2000年仙台管区気象台発表予報
6月16日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○6月16日発表 1ヶ月予報(6月17日から7月16日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:6月17日〜7月16日)>
東北地方は、前半は梅雨前線の影響でぐずつく時期がありますが、後半は梅雨前線の活動が弱く、天気は周期的に変わるでしょう。平年に比べ晴れの日が多い見込みです。
平均気温は高いでしょう。
平年の晴れ日数は、東北地方で約13日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「高い」の可能性が最も大きく、その確率は60%です。次に大きい確率は「平年並」で、その確率は30%です。「低い」の可能性は10%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
○6月17日(土)から6月23日(金)
東北北部は天気は周期的に変わるでしょう。東北南部は、前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。
○6月24日(土)から6月30日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変わるでしょう。平年に比べ晴れる日が多いでしょう。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。
○7月1日(土)から7月14日(金)
低気圧と高気圧が交互に通り、天気は周期的に変わるでしょう。平年に比べ晴れる日が多いでしょう。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約5日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、極東域は広く正偏差で、東北地方は東海上に中心を持つ強い正偏差に覆われる。シベリア付近は負偏差で、オホーツク高気圧の発生は予想されていない。また日本の南にある太平洋高気圧も平年より強い。
週別(図略)では、1週目は北海道からサハリン付近は負偏差、東北以南は正偏差。2週目は日本の南で太平洋高気圧が西に勢力を強めるが、北日本は弱い西谷。3〜4週目には、日本の南の太平洋高気圧の勢力は弱まるが、日本付近は弱い気圧の尾根となり前線の活動は弱い見込み。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、日本の南には太平洋高気圧が張り出している。一方、中国東北区は低圧部となっている。
降水域は、梅雨前線に対応した本州南岸沿いと沿海州からバイカル湖方面に伸びるものがある。
週別(図略)では、1週目は日本の南岸に梅雨前線対応の降水域が東西に伸びるが、東北地方にまとまったものはかからない。2週目は太平洋高気圧が西へ勢力を強める。降水の中心は本州南岸だが、降水域は東北地方まで北上する。3〜4週目は、日本の東海上に中心を持つ高気圧の軸が本州の南岸沿いに伸び、日本付近の前線活動は不活発。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、平年並か平年より高めで推移する。メンバー間のばらつきは小さく信頼度は大きい。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、東北南部は梅雨前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多かった。東北北部は9日と14日は低気圧の影響で雨となったが、その他の日は概ね晴れた。
なお、東北北部では5月中旬頃から少雨傾向が続いている。
平均気温は、東北北部で平年差-0.6℃と平年並、東北南部で平年差-1.1℃と平年より低かった。降水量は、東北北部で平年比63%と平年並、東北南部で平年比275%と平年より多かった。日照時間は、東北北部で平年比74%、東北南部で平年比31%とともに平年より少なかった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -0.9 | 162 | 53 |
| 東北日本海側 | -0.8 | 134 | 64 |
| 東北太平洋側 | -0.9 | 181 | 46 |
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