2000年仙台管区気象台発表予報

6月30日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○6月30日発表 1ヶ月予報(7月1日から7月30日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:7月1日〜7月30日)>
 梅雨前線の活動が不活発なため、東北地方への梅雨前線の影響は弱いでしょう。また、太平洋側を中心にオホーツク海高気圧の影響を受ける時期がある見込みです。このため、東北日本海側では平年より晴れる日が多いですが、東北太平洋側では、平年と同様に曇りの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数は、東北地方で約15日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「少ない」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
 東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「多い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
 東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。


○7月1日(土)から7月7日(金)
 明日(1日)は低気圧の影響で雨の降る所がありますが、その後は前線の活動が弱まるため、曇りまたは晴れの天気となる見込みです。
 平均気温は高い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。


○7月8日(土)から7月14日(金)
 前線の活動は不活発で、東北日本海側では晴れの日が多いですが、東北太平洋側では、オホーツク海高気圧の影響をうけるため曇りの日が多く、低温となるでしょう。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。


○7月15日(土)から7月28日(金)
 引き続き、前線の活動は不活発で、東北日本海側では晴れる日が多いですが、一時オホーツク海高気圧の影響を受け、東北太平洋側では曇りの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約7日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均でみると、日本付近の偏差はほぼ平年並。日本付近の流れは2週目以降、弱い東谷となって前線の活動は不活発となる見込み。
 オホーツク海にはオホーツク海高気圧に対応する気圧の尾根が予想されている。
 週別(図略)に見ると、太平洋高気圧の西への張り出しは弱く、オホーツク海付近の気圧の尾根は、2週目以降強まる見込み。

・地上気圧と降水量
 月平均でみると、太平洋高気圧の西への張り出しは弱く、カムチャッカ半島の南にはオホーツク海高気圧があって北日本に張り出す。梅雨前線の位置は不明瞭。だが、本州付近は相対的に低圧部。
 日本の南には強い降水域があるが、これは熱帯擾乱によるものと考えられる。東北地方には強い降水域はかからない。
 週別(図略)では、2週目以降オホーツク海高気圧が北日本に張り出す。週別でも、強い降水域が東北地方にかかることはない。2週目以降、オホーツク海高気圧が出現し、太平洋側を中心に影響を受ける時期がある見込み。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目後半から下降し平年を下回る状態で推移する。3週目後半から4週目にかけて平年並に戻る。ただ、2週目以降メンバー間のばらつきが大きくなるため、信頼度は小さい。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
 注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
   ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、日本の南岸に停滞した梅雨前線と、日本海を進む低気圧の影響で、曇りや雨の日が多かった。5月中旬から少雨の状態が続いていた東北北部では、27〜28日にまとまった降水があり、少雨の状態は解消に向かった。29日には移動性高気圧に覆われおおむね晴れた。
 仙台管区気象台は、東北北部は6月24日頃に梅雨入りしたと見られると発表した。
 平均気温は、東北日本海側で平年差+1.1℃と平年より高く、東北太平洋側で平年差+0.5℃と平年並だった。降水量は、東北日本海側で平年比131%と平年より多く、東北太平洋側で平年比78%と平年並だった。日照時間は、東北地方で平年比60%と平年より少なかった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.79960
東北日本海側+1.113162
東北太平洋側+0.57858

 
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