2000年仙台管区気象台発表予報
10月20日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○10月20日発表 1ヶ月予報(10月21日から11月20日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:10月21日〜11月20日)>
天気は数日の周期で変化するでしょう。低気圧の通過後は、一時冬型の気圧配置となる見込みです。
平均気温は平年並か高いでしょう。
平年の晴れ日数は、東北地方で約18日です。
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」または「高い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
○10月21日(土)から10月27日(金)
期間の前半は高気圧に覆われ晴れる日が多いでしょう。気圧の谷が通過する期間の中頃に天気が崩れるところがある見込みです。気圧の谷の通過後は、寒気の影響で日本海側では曇りや雨の降る日がある見込みです。
平均気温は高い見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。
○10月28日(土)から11月3日(金)
天気は数日の周期で変化するでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約4日です。
○11月4日(土)から11月17日(金)
天気は数日の周期で変化するでしょう。低気圧の通過後は、一時冬型の気圧配置となる見込みです。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数は東北地方で約8日です。
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、オホーツク海と西日本に中心を持つ正偏差に覆われる。上空を流れる偏西風は東西流が卓越しており、天気は周期的に変化する。
週別(図略)は、1週目は本州付近は正偏差で東西流が卓越する。2週目は、西谷傾向で東北南部を中心に日本の南岸の前線の影響を受ける可能性もある。3〜4週目には日本の北で気圧の谷が深まり、東北北部を中心に寒気の影響を受ける時期がある見込み。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、大陸から張り出した高気圧が東北地方にまでかかる。東海上を中心とした降水域が東日本までかかる。
週別(図略)では、1週目は月平均とほぼ同様な場で、東北地方には、大陸から日本の東海上にのびる弱い降水域がかかる。2週目は日本付近は高圧部となるが、関東付近は気圧の谷となっており、日本の南岸にまとまった凝結域があり、日本全域に弱い降水域がかかる。3〜4週目は、月平均とほぼ同様な場で、東北地方に弱い降水域がかかる。
・北日本850hPa気温平年差の時系列
アンサンブルメンバーの平均は、2週目前半まで平年を下回り、前半はおおむねどのメンバーも同様の変化が予想される。2週目後半からは平年並となるが、全体的にばらつきは大きい。
なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が1〜2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
週別の気温は、1週目は「平年並」、2週目は「平年並」、3〜4週目は「平年並」を予想している。1週目は週間予報資料から「高い」とする。2週目以降ばらつきが大きく、後半の信頼度は低下する。

最近1週間の天候の経過
この期間、天気は周期的に変化した。14日の朝には東北地方を低気圧が通過し、広い範囲で弱い雨となった。15日は日本の北を低気圧が通過し、その影響で北部の一部で雨となった。また、17日夜から18日朝にかけて東北地方を寒冷前線が通過し、東北日本海側と東北北部で雨となった。そのほかの日は高気圧に覆われおおむね晴れた。
18日の寒冷前線の通過後は寒気が南下し、この秋一番の冷え込みとなった。19日には盛岡で初氷、若松で初霜を観測した。
平均気温は、東北北部で平年差-1.0℃と平年より低く、東北南部で平年差+0.3と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比19%と平年より少なかった。日照時間は、東北北部で平年比119%と平年より多く、東北南部で平年比109%と平年並だった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -0.4 | 19 | 114 |
| 東北日本海側 | -0.5 | 40 | 123 |
| 東北太平洋側 | -0.3 | 4 | 108 |
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