2000年仙台管区気象台発表予報

4月7日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○4月7日発表 1ヶ月予報(4月8日から5月7日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:4月8日〜5月7日)>
 東北地方は、この期間低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は一時寒気が入る見込みです。また、上空に寒気を伴った低気圧の影響で天気がぐずつき気温の低い時期があるでしょう。降雹や降霜のおそれもあります。
 平均気温は平年並か低いでしょう。
 平年の晴れ日数は、東北地方で約19日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「低い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。


○4月8日(土)から4月14日(金)
 明日(8日)と期間の中頃、気圧の谷の影響で天気がくずれるでしょう。その他の日は高気圧におおわれ晴れる日が多いでしょう。
 平均気温は高い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。


○4月15日(土)から4月21日(金)
 上空に寒気を伴った低気圧の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。降雹のおそれもあります。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。


○4月22日(土)から5月5日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は寒気が入りやすく、降霜のおそれもあります。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約9日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均では日本付近は東西に広く負偏差に覆われ、バイカル湖付近やアラスカでは正偏差となって寒気の入りやすいパターン。日本付近の流れは東西流が卓越しており、天気は周期的に変化するが、低気圧の通過後には一時寒気が入る見込み。
 週別(図略)でみると、期間を通して日本付近は負偏差だが、気圧の谷の軸は1週目が日本の西、2週目が日本付近、3〜4週目が日本の東にあり、2週目以降寒気が南下しやすい。

・地上気圧と降水量
 月平均でみると、西日本から大陸にかけては高気圧、北海道の北には東西に低圧部が広がる。このため、基本的には天気は周期的に変化するが、動きの遅い低気圧の影響を受け、ぐずつく時期がある見込み。
 週別(図略)では、1週目は沿海州付近、2週目は北海道の東で低気圧が明瞭。3〜4週目にはカムチャッカ半島付近の低気圧は不明瞭となる。



850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目は正偏差だが、2週目以降負偏差が続く。
 なお最近の実況では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差が負偏差の場合は2度程度高めに推移している。ただし、正偏差の場合は地上気温と850hPa気温の差はあまりない。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
  ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。



図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、天気は周期的に変化した。31日は日本海を低気圧が通過し、東北日本海側で天気が崩れた。1日は上空に寒気が入り、東北日本海側や東北北部では雨や雪となった。2〜4日は移動性高気圧に覆われ概ね晴れた。5日は本州の南岸と日本海を低気圧が進み、広い範囲で雨となった。6日は再び高気圧に覆われ概ね晴れた。
 平均気温は、東北地方で平年差+0.5℃と平年並だった。降水量は、東北日本海側では平年比52%と少なく、東北太平洋側では平年比86%と平年並だった。日照時間は、東北日本海側では平年比107%で平年並、東北太平洋側では平年比122%で多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.572116
東北日本海側+0.552107
東北太平洋側+0.486122

 
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