2000年仙台管区気象台発表予報
12月8日発表1ヶ月予報
本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.
○12月8日発表 1ヶ月予報(12月9日から1月8日)
向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。
<予想される天候の特徴(予報期間:12月9日〜1月8日)>
低気圧と高気圧が交互に通過し、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となって寒気が入る見込みです。2週目にかけて冬型の気圧配置が強まる時期はありますが、長続きはしないでしょう。平年と同様に東北日本海側は曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側は晴れの日が多い見込みです。
平均気温は平年並でしょう。
平年の晴れ日数:東北日本海側約6日、東北太平洋側約18日
<概 要>
[気 温]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「低い」で、その確率は30%です。「高い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北地方は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
○12月9日(土)から12月15日(金)
気圧の谷が明後日(10日)通過した後、冬型の気圧配置になる日が多く東北日本海側では雪か雨の日が多いでしょう。東北太平洋側では、沿岸部を中心に晴れる見込みです。期間の中頃には冬型の気圧配置が強まって荒れた天気になり、降雪量の多くなるところがあるでしょう。
平均気温は低い見込みです。
平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約4日
○12月16日(土)から12月22日(金)
冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。平年に比べ東北日本海側では曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約5日
○12月23日(土)から1月5日(金)
冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。平年と同様に東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
平均気温は平年並の見込みです。
平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約8日
予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
月平均で見ると、極付近は正偏差で大陸北部から日本の東海上にかけて負偏差域が広がり、日本付近は東北地方までこの負偏差に覆われる。日本付近の偏西風は東西流が卓越しており、周期変化が基調だが、時々は寒気の影響を受ける見込み。
週別(図略)では、1週目に関東まで負偏差に覆われ寒気が南下し易い。2週目も東北地方はまだ負偏差だが次第に正偏差域が広がり、3〜4週目には日本付近広く正偏差に覆われる。
・地上気圧と降水量
月平均で見ると、中国大陸に高気圧があり、西日本に張り出す。一方、ベーリング海では低気圧が発達して、東北地方は冬型の気圧配置となっている。まとまった降水域は日本の東海上だが、日本海にも冬型に伴う降水域が予想される。
週別(図略)では、1週目は低気圧が発達して冬型の気圧配置が強まるが、2週目以降は次第に冬型の気圧配置が緩む。また、3〜4週目は低気圧の影響で降水域が日本付近に広がる。
・北日本850hPa気温平年差の時系列
アンサンブルメンバーの平均は、2週目にかけて低い状態が続くが、次第に平年並まで昇温する。ただし、2週目後半からはばらつきが大きい。
なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が1〜2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)
東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
週別の気温は、1週目「低い」、2週目「低い」、3〜4週目「平年並」を予測している。1週目は週間予報資料を考慮し「低い」とする。また、2週目以降は北日本850hPa気温平年差の時系列を参考に予測を高い方に修正して、2週目、3〜4週目共「平年並」とする。アンサンブルメンバー間のばらつきは大きく、信頼度は小さい。

最近1週間の天候の経過
この期間、前線や低気圧と高気圧が交互に通り、前線や低気圧の通過後は冬型の気圧配置となった。このため、東北日本海側は曇りで雪または雨となる日が多かったが、東北太平洋側は晴れの日が多かった。特に、5〜6日にかけて一時的に強い冬型の気圧配置となり、東北日本海側や東北北部では大荒れとなった。
平均気温は、東北地方で平年差-1.8℃と平年より低かった。降水量は、東北地方で平年比58%と平年並だった。日照時間は、東北北部で平年比108%と平年並、東北南部で平年比131%と多かった。
| | 気温偏差(℃) | 降水量(%) | 日照時間(%) |
| 東北全域 | -1.8 | 58 | 120 |
| 東北日本海側 | -1.4 | 91 | 125 |
| 東北太平洋側 | -2.0 | 36 | 116 |
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