NARO 農研機構 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構

水稲冷害研究チーム紹介

チーム長 鳥越 洋一

 本チームは平成7年4月17日に発足しました.東北農試の組織を横断する研究者ネットワークの活動を基本し,自由度の高い運営にねらいがあります.図1にチームの研究戦略を示しました.コアメンバーの方々にはチームの運営から研究実施まで幅広い協力をお願いしています.当面の仕事は冷害研究をさらに加速するために,プロジェクト研究を課題化し,予算を確保することです.とわいっても,前松原場長が常日頃言っておられた「研究者が生き生きと楽しんで行う研究が,東北農試を活性化する上で必要なことである」に例示されるように,自由度の高い点を利用して,長期的な視点からの活動にも重きを置きたいと考えています.
 一年が経過し,プロジェクト研究「早期警戒システムを基幹とする冷害克服型営農技術の確立」が平成8年〜12年の5カ年で実施される運びになりました.この研究に連動する形で,東北4県(宮城県主査・岩手県・山形県・福島県)のプロジェクト研究「寒冷地大規模水稲作における省力・安定生産技術」も5カ年実施されます.両プロジェクト研究は近年の異常気象に対応するため生育診断の高度化と安定生産を目標に取り組まれます.また,冷害研究の先進県青森,生育診断技術の先進県秋田県も東北農試のプロジェクトに協力,また東北農政局も現行の「東北地域水稲安定生産推進連絡協議会」で行政面から支援頂けることになりました.これで,東北地域として水稲の安定生産を目指した研究と行政の連携が確立されました.
 昨年は,予算取りに忙殺された一年でしたが,今年からは腰を据えた研究に取りかかりたいと思っています
 なお,本ホームページは試験研究に携わる方のみならず,行政・普及関係者,さらには生産者方々と情報を交換すること目的に構築しています.まだ,未熟ですが,少しずつ充実したものにしたいと思っています.
 本ホームページ構築には研究技術情報科の神田さんに多大なご支援をいただいています.また編集計画には情報資料課の田中さん,農村計画部の宮武さんにご協力をいただく予定です.
 1996年4月24日 盛岡に今遅い春が訪れようとしている.

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