2000年仙台管区気象台発表予報

3月17日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○3月17日発表 1ヶ月予報(3月18日から4月17日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:3月18日〜4月17日)>
 東北地方は、この期間天気は周期的に変化するでしょう。前半を中心に気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置となり、寒暖の変動が大きいでしょう。天気は平年に比べ曇りや雨または雪の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並か低いでしょう。
 平年の晴れ日数は、東北日本海側で約18日、東北太平洋側で約21日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「低い」の可能性が最も大きく、その確率はそれぞれ40%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「多い」の可能性が最も大きく、その確率は40%です。次に大きい可能性は「平年並」と「少ない」で、その確率はそれぞれ30%です。
東北太平洋側は、「平年並」か「多い」の可能性が最も大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「少ない」の可能性が最も大きく、その確率は40%です。次に大きい可能性は「平年並」と「多い」で、その確率はそれぞれ30%です。
東北太平洋側は「平年並」か「少ない」の可能性が最も大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の確率は20%と小さい。


○3月18日(土)から3月24日(金)
 19日から20日にかけてと期間の後半に気圧の谷が通過する見込みで、通過後は冬型の気圧配置になり、日本海側では雨か雪の日が多いでしょう。太平洋側では19日から20日にかけて天気がくずれるでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約5日です。


○3月25日(土)から3月31日(金)
 気圧の谷が周期的に通過し、気圧の谷の通過後は一時冬型の気圧配置になるでしょう。天気は太平洋側では周期的に変化し、日本海側では曇や雨又は雪の日が多いでしょう。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約4日、東北太平洋側で約5日です。


○4月1日(土)から4月14日(金)
 天気は周期的に変化するでしょう。東北地方は平年同様晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約9日、東北太平洋側で約9日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均では日本付近は負偏差に覆われる。気圧の谷の軸はやや東側に寄っており、天気は周期的に変化するが、一時寒気の入る時期がある見込み。週別(図略)でみても、日本付近は期間をとおして負偏差に覆われる。

・地上気圧と降水量
 月平均でみると、北日本では弱い冬型の気圧配置を示す。また、日本付近には降水域が東西に広がり、本州南岸沿いに比較的明瞭である。
 週別(図略)では、1、2週目は冬型の気圧配置がややはっきりしているが、日本の東海上に中心を持つ降水域は、北日本にまで広くかかっている。期間をとおして周期的に低気圧が通過し、1、2週目は通過後に一時寒気が入る時期がある見込み。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、期間をとおして負偏差。3週目以降バラツキは大きくなり、後半の信頼度は小さい。
 なお最近の実況では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差に比べて1度程度高めに推移している。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間12日と16日に気圧の谷が通過し、通過後は冬型の気圧配置となった。東北日本海側は雨や雪の日が多く、東北太平洋側は天気は周期的に変化した。特に16日は太平洋岸を低気圧が発達しながら通過し、東北太平洋側で大雪となった。
 平均気温は、東北地方で平年差-1.1℃で低い。降水量は、東北日本海側では平年比98%で平年並、東北太平洋側では平年比173%で平年より多かった。日照時間は、東北日本海側で平年比61%と少なく、東北太平洋側では平年比95%と平年並だった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-1.114382
東北日本海側-1.29861
東北太平洋側-1.117395

 
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