2000年仙台管区気象台発表予報

3月24日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○3月24日発表 1ヶ月予報(3月25日から4月24日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:3月25日〜4月24日)>
 東北地方は、この期間低気圧と高気圧が交互に通るでしょう。低気圧の通過後は一時寒気が入り、気温の変動が大きい見込みです。天気は東北太平洋側では周期的に変化し、東北日本海側では曇りや雨又は雪の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数は、東北日本海側で約19日、東北太平洋側で約21日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「少ない」の可能性が最も大きく、その確率は40%です。次に大きい可能性は「平年並」と「多い」で、その確率はそれぞれ30%です。
東北太平洋側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。


○3月25日(土)から3月31日(金)
 期間の中頃に気圧の谷が通り、全般に天気がくずれるでしょう。その他の日は冬型の気圧配置となり、東北日本海側では雨か雪の日が多く、東北太平洋側では沿岸部を中心におおむね晴れる見込みです。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約5日です。


○4月1日(土)から4月7日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、低気圧の通過後は一時寒気がはいる見込みです。天気は東北太平洋側では周期的に変化し、東北日本海側では曇りや雨又は雪の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約5日です。


○4月8日(土)から4月21日(金)
 低気圧と高気圧が交互に通り、低気圧の通過後は一時寒気がはいる見込みです。天気は東北太平洋側では周期的に変化し、東北日本海側では曇りや雨又は雪の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約8日、東北太平洋側で約9日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均では日本付近は負偏差に覆われる。日本付近は気圧の谷となっており、天気は周期的に変化するが、一時寒気が入る見込み。
 週別(図略)でみても、日本付近は期間をとおして負偏差に覆われる。

・地上気圧と降水量
 月平均でみると、大陸には高圧部、カムチャッカ半島には低圧部がある。しかし、東北地方付近の等圧線は東西に走っており、冬型の気圧配置にはなりにくい。このため天気は周期的に変化し、気圧の谷の通過後は一時寒気の南下がある見込み。また、日本付近には降水域が東西に広がり、本州南岸沿いに比較的明瞭である。
 週別(図略)でも、月平均と同様な特徴を示す。ただ、3〜4週目の降水域は日本付近に明瞭にかかっている。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目前半を低極にその後上昇、2週目に下降するがばらつきが大きい。期間を通しての信頼度は普通程度だが、後半の信頼度は小さい。
 なお最近の実況では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差が負偏差の場合は2度程度高めに推移している。ただし、正偏差の場合は地上気温と850hPa気温の差はあまりない。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
  ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、低気圧が周期的に通過し、通過後は一時冬型の気圧配置となった。東北日本海側は雨や雪の日が多く、東北太平洋側の天気は周期的に変化した。
 平均気温は、東北地方で平年差+0.2℃と平年並。降水量は、東北日本海側では平年比142%と多く、東北太平洋側では平年比105%と平年並だった。日照時間は、東北日本海側で平年比88%と少なく、東北太平洋側でも平年比85%と少なかった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.212086
東北日本海側+0.414288
東北太平洋側+0.010585

 
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