2000年仙台管区気象台発表予報

11月17日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○11月17日発表 1ヶ月予報(11月18日から12月17日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:11月18日〜12月17日)>
 前半は、天気は周期的に変化するでしょう。低気圧の通過後は冬型の気圧配置となり、寒気が入る見込みです。後半は、平年同様に冬型の気圧配置となるでしょう。このため、東北日本海側は平年同様曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約8日、東北太平洋側で約19日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「高い」で、その確率は30%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい確率は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北地方は「平年並」か「少ない」の可能性が最も大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。


○11月18日(土)から11月24日(金)
 気圧の谷が20日から21日にかけて通り、天気がくずれる見込みです。その他の日は冬型の気圧配置となり、日本海側では雨や雪の降るところが多く、太平洋側ではおおむね晴れる見込みです。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。


○11月25日(土)から12月1日(金)
 天気は数日の周期で変化するでしょう。低気圧の通過後は冬型の気圧配置となる見込みです。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。

○12月2日(土)から12月17日(金)
 冬型の気圧配置となる日が多いでしょう。平年同様、東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約9日です。


予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、北海道はアリューシャンに中心を持つ負偏差に覆われている。本州以南は日本の南にある太平洋高気圧の勢力が強く正偏差となっている。東北地方も弱い正偏差域。このため、強い寒気は南下しにくく、寒気の南下があっても長続きしないと考える。
 週別(図略)でも、東北地方は正偏差が続くが、2週目には日本海に寒気が南下し西谷傾向が強まる。3〜4週目は月平均同様日本の東海上が負偏差域となり、東北地方は平年同様冬型の気圧配置となる見込み。


・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、大陸から関東付近にかけ高気圧が張り出し、ベーリング海では低気圧が発達している。
 まとまった降水域は日本の東海上だが、日本海にも冬型による降水域が予想される。
 週別(図略)では、1〜2週目は周期変化が基調となる。3〜4週目は月平均と同様に冬型の気圧配置がはっきりする。


・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、1週目に急激に下降してその後再び上昇して、平年並をやや下回る状態で経過する。ただし、2週目以降はばらつきが大きい。
 なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が1〜2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目は「低い」、2週目は「低い」、3〜4週目は「平年並」を予想している。しかし、これまで予測結果が低温を予想しても低温とならないことが多く、1〜2週目は平年並とする。またアンサンブルメンバー間のばらつきが大きく信頼度は小さい。


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果

最近1週間の天候の経過
 この期間、気圧の谷が短い周期で通過した。気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置となり、東北日本海側では曇りや雨の日が多かった。東北太平洋側では天気は周期的に変化した。また、東北北部では寒気の影響で気温の低い日が多かった。
 冬型の気圧配置となった11〜12日には、各地で初雪・初氷などを観測した。11日には、青森・深浦・八戸・盛岡で初雪を観測した。12日には、八戸・宮古・大船渡で初氷、石巻で初霜をそれぞれ観測した。また、10日には若松で初氷、14日には秋田で初霜を観測した。
 平均気温は、東北地方で平年差-0.6℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比29%と平年より少なかった。日照時間は、東北北部で平年比59%と平年より少なく、東北南部で平年比94%と平年並だった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-0.62977
東北日本海側-0.64465
東北太平洋側-0.62083

 
GotoHome Prev Next Return Opinion
reigai@tnaes.affrc.go.jp