日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(14日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・秋田県病害虫防除所から病害虫発生注意報第5号が発表される。
【研究活動】
・宮城県中田町、松山町、岩出山町のモニター圃場の生育調査を行う。
【その他】
○7月15日(木) 山形県モニター農家圃場調査
【天気概況】
・南部を中心に雨、北部が曇りまたは雨の1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・岩手県病害虫防除所から病害虫発生注意報第3号が発表される。
・秋田県病害虫防除所から「いもち病 緊急情報」が発表される。
・福島県病害虫防除所から病害虫発生予報第5号および病害虫発生注意報第3号が発表される。
・岩手県から農作物情報第8号が発表される。
【研究活動】
・山形県鶴岡市、最上町のモニター圃場の生育調査を行う。
【その他】
○7月16日(金)
【天気概況】
・梅雨前線の影響で、曇りまたは雨の1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(14日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(15日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・仙台管区気象台発表の1か月予報によると、1週目、2週目とも平年並の予報。
【研究活動】
【その他】
○7月17日(土) 早期警戒情報第13号
【天気概況】
・梅雨前線の影響で、雨または曇りの1日となる。大雨となったところもある。
・1日の降水量は酒田で122.5mm、長井で115.5mm、向町(最上町)で113.5mmとなった。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより大雨の様子を知らせるメールが届く。
「昨日から特に強くなってきた大雨で河川は増水し、管内では用水路の所々からあふれ出した水が、田畑に浸水しています。雨は、現在も降り続いています。最近の記憶に無いくいらい降りました。
私の水稲圃場は今のところ被害はありませんが、草地の1/3くらいに川から逆流して泥水が入っています。収穫間近の2番牧草は、浸水したところは収穫不能と思われます。
被害の全体的な大きさは、明日以降にならないと判りません。日照不足で稲体が弱ってきている事も有り、総合的な対応が必要と思われます。とにかく、天候の落ち着きを祈るばかりです。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(16日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(17日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北中部を除く全域。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側、日本海側北部、岩手県北中部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月18日(日)
【天気概況】
・梅雨前線の影響で朝は雨が残るが、その後は晴れまたは曇りとなる。
・最高気温は小名浜で平年より8.3℃高い32.8℃など11カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(17日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海は正偏差、日本の東は負偏差と正偏差。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(17日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(18日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯40度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:青森県太平洋側北部、岩手県北部を除く全域。
・深水管理の必要な地域:青森県太平洋側北部、岩手県北部。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月19日(月) 海の日
【天気概況】
・晴れまたは曇りとなるが、梅雨前線の影響で夕方より雨となる。
・最高気温は築舘で平年より5.8℃高い31.7℃など8カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(18日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(19日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月20日(火)
【天気概況】
・晴れまたは曇りとなるが、北部を中心に梅雨前線の影響で雨となる。
・最高気温は浪江で平年より7.5℃高い33.2℃など8カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(20日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海は正偏差、日本の東は負偏差と正偏差。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(19日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(20日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・青森県から稲作生産情報第6号が発表される。
・秋田県から作況ニュース第6号が発表される。
【研究活動】
【その他】
−−−−−−−−− 下旬 −−−−−−−−−
○7月21日(水)
【天気概況】
・梅雨前線が南下し、北部より晴れとなる。南部は午前中を中心に雨となる。
・最高気温は久慈で平年より9.1℃高い32.2℃など11カ所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターより生育調査結果が届く。
「おはようございます。あれからずっと雨が続いて、えだまめ、大豆とも中耕に入れず草に埋もれました。稲も穂肥えは与えたものの、毎日日も射さずの蒸し風呂状態で葉伸びしてます。関東以南の日射が羨ましいです。ところで7月20日のデータをお送りします。」
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(20日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(21日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・7月中旬の気象表をまとめる。降水量がかなり多く、日本海側で日照がかなり少ない。
【研究活動】
【その他】
○7月22日(木) 大暑 青森県現地調査
【天気概況】
・梅雨明けし、晴れの1日となる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育調査結果が届く。
「前回の調査後から10日間降りっぱなしの雨が、やっと終わりそうな予報になっています。最悪の10日間でした。梅雨明けは、来るのでしょうか?日照が少なかったのですが、気温は高かったので生育は進んだようです。ただ、連日連夜の大雨で根が弱っている所も有るようです。関東以南の好天がうらやましいのですが、今年は高温障害の心配も出てきそうですね!?ヒメノモチは、一週間前後で出穂しそうです。昨年と比べると10日以上早まりそうです。あきたこまちは、昨年同時期より1枚進んでいますが、減葉している株が多いみたいなのでヒメノモチと比べられない感じです。」
・宮城県石巻市のモニターより生育調査結果が届く。
「いよいよ、梅雨明けでしょうか?今朝は、梅雨前線が南下して、秋の空を感じさせます。幼穂もかなり大きくなってきました。7月21日付けの生育状況を送ります。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(21日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経180度から150度付近に1℃、西経110度付近に−0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(22日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯39度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・仙台管区気象台は「東北北部、南部ともに7月22日頃、梅雨明けしたと見られる」と発表。
・仙台管区気象台が3か月予報を発表する。8月、9月、10月とも平年並か高い見込み。
・宮城県病害虫防除所から病害虫発生注意報第3号が発表される。
【研究活動】
・青森県三沢市、六戸町、下田町、百石町、八戸市、岩手県山形村、久慈市の生育状況を調査する。
・いずれの地域も生育は進んでいるようだ。
【その他】
○7月23日(金)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れて暑い1日となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(22日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経170度から西経140度付近に1℃、西経110度付近に−0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(23日):海面水温が20℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・仙台管区気象台発表の1か月予報によると、1週目は高い、2週目は平年並か高い予報。
・宮城県病害虫防除所から病害虫発生予報第6号が発表される。
・秋田県病害虫防除所から病害虫発生警報第1号が発表される。
・山形県病害虫防除所から病害虫発生注意報第3号が発表される。
【研究活動】
・生育診断圃の調査を行う。
・生育診断圃の「かけはし」が出穂期に到達する。
【その他】
○7月24日(土) 早期警戒情報第14号
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れて暑い1日となる。
・小田野沢で9.5℃高い31.5℃など33か所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
・宮城県小牛田町のモニターよりメールが届く。
「23日から大豆の追肥 中耕をしています25日で終わる予定です。水稲は近隣の各圃場共 今月中の出穂が予想され生育が進み、各農家はイモチ病 稲こうじ病 カメムシ防除にと豊作を期待して、作業しています。我が家でも28日〜30日の予想で追肥 防除を予定しています。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(23日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経170度から西経140度付近に1℃、西経110度付近に−0.5℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(24日):海面水温が21℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
・早期警戒情報第14号を作成する。
・生育診断圃の「コシヒカリ」が幼穂形成期に到達する。
【その他】
○7月25日(日)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れて暑い1日となる。不安定な大気の影響で南部を中心ににわか雨となる。
・三沢で10.8℃高い35.8℃など42か所で平年より5℃以上高い。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(24日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海は正偏差、日本の東は正偏差。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(24日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経170度から西経140度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(25日):海面水温が23℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月26日(月)
【天気概況】
・高気圧に覆われるが、不安定な大気の影響でにわか雨や雷雨となる。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(24日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経170度から西経140度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(25日):海面水温が23℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
【研究活動】
【その他】
○7月27日(火)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れまたは曇りとなる。不安定な大気の影響でにわか雨の所もある。
【モニターネットワーク】
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(27日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海は正偏差、日本の東は負偏差と正偏差。日本の北部はかなりの負偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(25日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経170度から西経140度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(27日):海面水温が23℃以下の親潮は北緯36度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・東北農政局が「平成16年産水稲の生育情報(7月15日現在)」を発表する。生育状況は、草丈が「やや長い」、茎数が「やや少ない」、生育の良否は「平年並み」。
・秋田県病害虫防除所から発生予報第5号が発表される。「穂いもちは多いと予想される。出穂直前と穂揃期の防除を必ず実施し、多発ほ場では傾穂期の防除も実施する。斑点米カメムシ類はやや多いと予想されるので、茎葉散布は出穂期7〜10日後の傾穂始期とその14日後の2回必ず行う。」とのこと。
・山形県から「当面の技術対策(8月)」が発表される。
【研究活動】
・生育診断圃の「ゆめあかり」が出穂期となる。
【その他】
○7月28日(水)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れて暑くなる。
【モニターネットワーク】
・山形県最上町のモニターより生育情報が届く。
「おはようございます。最近の、真夏の太陽に日々喜んでいます。これから、直売用とうもろこし収穫の開始です。(現在4:00)早朝収穫の味来は、糖度もバッチリです。ところで7/27に、ヒメノモチ(3〜5%)・あきたこまち(0.5%)で走り穂を確認しました。日中気温が高いので、水管理(高温障害回避と根の管理)に留意して行きたいと考えています。野菜類にも、カメムシの発生が見られます。今年は、かなり多いと見ています。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(26日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経170度から西経140度付近に1℃のスポット、西経100度に−1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(28日):海面水温が23℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・青森県病害虫防除所から病害虫発生予報第5号が発表される。「穂いもちは津軽地域では多いが、南部地域では平年並、斑点米カメムシはやや多い、フタオビコヤガ、セジロウンカ、ヒメトビウンカは平年並、紋枯病、ごま葉枯病、コバネイナゴはやや少ないと予想される。」
・宮城県病害虫防除所より病害虫発生警報第1号(斑点米カメムシ類)が発表される。
【研究活動】
・生育診断圃の「むつほまれ」が出穂期となる。
【その他】
○7月29日(木)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れて暑くなる。太平洋側南部では、曇りまたはにわか雨となる。
・最高気温は三戸で平年より7.5℃高い35.9℃など15か所で平年を5℃以上上回る。
【モニターネットワーク】
・宮城県小牛田町のモニターより出穂情報が届く。
「今朝、3種混紛剤散布しました。近所では、27日『蔵の華』が出穂しました。『ひとめほれ』は昨日から出ています。我が家の出穂は今日、明日の様です。カメムシの発生が多発傾向なので、防除を予定しています。台風の影響が心配です。」
・宮城県石巻市のモニターより出穂情報が届く。
「亀の尾 ひとめぼれが走り穂してきました。このところの高温・晴天はどうしたことでしょうか?出穂後の高温障害が気になります。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(27日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(29日):海面水温が23℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下。
・いもち病蔓延可能域:全域。
・深水管理の必要な地域:なし。
・低温の程度を測る冷却量:なし。
・仙台管区気象台から「高温に関する東北地方気象情報 第1号」が発表される。「東北地方は日本海側を中心に、ここ数日気温の高い状態が続く見込み」とのこと。
・「高温に関する青森県情報 第1号」「高温に関する岩手県情報 第1号」「高温に関する秋田県情報 第1号」「高温に関する山形県情報 第1号」が発表される。
・山形県病害虫防除所から病害虫発生予報第5号が発表される。「穂いもちの発生量はやや多い予想です(7月23日付け注意報第3号を発表)。葉いもちの病斑が上位葉にみられる場合には、穂孕後期、穂揃期および穂揃期から7 日後の防除を徹底してください。斑点米カメムシ類の発生量は平年並の予想です。いねの出穂期がやや早まると予想されているため、防除時期を失しないようにしましょう。」
・岩手県から農作物技術情報 第9号が発表される。
【研究活動】
・生育診断圃の「つがるロマン」が出穂期となる。
・生育診断圃の「いわてっこ」が出穂期となる。
【その他】
○7月30日(金)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れて暑くなる。太平洋側南部では、晴れまたは曇りとなる。
・最高気温は本荘で平年より7.9℃高い36.3℃など28か所で平年を5℃以上上回る。
【モニターネットワーク】
・山形県鶴岡市のモニターより出穂情報が届く。
「熱い日が続いています。今日もかなり厳しいようです。稲の方はひとめぼれ、はえぬきとも止葉がほとんど出揃いあと10日もずれば、穂が出てくると思います。もう1枚葉が出ると思っていたのに減葉したものも多くかなり長めの止葉になりました。出穂後の受光体勢が心配です。」
【早期警戒活動】
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(28日):
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(30日):海面水温が23℃以下の親潮は北緯37度付近まで南下。
・仙台管区気象台発表の1か月予報によると、1週目は高い、2週目は平年並の見込み。特に注意を要する事項として、東北地方はここ数日気温のかなり高い状態が続く見込みが発表される。
・青森県病害虫防除所より病害虫発生注意報第2号(穂いもち)が発表される。
・福島県病害虫防除所から病害虫発生予報第6号が発表される。
【研究活動】
・出穂・開花期を迎えるこの時期にここ数日のかなり高温が続くことに警戒を促すため、1日早く早期警戒情報第15号を作成し、警戒レベルを1つ上げる。
【その他】
○7月31日(土)
【天気概況】
・高気圧に覆われ、晴れて暑くなる。
・最高気温は本荘、酒田で36.5℃となる。黒石で平年より8.6℃高い35.9℃など32か所で平年を5℃以上上回る。
【モニターネットワーク】
・宮城県松山町のモニターより出穂状況が届く。
「おはようございます。暑さが続いているので少しばてぎみです。調査圃はまだですが26日頃から、美山錦が出穂始めました。次がなぜか藏の華が早いようでひとめと続きそうです。晩期、直播き、有機栽培等の出穂の差もあまり今年はないようで困っています。カメさんが多く見かけられますので出穂違いで被害軽減を期待していました。イモチは沢沿いに発生があるようです。」
【早期警戒活動】
・米国海洋大気庁の海面水温平年偏差図(31日): エルニーニョ監視海域の海面水温は負偏差と正偏差。フィリピン沖は正偏差。日本海はかなりの正偏差、日本の東はかなりの正偏差。
・太平洋海洋環境研究所TAOアレイ(30日):エルニーニョ監視海域の海面水温は東経170度から西経130度付近に1℃のスポットがある。
・岩手県水産技術センター北日本表面水温(31日):海面水温が23℃以下の親潮は北緯38度付近まで南下。
【研究活動】
・生育診断圃の「あきたこまち」が出穂期となる。
【その他】
kanda@affrc.go.jp