2000年仙台管区気象台発表予報

12月15日発表1ヶ月予報


 本情報は仙台管区気象台発表の1ヶ月予報内容をお知らせします.


○12月15日発表 1ヶ月予報(12月16日から1月15日)

向こう1ヶ月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各階級の確率(%)。

向こう1か月の気温、降水量、日照時間、降雪量の各等級の確率(%)

注)気温・降水量・日照時間は低い・平年並み・高い(少ない・平年並み・多い)の3階級で予報されます。階級幅は、平年値(1961年から90年)における各階級の出現頻度が30%対40%対30%となるように決める。

<予想される天候の特徴(予報期間:12月16日〜1月15日)>
 冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。東北日本海側は平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。
 平均気温は高いでしょう。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約6日、東北太平洋側約18日


<概 要>
[気  温]:東北地方は「高い」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「平年並」で、その確率は30%です。「低い」の可能性は20%と小さい。
[降 水 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可性は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「少ない」で、その確率は30%です。「多い」の可能性は20%と小さい。
[日照時間]:東北日本海側は「平年並」か「多い」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
東北太平洋側は「平年並」の可能性が最も大きく、その確率は50%です。次に大きい可能性は「多い」で、その確率は30%です。「少ない」の可能性は20%と小さい。
[降 雪 量]:東北日本海側は「平年並」か「少ない」の可能性が大きく、その確率はそれぞれ40%です。「多い」の可性は20%と小さい。


○12月16日(土)から12月22日(金)
 気圧の谷が周期的に通り、気圧の谷の通過後は冬型の気圧配置となるでしょう。東北日本海側では雪か雨の日が多いでしょう。東北太平洋側では、期間の中頃天気の崩れるところがありますが、その他の日は沿岸部を中心に概ね晴れる見込みです。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約1日、東北太平洋側約5日


○12月23日(土)から12月29日(金)
 冬型の気圧配置は長続きしないでしょう。平年と同様に東北日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、東北太平洋側では晴れの日が多いでしょう。
 平均気温は平年並の見込みです。
 平年の晴れ日数:東北日本海側約2日、東北太平洋側約4日


○12月30日(土)から1月12日(金)
 冬型の気圧配置は長続きせず、気圧の谷が周期的に通過するでしょう。東北日本海側では平年に比べ曇りや雪または雨の日が少なく、東北太平洋側では平年と同様に晴れの日が多いでしょう。  平均気温は高い見込みです。  平年の晴れ日数:東北日本海側約3日、東北太平洋側約9日

予想される天候に関する循環場の特徴(アンサンブル平均天気図)
・500hPa高度・偏差
 月平均で見ると、極付近は負偏差。日本付近は北海道までこの負偏差に覆われるが、東北以南は広く正偏差域が広がる。日本付近の偏西風は東西流が卓越しており、周期変化が基調だが、時々は寒気の影響を受ける見込み。
 週別(図略)では、1週目は東北北部まで負偏差に覆われ寒気が南下し易い。2週目以降は、北海道まで正偏差域が広がり、寒気が南下しにくい。


・地上気圧と降水量
 月平均で見ると、中国大陸に高気圧があり、西日本に張り出す。一方、ベーリング海では低気圧が発達して、東北地方は冬型の気圧配置となっている。まとまった降水域は日本の東海上だが、日本海にも冬型に伴う降水域が予想される。
 週別(図略)では、北日本の冬型の気圧配置は1週目が最も強く、低気圧の通過後強い寒気が南下しやすい。2週目以降は冬型の気圧配置は弱く、寒気は南下しにくい。


・北日本850hPa気温平年差の時系列
 アンサンブルメンバーの平均は、1週目は平年より低いが、2週目以降はほぼ平年並で推移する。ただし、2週目からはばらつきがやや大きくなる。
 なお、最近は850hPaの気温よりも地上気温が1〜2℃程高めになる傾向が続いている。(次ページ東北地方地域平均気温平年差図参照)


東北地方地域平均気温平年差の実況と予測結果
 週別の気温は、1週目「低い」、2週目「低い」、3〜4週目「平年並〜高め」を予測している。1週目は週間予報資料を考慮し「平年並」とする。また、2週目以降は北日本850hPa気温平年差の時系列を参考に予測を高い方に修正して、2週目は「平年並」、3〜4週目は「高い」とする。アンサンブルメンバー間のばらつきは2週目にやや大きくなるが、多くのメンバーは後半高温傾向を示唆しており、信頼度は大きい。


東北地方地域平均気温平年差の実況と卵ェ結果

最近1週間の天候の経過
 この期間、前線や気圧の谷が周期的に通過し、11〜13日は冬型の気圧配置が続いた。このため、東北日本海側は曇りや雪または雨の日が続き、東北太平洋側では天気は周期的に変化した。
 11〜12日は冬型の気圧配置が強まり強い寒気が南下したため、東北太平洋側でも雪となり、東北各地で大雪や暴風となった。特に12日は東北自動車道などでふぶきにより衝突事故が多発した。
 平均気温は、東北北部で平年差-1.5℃と平年より低く、東北南部で-0.9℃と平年並だった。降水量は、東北日本海側で109%、東北太平洋側で47%でともに平年並だった。日照時間は、東北日本海側で66%と平年より少なく、東北太平洋側で95%と平年並だった。


 気温偏差(℃)降水量(%)日照時間(%)
東北全域-1.27284
東北日本海側-1.310966
東北太平洋側-1.14795

 
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