2000年仙台管区気象台発表予報
3月31日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○3月31日発表 1ヶ月予報(4月1日から4月31日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:4月1日〜4月31日)>
東北地方は、この期間低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は一時寒気が入り、気温の変動が大きい見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
平年の晴れ日数は、東北日本海側で約19日、東北太平洋側で約20日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
○4月1日(土)から4月7日(金)
期間の中頃に低気圧が通過し、天気がくずれるでしょう。その他の日は、寒気の影響で東北日本海側では雨か雪の日が多いですが、東北太平洋側では沿岸部を中心におおむね晴れる見込みです。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約5日です。
○4月8日(土)から4月14日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約4日です。
○4月15日(土)から4月28日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北日本海側で約9日、東北太平洋側で約9日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均では日本付近は東西に広く負偏差に覆われ、バイカル湖付近やアラスカでは正偏差となって寒気の入りやすいパターン。日本付近の流れは東西流が卓越しており、天気は周期的に変化するが、低気圧の通過後には一時寒気が入る見込み。
週別(図略)でみても、日本付近は期間をとおして負偏差に覆われる。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、西日本から大陸にかけては高気圧、カムチャッカ半島には低気圧があって南西に低圧部が広がる。このため、基本的には天気は周期的に変化するが、日本付近を通過する低気圧は発達しやすく、天気が大きく崩れる可能性がある。また、低気圧の通過後は一時寒気の南下もある見込み。また、日本付近には降水域が東西に広がり、本州南岸沿いに比較的明瞭である。
週別(図略)では、1週目、2週目とも月平均と同様な特徴を示すが、3〜4週目にはカムチャッカ半島付近の低気圧は不明瞭となる。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、3月のように負偏差が持続するのではなく、ほぼ平年並程度で変動する予想となっている。ただし、2週目以降ばらつきが大きく、信頼度は小さい。
なお最近の実況では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差が負偏差の場合は2度程度高めに推移している。ただし、正偏差の場合は地上気温と850hPa気温の差はあまりない。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
24日に北海道を発達中の低気圧が通過したため、東北地方は全般に雨となった。低気圧の通過後は強い冬型の気圧配置となり、東北日本海側や東北太平洋側の山沿いでは雪の日が続き、大雪となった所もあった。東北太平洋側の沿岸部では晴れた。27〜28日は冬型の気圧配置も緩み、高気圧に覆われて晴れたが、29日には再び日本海を低気圧が発達しながら進んだため、東北地方は全般に雨となった。30日は、宮城県で暴風が吹き荒れ被害が発生した。
平均気温は、寒暖の変動が大きかったが、東北地方で平年差0.0℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比224%と多かった。日照時間は、東北日本海側で平年比50%、東北太平洋側でも平年比82%と共に少なかった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.0 | 224 | 70 |
| 東北日本海側 | -0.1 | 215 | 50 |
| 東北太平洋側 | +0.0 | 229 | 82 |
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