2000年仙台管区気象台発表予報
4月14日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○4月14日発表 1ヶ月予報(4月15日から5月14日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:4月15日〜5月14日)>
東北地方は、この期間低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は一時寒気が入る見込みで、寒暖の変動が大きく、降霜の恐れもあります。
平均気温は平年並でしょう。
平年の晴れ日数は、東北地方で約19日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「低い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。「多い」の可能性が次に大きく、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
○4月15日(土)から4月21日(金)
期間の前半は気圧の谷や寒気の影響で曇りか雨の日が多く、山沿いを中心に雪の降る所があるでしょう。期間の後半は高気圧に覆われておおむね晴れる見込みです。
平均気温は平年並ですが、期間前半は低い日がある見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。
○4月22日(土)から4月28日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は寒気が入りやすく、降霜の恐れがあります。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。
○4月29日(土)から5月12日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は寒気が入りやすく、降霜の恐れがあります。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約9日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近の中・低緯度は日本の東海上に中心をもつ負偏差に広く東西に覆われ、バイカル湖付近からアラスカにかけての高緯度では正偏差となって、寒気の入りやすいパターン。日本付近の流れは東西流が卓越しており、天気は周期的に変化するが、低気圧の通過後には一時寒気が入る見込み。
また、カムチャッカ半島付近にはブロッキング高気圧が予想されており、これにより北日本ほど予想のバラツキが大きい。
週別(図略)でみると、期間を通して日本付近は負偏差だが、1週目が低極で、2週目以降は弱い。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、北海道を含む高緯度は東西に低圧部が広がるが、日本付近はぼやけた高圧帯。このため、基本的に天気は周期変化するが、低気圧が東海上で発達する時期がある見込み。
また、日本付近に強い降水域はかからない。
週別(図略)では、1週目に北海道の東海上の低気圧から北日本にのびる低圧部が明瞭だが、2週目以降は次第に不明瞭となる。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、予報期間中は負偏差が続き、1週目が低極となる。ただし、2週目には正偏差となるアンサンブルメンバーも有り、2週目以降バラツキが大きく信頼度は小さい。
なお最近の実況では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差より若干高めに推移している。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、前半は天気は周期的に変化し、8日に気圧の谷が通過して全般に雨となった。後半は、上空の寒気に対応した低気圧が沿海州付近に停滞し、天気は短い周期で変わった。特に、11日は盛岡で5cmの降雪があった。
さくら(ソメイヨシノ)の開花は、小名浜で4月8日(平年より1日早い)、仙台で13日(平年より1日早い)と共に平年並だった。
平均気温は、東北地方で平年差+0.5℃と平年並だった。降水量は、東北日本海側では平年比154%、東北太平洋側では平年比207%と共に多かった。日照時間は、東北日本海側では平年比112%で平年並、東北太平洋側では平年比113%で多かった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.5 | 186 | 113 |
| 東北日本海側 | +0.6 | 154 | 112 |
| 東北太平洋側 | +0.5 | 207 | 113 |
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