1998年仙台管区気象台発表予報

2月19日発表3ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の3ヶ月予報内容をお知らせします.


○2月19日発表 3ヶ月予報(3月,4月,5月)

  1. 予想される天候
    この期間の平均気温は平年並みの可能性が大きい。降水量は平年並みの見込みです。4〜5月は一時的に寒気が入りる時期もある見込みで、晩霜の恐れもある。
    なお、向こう3か月の平均気温の予想される各階級の確率(パーセント)は次の通りです。

    東北全域 低い:20% 平年並み:50% 高い:30%

    3月:低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わる。日本海側では平年と比べ雪の日が少ない。
      気温は高い。降水量は平年並み。
    4月:低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わる。
      気温、降水量は共に平年並み。
    5月:低気圧と高気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変わるが、平年と同様に晴れの日が多い。
      気温、降水量は共に平年並み。

    <要素別予報>
    要素対象地域3月4月5月
    気温東北全域高い平年並み平年並み
    降水量東北全域平年並み平年並み平年並み
  2. 最近の天候経過
    1月:1月前半は短い周期で低気圧が通過し、その後は冬型の気圧配置となった。特に8日、15〜16日は南岸低気圧の影響で太平洋側南部を中心に大雪となった。後半は冬型の気圧配置の日が多く、日本海側を中心に雪の日が多かった。この状態は2月5日まで続いた。
    2月:2月5日以降は気圧の谷が周期的に通過し、通過後は冬型の気圧配置となった。このため、日本海側では雪の日が多く、太平洋側でも雪または雨の日があった。

  3. 中・高緯度の循環
    1月はユーラシア大陸の東岸からサハリンにかけて広く負偏差だが、日本の南海上では正偏差となっている。これは寒気の流入は北日本が中心だったことを示す。また、日本付近は等高線が込み合い、低気圧や前線の影響を受けやすかったことを示す。
    2月に入ると大陸から日本にかけて広く正偏差に覆われている。

  4. 熱帯太平洋の状況
    1月のエルニーニョ監視海域の海面水温偏差は+3.0度で12月(+3.4度)より偏差値は減少したが、大きな正偏差だった。赤道に沿った太平洋の海洋表層(海面から深度数百メートルまでの領域)では、東部の暖水層が薄くなってきている。監視海域の海水温は今のところ大きな正偏差ではあるが、今後の推移には十分注意する必要がある。

  5. 予想される大気の流れ
    向こう3か月の極東東西指数(極東域における偏西風の蛇行の指標、負の時蛇行が大きく、正の時小さい)と東方海上高度指数(負の時東海上に寒気毬南下しやすい)の予想は次の通り。
    1. 極東東西指数:8半旬周期で、低極は4月上旬と5月中下旬にある。
    2. 東方海上高度指数:2か月周期、3月高指数(西谷)、4月低指数(東谷)


 

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