2000年仙台管区気象台発表予報
8月11日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○8月11日発表 1ヶ月予報(8月12日から9月11日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:8月12日〜9月11日)>
この期間、はじめ台風の影響で天気がぐずつきますが、高気圧に覆われて平年同様晴れの日が多い見込みです。期間の後半には、低気圧や前線の影響を受ける時期があるでしょう。
平均気温は高いでしょう。
平年の晴れ日数は、東北地方で約17日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「高い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「平年並」で、その確率は40%です。「低い」の可能性は10%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。東北太平洋側は「多い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「平年並」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
○8月12日(土)から8月18日(金)
13日から期間の中頃にかけて、台風第9号の影響で天気のくずれるれる所があるでしょう。その他の日は高気圧に覆われておおむね晴れる見込みです。 なお、台風第9号が日本の南海上にあって北上しています。今後の台風の動きに留意してください。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。
○8月19日(土)から8月25日(金)
高気圧に覆われ晴れる日もありますが、上空の寒気の影響で天気のぐずつく時期があるでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。
○8月26日(土)から9月8日(金)
天気は周期的に変化するでしょう。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約7日です。
<予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)>
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、日本付近は正偏差に覆われる。夏型の安定した晴天をもたらす亜熱帯高気圧は本州南岸まで張り出すが、中国東北区は気圧の谷となっており、北日本は上空の寒気や低気圧の影響を受ける見込み。
週別(図略)に見ると、日本付近は1週目負偏差となるが、2週目以降は正偏差に覆われる。また、亜熱帯高気圧は2週目に一時強まって東北南部まで張り出すが、3〜4週目は月平均と同程度となる。また、3〜4週目は等高度線の混んだ部分が北日本まで南下する見込みで、低気圧や前線の影響を受けやすく、天気は周期変化となる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、太平洋高気圧は日本のはるか東海上から日本付近に張り出すが、北日本では北海道の北東海上の高気圧にも覆われる。降水域は日本付近を広く覆うが、まとまった降水域は日本の南海上から北東にのびており、台風第9号に対応するものと考えられる。
週別(図略)では、1〜2週目は北海道の北東海上に高気圧の中心があって、東北地方は北から高気圧に覆われる。また、1週目は台風第9号の北上が予想されており、今後の台風の動向には注意が必要である。3週目以降は、太平洋高気圧が日本付近に張り出すが、北日本から東海上にはまとまった降水域があって、前線や低気圧の影響を受ける時期がある。
850haの気温偏差の実況と各アンサンブルメンバーの予想
北日本850hPaの気温平年差は、アンサンブルメンバーの平均でみると1週目は平年並。その後上昇して平年並〜高めで推移する。ただし、メンバー間のばらつきが大きく信頼度は小さい。また、850hPaの気温に比べ地上気温が1℃程度高めに経過する傾向が続いている。
北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予想縦軸:気温偏差(℃)、横軸:日付発表日以降の細線は各アンサンブルメンバーの予想値、太線は平均値。
注)・資料の内容を他の要素により修正して予報を組み立てることがあります。
・850hPaの気温は、地上の気温と必ずしも対応しないことがあります。

図 北日本850hPa高度(上空約1500m)での気温偏差の実況と予報
最近1週間の天候の経過
東北地方は、引き続き太平洋高気圧に覆われ晴れて暑い日が多かった。このため、8月4日に「高温に関する東北地方気象情報第2号」を発表した。
また、この期間は上空に強い寒気が入っていた影響で大気の状態が非常に不安定だった。このため、各地で雷雨が多発し、短時間の大雨や降ひょう、落雷によりJRの一時運休や農作物被害、停電等の被害が発生した。
平均気温は、東北地方で平年差+0.9℃と平年並だった。降水量は、東北北部で平年比25%と平年より少なく、東北南部で平年比99%と平年並だった。日照時間は、東北地方で平年比88%と平年並だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | +0.9 | 60 | 88 |
| 東北日本海側 | +0.9 | 54 | 93 |
| 東北太平洋側 | +0.9 | 63 | 84 |
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