2000年仙台管区気象台発表予報

12月1日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○12月1日発表 1ヶ月予報(12月2日から1月1日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:12月2日〜1月1日)>
 低気圧と高気圧が交互に通過し、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となって寒気が入る見込みです。2週目にかけて冬型の気圧配置が強まる時期はありますが、長続きはしないでしょう。平年と同様に東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は平年並でしょう。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約7日、東北太平洋側約19日


<概 要>
[気  温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「高い」で、その確率は30%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可能性は20%と小さい。


○12月2日(土)から12月8日(金)
 気圧の谷が明後日(3日)と5日頃に通り、気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置になるでしょう。東北日本海側では雪か雨の日が多く、荒れた天気となる日があるでしょう。東北太平洋側では、沿岸部を中心におおむね晴れる見込みです。
 平均気温は低い見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約4日


○12月9日(土)から12月15日(金)
 冬型の気圧配置が強まる時期がありますが、長続きしないでしょう。平年と同様に東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約4日


○12月16日(土)から12月29日(金)
 冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。平年に比べ東北日本海側では曇りや雨または雪の日が少なく、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。  平均気温は高い見込みです。  平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約9日

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、北日本から日本の東海上はアラスカ付近を中心とする負偏差に覆われる。一方、中国大陸から東日本にかけては正偏差となっている。日本付近の偏西風は東西流が卓越しており、寒気の南下があっても長続きせず、周期変化が基調となる。
 週別(図略)では、1週目に日本付近負偏差となって寒気が南下しやすいが、2週目以降は極付近に寒気が蓄積され、寒気の南下は長続きしない見込み。


・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、中国大陸から東日本にかけ高気圧が張り出し、ベーリング海では低気圧が発達して、東北地方は冬型の気圧配置となっている。
 まとまった降水域は日本の東海上だが、日本海にも冬型に伴う降水域が予想される。
 週別(図略)では、2週目にかけて東北地方は冬型の気圧配置が続くが、3〜4週目は冬型の気圧配置が緩む。また、2週目は日本付近広く降水域に覆われる。


・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、2週目まで低い状態が続くが、次第に上昇して平年を上回る。ただし、2週目以降はばらつきが大きい。
 なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が1〜2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目「低い」、2週目「低い」、3〜4週目「平年並」を予測している。1週目は週間予報資料を考慮し「低い」とする。また、これまで実況に比べて低目に予測しており、2週目以降は予測を高い方に修正して2週目「平年並」、3〜4週目「高い」とする。アンサンブルメンバー間のばらつきは大きく、信頼度は小さい。


東北地方地域平均気温平年差の実況と卵ェ結果

最近1週間の天候の経過
 この期間、前線や低気圧と高気圧が交互に通り、23日、26〜27日、30日の前線や低気圧の通過後は冬型の気圧配置となった。また、30日は東北日本海側で雷を伴うところもあった。このため、東北日本海側は曇りで雨または雪となる日もあったが、東北太平洋側は晴れの日が多かった。
 冬型の気圧配置となった28日は福島で初雪を観測し、高気圧に覆われ放射冷却で冷え込んだ29日は小名浜で初霜、初氷を観測した。
 平均気温は、東北地方で平年差+0.5℃と平年並だった。降水量は、東北北部で平年比29%と少なく、東北南部で平年比36%と平年並だった。日照時間は、東北日本海側で平年比104%と平年並、東北太平洋側で平年比115%と多かった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域+0.532111
東北日本海側+0.338104
東北太平洋側+0.629115

 
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