2000年仙台管区気象台発表予報

11月24日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○11月24日発表 1ヶ月予報(11月25日から12月24日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:11月25日〜12月24日)>
 天気はおおむね周期的に変化し、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となって寒気が入る見込みです。冬型の気圧配置が強まる時期はありますが、平年と同様に東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約7日、東北太平洋側で約19日です。


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。


○11月25日(土)から12月1日(金)
 気圧の谷が27日と29日頃に通り、天気のくずれる所があるでしょう。気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置に変わり、東北日本海側ではしぐれますが、東北太平洋側ではおおむね晴れる見込みです。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。


○12月2日(土)から12月8日(金)
 冬型の気圧配置が強まる時期があるでしょう。平年と同様に東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数は東北日本海側で約2日、東北太平洋側で約4日です。


○12月9日(土)から12月22日(金)
 冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。平年と同様に東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。  平均気温は平年並の見込みです。  平年の晴れ日数は東北日本海側で約3日、東北太平洋側で約9日です。

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、関東以北はアリューシャンに中心を持つ負偏差に覆われる。ただし、日本の南にある太平洋高気圧の勢力は平年より強く、正偏差となっている。このため、日本付近の偏西風は東西流が卓越しており、寒気の南下があっても長続きしないと考える。
 週別(図略)では、2週目に日本付近が負偏差となって寒気が南下しやすいが、3〜4週目は正偏差に変わる。


・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、大陸から西日本にかけ高気圧が張り出し、ベーリング海では低気圧が発達して、東北地方は冬型の気圧配置となっている。
 まとまった降水域は日本の東海上だが、日本海にも冬型による降水域が予想される。
 週別(図略)では、2週目に冬型の気圧配置が強まるが、3〜4週目は冬型の気圧配置が弱まる。


・北日本850hPa気温平年差の時系列
週目まで低い状態が続くが、その後上昇して平年並となる。ただし、2週目以降はばらつきが大きい。
 なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が1〜2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目「平年並」、2週目「低い」、3〜4週目「平年並」を予想している。これまでは低く予想しすぎる傾向があり、全体的に予想は割り引いて考えるが、週別の気温は変更しない。また、アンサンブルメンバー間のばらつきは大きく、信頼度は小さい。


東北地方地域平均気温平年差の実況と卵ェ結果

最近1週間の天候の経過
 この期間、17日には日本の南岸と日本海を、20日には日本海を低気圧が発達しながら通過し、各地でまとまった雨となった。低気圧の通過後は冬型の気圧配置が強まり、東北日本海側では雨または雪となる日が多く、東北太平洋側でも曇りの日が多かった。
 冬型の気圧配置となった18日は秋田・宮古・大船渡・酒田・山形・仙台・若松で初雪を観測した。また、19日は深浦・秋田・石巻で初氷、20日は深浦で初霜、23日は酒田・仙台・福島で初氷、福島で初霜をそれぞれ観測した。
 平均気温は、東北北部で平年差-1.4℃と低く、東北南部で平年差-0.9℃と平年並だった。降水量は、東北地方で平年比201%と多かった。日照時間は、東北地方で平年比76%と少なかった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-1.120176
東北日本海側-1.015075
東北太平洋側-1.223676

 
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