2000年仙台管区気象台発表予報
5月5日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○5月5日発表 1ヶ月予報(5月6日から6月5日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:5月6日〜6月5日)>
東北地方は、この期間低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。東北太平洋側では、一時湿った東風の影響で天気がぐずつく時期があるでしょう。寒暖の変動が大きく、降霜の恐れもあります。
平均気温は平年並でしょう。
平年の晴れ日数は、東北地方で約20日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の確率は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きくその可能性は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」の可能性が最も大きくその可能性は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の確率は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
○5月6日(土)から5月12日(金)
7日から8日にかけてと期間の終わり頃は、上空の寒気や低気圧の影響で天気の崩れるところがあるでしょう。その他の日は、日本海側では晴れますが、太平洋側では東海上からの湿った東風の影響で、曇りの日が多い見込みです。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約5日です。
○5月13日(土)から5月19日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約5日です。
○5月20日(土)から6月2日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変化するでしょう。湿った東風の影響で東北太平洋側では一時天気がぐずつく見込みです。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約8日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、日本付近の中緯度帯は日本の東海上に中心をもつ負偏差に広く覆われる。一方、極東域の高緯度帯は、カムチャッカ半島付近とバイカル湖の西に中心をもつ正偏差に覆われる。
週別(図略)でもほぼ同様の傾向を示が、3〜4週目は太平洋高気圧がやや強まり、日本の南の前線帯は北上傾向。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、日本の南から東シナ海にかけて前線帯に対応する降水域がひろがる。但し降水の中心は日本のはるか南海上。また、カムチャッカ半島の東には高気圧があり、東北太平洋側では湿った東風の影響を受ける時期がある見込み。
週別(図略)では、3〜4週目に本州南の降水域の中心が北緯30度付近まで北上する。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、予報期間1週目は平年並〜平年より高めだが、2週目以降平年より低めに経過する。ただし、1週目後半以降メンバー間のばらつきが大きくなる。
なお、最近の実況経過では、東北地方の地上気温平年差は、北日本850hPaの気温平年差が負偏差の場合は2度程度高めに推移している。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、上空に寒気を伴った低気圧の影響で東北北部を中心に曇りや雨の日が多かった。特に2〜4日にかけては大気の状態が不安定になり,各地で雷雨となった。岩手県では沿岸部を中心に記録的な大雨となり、列車の運休など交通障害が発生した。3日の日降水量は、宮古で119.5mm、大船渡で124.0mm(5月として第2位)、盛岡で76.0mm(5月として第1位)を観測した。
平均気温は、東北地方で平年差-0.5℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比257%と平年より多かった。日照時間は、東北地方で平年比67%と平年より少なかった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -0.5 | 257 | 67 |
| 東北日本海側 | -0.7 | 214 | 64 |
| 東北太平洋側 | -0.4 | 286 | 69 |
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