2000年仙台管区気象台発表予報
6月9日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○6月9日発表 1ヶ月予報(6月10日から7月9日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:6月10日〜7月9日)>
東北地方は、前半は、前線や低気圧の影響を受ける時期があり、天気のぐずつく日があるでしょう。後半は、前線や低気圧の影響をうけ、曇りや雨の日が多くなる見込みです。
平均気温は高いでしょう。
平年の晴れ日数は、東北地方で約14日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「高い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「平年並」で、その確率は40%です。「低い」の可能性は10%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
○6月10日(土)から6月16日(金)
期間の初めに、気圧の谷や前線の影響で天気のくずれる所があるでしょう。その後は、おおむね晴れますが、にわか雨の降る所がある見込みです。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。
○6月17日(土)から6月23日(金)
前線や低気圧の影響を受ける時期があり、天気のぐずつく日がある見込みです。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約3日です。
○6月24日(土)から7月7日(金)
梅雨前線や低気圧の影響で平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約6日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均でみると、極東域は広く正偏差で、東北地方は東海上に中心を持つ強い正偏差に覆われる。上空の流れは、朝鮮半島付近に気圧の谷がある西谷で、南から暖かく湿った空気が入りやすく、日本の南にある太平洋高気圧も平年より強い。
週別(図略)では、1週目は月平均と同様に西谷傾向、2週目は日本の南の太平洋高気圧が西へ張り出すため、西谷が弱まり、前線の活動が弱まる見込み。3〜4週目には、再び西谷傾向となり、前線の活動が活発となる見込み。
・地上気圧と降水量
月平均でみると、日本の南には太平洋高気圧がひろく張り出している。一方、中国東北区からアリューシャン列島付近にかけて低圧部となっている。
降水域は、梅雨前線に対応した本州南岸沿いと沿海州からバイカル湖方面に伸びるものがある。
週別(図略)では、1週目は日本の南岸に梅雨前線対応の降水域が東西に伸びるが、東北地方にまとまったものはかからない。2週目は太平洋高気圧が西へ勢力を強めるため、前線の活動は弱まる見込みで、華南から本州にかけて弱い降水域が広がる。3〜4週目は、前線の活動が活発となり、日本の南岸沿いのまとまった降水域が東北南部にかかる。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると、現在が低極だが平年並で、2週目には高極となり、その後は平年並で推移する見込み。2週目以降はメンバー間のばらつきは大きくなり信頼度は小さいが、変化傾向はおおむね揃っている。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
この期間、東北地方は高気圧に覆われ晴れる日が多かったが、3〜4日には上空に一時寒気が入って、にわか雨や雷雨となるところもあった。8日は、気圧の谷の接近で曇りとなるところが多かった。なお、5月中旬頃から各地で少雨傾向が続いている。
平均気温は、東北地方で平年差+0.7℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比3%と平年より少なかった。日照時間は、東北地方で平年比136%と平年より多かった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.7 | 3 | 136 |
| 東北日本海側 | +0.3 | 1 | 115 |
| 東北太平洋側 | +0.9 | 4 | 149 |
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