2000年仙台管区気象台発表予報

6月23日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○6月23日発表 1ヶ月予報(6月24日から7月23日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:6月24日〜7月23日)>
 東北地方は、前線や気圧の谷の影響を受け平年同様曇りや雨の日が多いですが、前線の活動が不活発となって晴れる日もある見込みです。また、東北太平洋側を中心にオホーツク海高気圧の影響を受け、天気のぐずつく時期があるでしょう。
 平均気温は平年並か高いでしょう。
 平年の晴れ日数は、東北地方で約13日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」か「高い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。


○6月24日(土)から6月30日(金)
 期間を通して曇りの日が多く、期間の初めと終わりは気圧の谷や前線の影響で雨が降るでしょう。
 平均気温は高い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。


○7月1日(土)から7月7日(金)
 前線の活動は不活発ですが、オホーツク海高気圧の影響を受け東北太平洋側を中心に平年同様曇りや雨の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。


○7月8日(土)から7月21日(金)
 前線や低気圧の影響を受け、平年同様曇りや雨の日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北地方で約6日です。

<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
 月平均でみると、日本付近は正偏差、南東海上は負偏差で太平洋高気圧は平年に比べ西で強く東で弱い。
 オホーツク海にはオホーツク海高気圧に対応する気圧の尾根が予想されているが、これは1週目に予想される気圧の尾根が強いためである。
 週別(図略)に見ると、太平洋高気圧は1〜3週目にかけて月平均と同様西で強く東で弱いが、4週目には東で強まる。一方、オホーツク海高気圧は1週目をピークに3週目にかけて弱まる。日本付近の流れは2週目に弱い東谷となって前線の活動は不活発となる見込み。
・地上気圧と降水量
 月平均でみると、日本の南には太平洋高気圧が張り出し、カムチャッカ半島の南にはオホーツク海高気圧があって北日本に張り出す。このため、本州付近は相対的に低圧部となっている。
 降水域は、前線に対応して本州付近に延びるが、平年に比べ少ない傾向。
 週別(図略)では、2週目にかけては月平均と同様に、本州付近は低圧部で前線対応の降水域が東西に伸びるが、量的には弱まる。一方、オホーツク海高気圧は北日本に張り出す。3〜4週目はオホーツク海高気圧もはっきりせず、太平洋高気圧の西への張り出しも弱まる。


850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
 北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、1週目が高極で2週目以降は平年並か平年より若干高めで推移する。ただ、2週目以降メンバー間のばらつきが大きくなるため、信頼度は普通程度。

北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
  ・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。


図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報

最近1週間の天候の経過
 この期間、梅雨前線は日本の南岸から南海上にあって、東北地方に影響したのは17日のみだった。このため、東北地方は高気圧に覆われ晴れて暑い日が多く、降水はほとんどなかった。
 なお、東北北部では5月半ばから少雨傾向が続いており、19日に「東北北部の少雨に関する東北地方気象情報第1号」を発表した。
 平均気温は、東北地方で平年差+3.0℃と平年より高かった。降水量は、東北地方で平年比1%と平年より少なかった。日照時間は、東北地方で平年比162%と平年より多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+3.01162
東北日本海側+2.70140
東北太平洋側+3.21176

 
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